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なぜ、ソバ屋の出前が減り、牛乳の宅配が伸びているのか?商品開発、流通見通し、「評判」のつくり方、売れてるモノの背景がわかります。
日本のデリバリービジネスって、こんなにまで多種多様で浸透しているんだ。とても興味深く読んだ。
ソバやピザから始まり、ソムリエやカーテン、イベントのデリバリーまで。ほんとに色々なものが届けられる。
「おそうじ宅配便」は、女性が多く活用するサービスだというのは、この本にも書いてあった。
独り暮らしの男性の需要はとても少ないようだ。男は部屋がいくら汚くても気にしない人が多いからではないかと分析していた。確かに、言われてみればそうだな。
また、家事代行というのもある。これは掃除だけでなく、家事全般をやってくれるサービス。男性の人気No,1は「洗濯」なのだそうだ。洗って干すまではいいのだけど、たたむのが面倒だという男性が多いみたい。
自分の独り暮らしの時は、ずーっと家に干っぱなしで、たたむことはなかった。服を着るとき初めて、洗濯干しから服をはずす、というやり方だったから。週末にまとめて洗濯すして、部屋に洗濯物を吊るしっぱなし。週末になるにつれて、吊るされている洗濯物が減っていった。
また、これはよい情報だと思ったのは、「ベリーカード」というサービス。ネットで電報を送るというのがその内容なのだが、文字数を多く使えて、NTT東西の料金より安いのだ。
NTTの電報は25文字で660円。一般的な台紙1500円を追加すると計2160円。対して、ベリーカードは300文字で台紙込みで1200円。300文字あれば、いわゆる電報の画一的になりがちなメッセージではなく、オリジナリティの高い心のこもったメッセージを送れるようになる。絵文字なんかも使えるしね(^^
そんな本書のデリバリー事情に触れて、自分なりに考えてみた。どこかに、ニッチがあるんじゃないかと。
で、考えたのは「メイド・デリバリー」。メイドがデリバリーされて、家に帰るとほんとうに「おかえりなさいませ。ご主人様」と言ってくれるようなサービス。
一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたりするような、いわゆる癒しを提供するサービス。今流行のひざまくらしながら耳かきなんていうのも、やってあげる。
どうだろう?既に誰かが同じようなことを考えていて、実際に提供しているサービスだったりするのかな?
星4つ。
丁寧な取材だと思った。