読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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なぜ、90キロのボールが打てないのか? 子どもの頃から「エースで4番」が当たり前のプロ野球界にあって、常に2番手投手だった著者が、日本一、アジア一、そして世界一の栄冠を勝ち取れた理由とは。常識を覆す投球論。
WBCでも活躍した渡辺選手の本。本人が書いたような体なんだけど、そうなのかな?それなら、この文章力は素晴らしいと思う。
現役の投手が、よくここまで書いたなというのが率直な感想。
この本を書くことによって、相手チームに分析されて打たれしまう可能性はあるだろう。しかし、それを上回るほど自分を進化させようという思いがあるのだろう。
とても、冷静に自分を分析しているのだ。変化させていきたいという課題とピッチングでの問題点を客観的に把握して、自分のやりたいようにやるという芯の強さみたいなのも見える。
「自分はプロ選手としてやっていける器ではない」と意識しているのが渡辺選手の強いところだと思う。本の中でも出てくるが、様々な人から教えてもらったりして、自己研鑽を欠かさないんだ。
「体を捻らない」という、ナンバ歩きに似た体の使い方を意識して実践しているのも興味深かった。
星4つ。
野球が好きな人にも、そうでない人にもお勧め。
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