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人気絶頂の漫談家・綾小路きみまろが、ついに「ネタ帳」を公開!テープやCD、本でお馴染みの爆笑フレーズを、“1ページひとネタ”で一挙収録。「私は自分よりブスな女に笑われたら、リンパ腺が腫れます」「若いころは痩せていたのに力があった。今は太っているのに力がない」「きれいな方ばっかりです、口紅が」…どこから読んでも楽しめる、お得感満点の「笑いの貯金箱」。
きみまろのネタ本。
1ページに大きい字で書いてあって、テンポ良くページをめくってしまう。
「あれから40年」というお約束のフレーズもあり、楽しめる。
哲学的なネタもあった。
「クヨクヨすることないです。人間の死亡率は100%です。」
深い。
星3つ。
10分ぐらいで読める。
日本は本当に格差社会?常識のウソを大検証
日本は本当に格差社会なのか? 本当に少子化国家なのか? 元NHK「週刊こどもニュース」の池上彰が、新聞、テレビから伝えられる「ニッポンの常識」を最新データをもとに診断。世界の国々と比較することで、「日本はこんな国」と漠然と信じてきた「常識」が、劇的に覆ります。項目は、「日本人は貯蓄好き?」「女性の社会進出は進んでいない?」「郵政民営化は先進国では常識?」など「30題」。池上彰が○×形式で平易、そして明快に解説します。目から鱗になること請け合い。これがほんとの「ニッポンのかたち」!
面白かった。
常識と思っていたことが、実は常識でもなんでもなくて、認識を間違っていただけというのが多かった。
難しい問題を分かりやすく説明するのは、とても難しいことだ。しかし、この本はとてもわかりやすく説明している。恐れ入った。
日本が「大きな政府」であるということを、こんなに分かりやすく書いた本は無いんじゃないかな。 こうゆう数字で見ると、「小さい政府」に見える。けど、別の数字を使ったり他国と比較したりすると「大きな政府」であることがよくわかる。
また、税金等の「国民負担率」も先進諸国と比較しても、大きくはないというのは、驚いた。
「格差社会」や「貿易大国」というのも、自分が持っている誤った常識だった。
そうは言うものの、気をつけなければならないのは”数字”を鵜呑みにしてはいけないことだろう。それはこの本にも言えることだけど。
誰かが言っていた。「数字は嘘をつかない。嘘つきが数字を利用するのだ。」
星5つ。
色々なことを考えさせられる、良書だと思う。
ミリオンセラー第二弾!!5分間で余分なものをそぎ落とす方法60!!心もカラダも生活もぜい肉をはぎ取ってみましょう。
前作の「キッパリ!」は未読だが、未読でも面白く読めた。内容は最近読んだ「もう一度「捨てる!」技術/辰巳 渚」に似ている。
一つ一つが短くまとめられていて、読みやすい。そして、4こま漫画やイラストがホンワカとした空気をかもし出しているので、「やってみようかな」という気になる。
この本にもあったけど、以下を整理してみようかな。
ビデオテープ・・・ここ1年近くはビデオを観ていない。ので、観ていないビデオテープは処分する。
服・・・ここ1年袖を通していない服は思い切って捨てる。
CD・・・聴かないCDは思い切って捨てる。
けど、いつやろうか。。。週末にでもやろうか。って、先延ばしにするとやらないか?
