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人は、どのような状況、言葉にだまされるのか。テレビで活躍する丸山弁護士が、豊富な実例を通じて、だまされやすい人の特徴、その行動や心理から、だまされないための交渉術まで、くわしく教える。
著者は24時間のマラソンを走って、参院選にも出馬した丸山弁護士だ。あれ?当選したんだっけ??
人はどのような状況で騙されるのかとか、どのような心理状態に陥るとだめなのかというのを、弁護士の視点から解説するのだろうと予想しながら読んだ。
だが、その予想は大きく外れた。
タイトルの勝利なのかどうなのかは分からないけど、書いてあることは違う。
確かに、騙される人の共通的なことも少しは書いてある。「お人よし」とか「自分は頭がいいと思い込んでいる人」とか。
でも、それぐらいなんだよな。
特に、女性が騙すような記述も1つの章で長々と書いてあるのだけど、そういうのは男女の機微なんじゃないだろうか。今までごちそうした食事代やプレゼント代を分かれたから返して欲しいとか、そういうのは「恋のから騒ぎ」で十分だと感じた。
クラブのホステスが男性客に対して、うまくとりいりながら色々なプレゼントをもらうとかっていうのも、騙す要素だとは思うけど、そういう遊びだと知らない男性が悪いのだと思うけど。
後は、裁判事例やその裁判を和解で解決したとか、その交渉ポイントはなんだったかとかが書いてある。これも騙す人の共通点とは違うよ。
タイトル先行で読んでいったので、どうもタイトルからのツジツマが合わないのが気になった。
星2つ。