星4つ。
良いキッカケになしようっと。立ち読みだけでもエッセンスはつかめると思うよ。
Windows Vistaが昨日の1/30(火)に発売された。購入のために、深夜から並んだ人もいたみたいだね。
そんあVistaについて、思ったことをダラダラと書く。
我が家においては、Vistaをインストールできる高スペックのPCが無いので見送っている。
「今さら、OS入れ替えてどうすんのよ?今はWebの時代でしょ。Webだよ、Web。」と、知った顔で言うものの、やっぱりどんなものか触ってみたいのが新しいもの好きな自分の本音だ。ビックカメラあたりで触ってみようかな。
「いいこと」その1。
かっこいい。
やっぱ、Aeroのユーザインターフェイスってかっこいいじゃん。映画「マイノリティ・リポート」みたいな感じだし。3Dでさー、グイングインとWindowを切り替えられるのよ。
「いいこと」その2。
時代にキャッチアップしている満足感みたな感じ。
Vistaを使っているというと、時代の波に乗っているって感じがするでしょ。「俺、Vista使ってるよ。え?まだ使ってないの?」的なちょっとした優越感に浸れるかも。
続いて、Vistaでこれまでと何が変わるか。
うーん。
「今までできなかったことが、Vistaでできるようになりました」と、インパクトの大きいのが無い。Aeroという見た目の変化はあるけど。
Web以外でPCを使う用途として何があるか考えると、表計算、ワープロ、年賀状作成、CD焼き、DVD作成、、、ナドナド。どれも今のOSを使い続けてもできることばかり。
この業界にいてWindows3.1から使っている立場からすると、Vistaは内部構造が違っているというのが大きいのだけど、それはコンシューマに訴求する要素にならないもの。
シングルバイナリだとか、内部文字コードが変更になったとか、カーネルモードとユーザモードがどうだとか言われてもね。ピンとこないよ。
OSが安定して落ちることが少なくなって、セキュリティが向上したっていのが、Vistaになって変わったことかな。でも、こういうことってOSとして最も大事なことだと考えているので、それをアピールポイントにするのもどうかなとは思う。
ただ、今は導入に懐疑的な状況だけど、これが1年も経たないうちにVistaの普及率は高くなると思う。
これから、発売されるパソコンはVista搭載を売りにするだろうし、せっかくパソコンを新しく購入しようと考えているユーザがわざわざ古いOSを選択するとは思えないから。
1969年春、横浜の高校で悲惨な事件が起きた。入学して間もない男子生徒が、同級生に首を切り落とされ、殺害されたのだ。「28年前の酒鬼薔薇事件」である。
10年に及ぶ取材の結果、著者は驚くべき事実を発掘する。殺された少年の母は、事件から1年半をほとんど布団の中で過ごし、事件を含めたすべての記憶を失っていた。そして犯人はその後、大きな事務所を経営する弁護士になっていたのである。
これまでの少年犯罪ルポに一線を画する、新大宅賞作家の衝撃ノンフィクション。
1969年に起きた事件について、事件後の被害者からの視点で書いているルポ。本屋で平積みにされていたので、読んでみた。
途中までこの本がフィクションなのか、ノンフィクションなのかわからなかったので、"あとがき"を先に読んでから読み進めた。前提の知識が無いと読めないというのはツラい。
amazonの書評を読むと、好意的なものが多いのに驚いた。自分は、なぜそんなに好意的に受け取るのか不思議だったのだ。
著者が伝えたかったのは、被害者の人権が守られていない。加害者は手厚い保護を受けて弁護士になっているにもかかわらず、被害者の家族は今も苦しんでいるということだろう。
とはいいながらも、被害者の家族が抱えている負の部分をこうやって書籍にして公開していいのかと、疑問を持ちながら読んだ。
さらに、被害者側の立場からの記述が多いので、被害者の立場を擁護するような偏った記述が多いのではないかとも感じた。
星3つ。
この本を読んで色々なことを考えるのもいいと思う。
意識的にせよ無意識的にせよ、商品の価値にどれだけの費用を払うべきか天秤にかけた結果で、「値ごろ感」の有無は生じる。本書はその「値ごろ感」が生み出される仕組みを解き明かし、さらには、ベストセラーがベストセラーたる理由、衝動買いやついで買いをさせられてしまう仕掛けなども豊富な事例とともに解説する。買い手も売り手も必読の経済心理学入門である。
いわゆる「値ごろ感」について、どうしてそれを感じるかとか、具体的なサービスを例に挙げて説明している本。
書いてあるのは「あー、あるね。そんな感じのサービス。」のようなネタが多い。
しかし、それだけだと感じてしまった。
「だから、何が言いたいの?」というのが、分からずじまいだった。
星2つ。
面白そうなところを流し読みして終了。
売れるはずがないと言われた、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」大ヒットの舞台裏 を伊藤ジョニー信吾が語る。
男前ものづくり論。
その他、「ジョニー」と「男前」だけじゃない、こんなにあった男前豆腐店の商品 ラインナップ。
この豆腐「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」って食べたことある?かなりうまいのよ。値段は高いのだけど、我が家では、たまにこの豆腐を購入しておいしく食べている。
去年(2006年)の夏ぐらいに産業廃棄物の処理違反で書類送検されたとあったので、ちょっと気になっていた会社だ。
一連の男前豆腐シリーズの開発ストーリーがとても軽いタッチで書かれていて、とても面白く読めた。
この人は、職人とか経営者というよりはプロデューサーっぽい仕事をするんだなーと思った。自分の中の評価、自分の感性にマッチしたものを、強い信念を持って作り上げていく気持ちが素晴らしいと感じた。ここまでやらないと、ブランドは確立されないのだろう。
男前豆腐店のホームページを見たことがあるのだが、「わかりにくいページだなー。フラッシュ使いすぎだよ。」なんて思っていたのだが、これも意図したことだったんだ。
気になった記述。
・豆腐屋ジョニーが常に隠れて改良を重ねていることについて。
「ひとつの味を守り抜く考え方と、どんどん変えていく考え方があるとすれば、うちの企業風土は後者にしたくて。何年後のジョニーが今とはまったく違う食べ物に進化しているのが理想です。」
進化や変化を志向する企業は強いと思う。
・「妄想こそ、想像の原点」
これは3章の章タイトルになっている。これは良い言葉だ。妄想というとちょっと自虐的だけど、まさに妄想が原点なんだな。
星4つ。
なぜ、ソバ屋の出前が減り、牛乳の宅配が伸びているのか?商品開発、流通見通し、「評判」のつくり方、売れてるモノの背景がわかります。
日本のデリバリービジネスって、こんなにまで多種多様で浸透しているんだ。とても興味深く読んだ。
ソバやピザから始まり、ソムリエやカーテン、イベントのデリバリーまで。ほんとに色々なものが届けられる。
「おそうじ宅配便」は、女性が多く活用するサービスだというのは、この本にも書いてあった。
独り暮らしの男性の需要はとても少ないようだ。男は部屋がいくら汚くても気にしない人が多いからではないかと分析していた。確かに、言われてみればそうだな。
また、家事代行というのもある。これは掃除だけでなく、家事全般をやってくれるサービス。男性の人気No,1は「洗濯」なのだそうだ。洗って干すまではいいのだけど、たたむのが面倒だという男性が多いみたい。
自分の独り暮らしの時は、ずーっと家に干っぱなしで、たたむことはなかった。服を着るとき初めて、洗濯干しから服をはずす、というやり方だったから。週末にまとめて洗濯すして、部屋に洗濯物を吊るしっぱなし。週末になるにつれて、吊るされている洗濯物が減っていった。
また、これはよい情報だと思ったのは、「ベリーカード」というサービス。ネットで電報を送るというのがその内容なのだが、文字数を多く使えて、NTT東西の料金より安いのだ。
NTTの電報は25文字で660円。一般的な台紙1500円を追加すると計2160円。対して、ベリーカードは300文字で台紙込みで1200円。300文字あれば、いわゆる電報の画一的になりがちなメッセージではなく、オリジナリティの高い心のこもったメッセージを送れるようになる。絵文字なんかも使えるしね(^^
そんな本書のデリバリー事情に触れて、自分なりに考えてみた。どこかに、ニッチがあるんじゃないかと。
で、考えたのは「メイド・デリバリー」。メイドがデリバリーされて、家に帰るとほんとうに「おかえりなさいませ。ご主人様」と言ってくれるようなサービス。
一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたりするような、いわゆる癒しを提供するサービス。今流行のひざまくらしながら耳かきなんていうのも、やってあげる。
どうだろう?既に誰かが同じようなことを考えていて、実際に提供しているサービスだったりするのかな?
星4つ。
丁寧な取材だと思った。
日経コミュニケーションの最新号である1月15日号の特集は「社内コミュニケーション活性化の起爆剤 企業内ブログ/SNSの威力」だ。
上の写真は電車の中で読もうと、会社でコピーしてきたもの。コピーなので白黒。
弊社で導入されているSNSについても記事として掲載されていた。
この記事によると、弊社では活発に情報交換がされているとのことだった。成功事例的に写真付きで掲載されているのにビックリした。
この社内SNSなんてしばらく、ログインすらしていなかった。やばいのかなー。全然気にならなかったよ。
以前、こんな記事「社員1.0なんだな~と感じる(2006/06/21)」を書いた。記事を書いたのは2006年の6月なので、約半年前だ。
この記事を書いた頃と比較しても、いまだに自分の感覚は変わっていない。
自分を否定して自分自身を変化させていかなければならないとは思いつつも、どうも会社のSNSには記事を書けないのだ。
『パイロットフィッシュ』の作家が贈る、静謐でナイーブなエッセイ集。
駅やコンビニ、飲み屋などに誰もが好きなときに利用できる“自由な傘”を置いておく理想的な共有のシステムを夢見た若い青年……。ベストセラー『パイロットフィッシュ』へと通じる静かな思索の日々。
タイトルに惹かれて手にとった本。タイトルからは経済や経営的な内容を想像したんだけど、違っていた。
内容はいろんな雑誌に掲載されたエッセーをまとめたものだった。
フランスを旅していた頃のエッセーが面白かった。自分の行ったことのある、パリやニースのことが書いてあった。自分の行った街のことが書いてあると、興味を持ってしまう。
エッセーで、パリではタバコをよくねだられたと書いてあった。それで、思い出した。
自分もよく「タバコ持ってるか?」とか、「火貸してくれ」とパリっ子に言われたよ。あれは、パリという街ではよくある風景なんだな。
そして、ニース。
ほんと、この街の海は青い。それは強烈な印象として残っている。
さらに、この街で観たシャガールは、ニースの海と同じくらい強烈だった。
また、ヨーロッパをぐるっと周りたい。今なら通貨がユーロの統一されているので、動きやすいんだろうな。
星2つ。
旅行のエッセー以外は流し読み。
「捨てた!」のに、またいらない物を溜め込んだ暮らしになっていませんか。捨ててすっきりしても、なぜ物が溜まるのでしょう。それは、捨てるときには物と真剣に向かいあうけれど、日々の暮らしではちゃんと向き合っていないから。本当の「捨てる技術」とは、瞬間的に張り切って捨てることではなく、日常的な行為であり、「メンテナンス」という発想こそが、この日常的な実践なのです。
かなり前に著者の別タイトル『「捨てる!」技術』を読んだことがある。その本が自分にとっては衝撃的で、今回もそれを期待したんだが、、、。
この本のベースにあるのは、『「捨てる!」技術』に書かれている内容だ。なので、それほど目新しさは感じなかった。ベースにメンテナンスと言う考えがあるぐらいと受け取った。
ただ、大掃除というのを年末にまとめて一気にやるのではなく、計画的に少しずつやろうという提案には賛同する。
不燃ゴミ等を出す日を頭に入れて、この週末はこれを捨てるものとそうでないものに分けようというような計画を立てるのは良い考えだと思う。また、掃除に対してそれほど気合を入れるのではなく、楽しみながら掃除をやるというのも重要な要素だろう。
星3つ。
自分はというと、パソコン部屋にあるレコード、CD、本を処分しようと思うのだった。オークションをまた始めるか。
パソコン机用の椅子を変更したいんだよなー。なぜか、変な風に曲がってしまっているから。。。
また、居間のテレビ周辺にDVDが溜まりつつある。全く観ることのなくなったVHSのビデオテープを処分したいな。
正直、これほどまでに騒ぎが大きくなるとは思ってなかった。
そんな中、こんな記事が。
→納豆関連株が売り優勢、ねつ造放送問題を懸念
この騒動によって、儲かった人、損した人がいろいろといるんだろう。
色々と考えてしまった。
最近は不二家も話題が沸騰中。
これも、どうも騒ぎすぎのような気がするのだが。
こういうのって、一気に炎上して、一気に忘れ去られる。
いわゆる、「祭り」の状態になる。
ネガティブキャンペーンに乗っからないように、「多面的に観なきゃいけない」との自戒をこめて書いてみた。
なぜ、90キロのボールが打てないのか? 子どもの頃から「エースで4番」が当たり前のプロ野球界にあって、常に2番手投手だった著者が、日本一、アジア一、そして世界一の栄冠を勝ち取れた理由とは。常識を覆す投球論。
WBCでも活躍した渡辺選手の本。本人が書いたような体なんだけど、そうなのかな?それなら、この文章力は素晴らしいと思う。
現役の投手が、よくここまで書いたなというのが率直な感想。
この本を書くことによって、相手チームに分析されて打たれしまう可能性はあるだろう。しかし、それを上回るほど自分を進化させようという思いがあるのだろう。
とても、冷静に自分を分析しているのだ。変化させていきたいという課題とピッチングでの問題点を客観的に把握して、自分のやりたいようにやるという芯の強さみたいなのも見える。
「自分はプロ選手としてやっていける器ではない」と意識しているのが渡辺選手の強いところだと思う。本の中でも出てくるが、様々な人から教えてもらったりして、自己研鑽を欠かさないんだ。
「体を捻らない」という、ナンバ歩きに似た体の使い方を意識して実践しているのも興味深かった。
星4つ。
野球が好きな人にも、そうでない人にもお勧め。
Windows Vistaが一般消費者向けに発売される。(企業向けは11月末にリリース済み)
テレビでCM流したり、新聞で広告打ったりしてるし、マイクロソフトも気合が入っているなーと他人事ながら感じている。
そんなマイクロソフトの気合とは裏腹に、世間はあまり盛り上がっていないなーというのが感想。
これでもシステム屋を生業としているので、vistaで変更された文字コード問題(自分の名前が表示できなくなる? - JIS X 0213:2004 問題)等は知識としては押さえているつもりだけど、仕事で直接関わりのないところでは「インストールしたいぜぃ!」っていう意気込みというのは個人的には今のところ存在しない。
「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 」 でいうところの「あちら側」のサービスが充実していきているから、今更OSを変更しようとは思わないんだよね。
居間に常設しているノートパソコンはもう5,6年も前のものでOSはWindows2000だし。家で使うソフトってブラウザぐらい。
新しいOSのVistaよりは、どちらかというと、appleのiPodとかiTVとかiPhoneの方が欲しい。
Vistaじゃなきゃできないことって、現在のところ無いんだよなー。
もちろん、新しいモノ好きな俺なので、Vistaがあれば嬉しいけど。Vistaを入れるためには、ハードを全て変更しなければならない。
なんて、強がりを含めて書いてみた。
幸せな女子、まっとうな大人のレディーになるためには、どうすればいいのでしょうか。リリー先生が親身になって指導いたします。すべての女の子と、彼女たちの生態を深く理解したい人々のための人間教則本。女の子はいつもこんなことをかんがえている。
本屋大賞をとったり、ドラマ化されたりした「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」を書いたリリーの作品。エッセーだ。
この本はとても下品だ。しかし、俺は好き。電車の中で読んでて、笑って肩が揺れてしまった。
ルー大柴のようなEnglishが入っていて、女性器の名前がポンポンと出てくる。文章のテンポが良い。
下ネタ交えて面白おかしく書いてあるけど、言っていることはいたってまとも。例えば「人は見かけで判断する」とか「気の効いたセリフを言うべし」とか「言葉で思考するから、正しい言葉を使う」とか。
星4つ。
テレビで観るリリーに近い。下品が好きならオススメ。
記事タイトルのことを思った。それは、以下の記事を読んで。
・mixiの携帯電話向けサービス「mixiモバイル」、1日で1億PVを突破
・モバゲータウンが1日2億PVを達成--モバイルではmixiの2倍に
1日で1億PVとか2億PVとか、「ハンパねぇよ。」(by トータルテンボス)
mixiは携帯でのユーザ招待機能を追加してから、一気にユーザが伸びて1日1億PV、モバゲータウンは携帯に特化したサービスで1日2億PVだ。
みんなはどうかわからないけど、自分にしては大きな驚きなのよ。
だって、携帯だよ。あんなに画面が小さいのに。
文字なんてとても入力しづらいじゃん。ひらがなの「お」を入力するのに「1」のキーを5回も押さなきゃいけないんだよ。
パソコン前提で考えている自分に対して、生まれたときインターネットが身近で、携帯電話を持っている世代では感覚が違うんだろう。
mixiのユーザ構成で10代が15.2%なんだけど、この10代のユーザは増えていくだろうなー。
まぁ、そんなこという自分も携帯でmixiを見るけど、mixiで日記を書く気にはならない。それがジェネレーションギャップなのだろう。
サービスを考える時は携帯を意識することが必要だろう。そして、携帯が身近な若い世代は、俺が考え付かないようなサービスをどんどん生み出していくんだろうな。
あらゆる場面でかつてないほど文章力が求められる現代は、プロとアマの壁を越え、誰でも文章で稼げる時代。文章力を磨くことは、最もローリスクでハイリターンな自己投資だ。本書では毎月の締切50本のほか、有料メルマガ、ネット通販と、「書いて稼ぐ」を極めた著者が、そのノウハウを全公開。トラブルを招かないメール文、上司を説得する企画書、インパクトのあるエッセイ、読者を中毒にするブログetc.努力不要の文章講座。
「稼ぐ」というのではなくて、ブログに書く文章が少しでも上手になるヒントがあればと思って手に取った本。
あまり参考にならなかったなーというのが実感。
テクニック的には「文末で連続した結語は避けよう」とかあったけど、自分が求めているのではなかった。
それよりも、傲慢な文体が鼻についてしまって、そっちの方が気になってしまった。
また、論理の飛躍も多かったと思う。例えば、119ページ。ある方のメールマガジンの有料化に反対する読者について、クレジットカード課金が嫌だっていうのは「セキュリティ面から嫌っていうのはナンセンスだ」みたいな書き方だった。
うーん。どこにもセキュリティ面から反対しているなんていう意見があったと書いてはいなかったんだけど。俺の読み方が浅いのかもしれないが。
そして後書き。この本のタイトル「すぐに稼げる文章術」はエグいタイトルといい、このタイトルは編集者が最後まで押し通したものだなんて逃げ口上。一応、「責任から逃げるようでいけませんが」の記述はあったが。
星1つ。
好きな人は好きなんだろうけど、自分には合わなかった。
企業やホテル等で実際に起きたトラブル事例を取り上げ、それらに対する上手な対処方法を、お詫びの姿勢、言葉の選択、相手の気持ちを思いやる行為・言葉を中心に解説。お客様を“納得させる”正しいお詫びの作法がここにある!
お詫びって難しい。年齢を重ねてしまうと、過ちを犯してもついつい言い訳したりすることが多い。
謝り方の作法のようなものを例を挙げながら示してあり、それなりに参考になったかな。理解できたのは、心の底から謝ることが大事であり、自分の責任として過ちに対処することが大事あること。
それよりも深く感じたのは、謝罪の方法は定型化されないということ。臨機応変が大事。相手が何を望んでいるのかを見抜くのが重要だということだ。
続に言う「空気を読む」能力が必要なんだろう。さらに著者が言っていたのは「空気を操る」能力だ。この能力を持っている人は、「お詫びの達人」と言えるのだろう。
そうは思わなかったこととして、なんでも話す前に「すみません」というクッション言葉をつけるお店が良いと書いてあったことだ。俺は「すみません」を連呼するお店は嫌なんだけどな。それは自分だけなのかもしれない。
星3つ。
1時間あれば読める。
良い試合だった。33−26で関東学院の勝利。
終始ボールを支配していた関東学院が勝利。No.8のサイドアタックが見ていて面白かった。
関東学院の監督の最後の言葉がかっこよかった。日本選手権に向けてというアナウンサーに対して、「打倒サントリーで行きましょう!」の力強い言葉。サントリーは昨年までの早稲田の監督だ。
早稲田も最後の最後では集中力を見せて意地のトライを見せたのだが。残念だった。
個人的には早稲田が圧倒的に有利だと思っていたんだけど、ラグビーはやってみないとわからないな。
関東学院が接点で勝っている。
早稲田がどうしてもマイボーにできない。完全に関東学院ペース。
しかし関東学院もバックスでミスが目立つ。
後半20分を超えてからの展開がどうなるか見もの。
国立競技場は風が強いみたい。風上に立った関東学院が21−12とリードで前半終了。
早稲田はラインアウトがとれない。これが影響してペースをつかめていない。
早稲田の監督がユースケサンタマリアに見える。
暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。愛していながらなぜずれてしまったのか。現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!他一篇収録。
芥川賞を受賞した作品だ。
比喩が独特だった。明るい文体ながらも、離婚に至る過程がちょっと怖く描かれていたと思う。ボタンの掛け違いみたいなのからの展開が面白かった。
芥川賞受賞作の特徴なのかもしれないが、物語に余韻を持たせて終わるのが多い。そして、この作品もそうなのだ。その続きを知りたいんだよ。続きを書いてくれ、そこで終わったらイカんだろう。と思うんだ。
トータル1時間もあれば読めるので、ちょっとした空き時間に読むのがいいだろう。
星3つ。
日本に皇室があることで何が守られているのだろうか?天皇を「キング」や「エンペラー」と訳すのはなぜ間違っているのか?ヨーロッパ文化にも造詣の深い著者が、この国に皇室があることの意味を明快につづる。
「篠沢教授に3000点」のクイズダービーでお馴染み。篠沢教授が書いた本だ。
思った以上に読みやすかった。タイトルから想像すると、とっつきにくそうなんだが、わかりやすく書いている。
皇室や天皇を、歴史的な観点から冷静に書かれている。好印象を持って読んだ。
歴史の観方としては「いわゆるA級戦犯」を書いた小林よしのりと似ていると感じた。
興味深かった記述。
・天皇を現人神と定義しているものを、英語にLiving Godと訳した。日本では多神教であり、対して西洋ではGodは唯一の神、汎神教的感覚を理解していなかった当時の占領軍は勘違いをした。戦前の日本人は天皇を現人神と言っていたが、神とは思っていなかった。
・明治以来の天皇は、勝手気ままに政策決定はできなかった。「内閣の輔弼」のみ。これは今の「内閣の助言」と同じ。(←小林よしのりと同じ歴史の見方。)
・「元首」の意味。統帥権も統治権も持っている戦前の天皇というのを元首とイメージしてしまっている。しかし、元首は国際的に見れば各国様々だ。ドイツやイタリア、英国と同じように、政治権限の無い大統領や君主も「元首」でありえる。
前半は面白かったのでちゃんと読んだけど、後半はそれほどでもなく流し読み。
星3つ。後半も面白かったら、星4つだったかも。
皇室を考えるには良質な本だと思う。