[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
妊娠、恋愛、プロポーズ…女はいつも何かを待っている。中央線沿線の「マチ」を舞台に、小さな変化を「待つ」ヒロインたちの8つの物語。
なんとかマチのように、最後にマチが付く短編が8つある。
著者の作品を読んだのはこれが初めて。女性の心理描写を描き方がすごい。冷静に、そして緻密に主人公の内面を表現していると感じた。
だけど、ストーリー展開がイマイチなんだよね。
一番最初におさめられている「コドモマチ」がそうだった。「これから、どんな展開になっていくのか?」と期待に胸を膨らませて読んでいると、「え?で、何が言いたかったの?」という終わり方。
2つめの編は違うだろうと思って、次におさめられている「ヤルキマチ」を読んだが、同様の感想だった。
これ以降もそうだろうなと思い、読むのを断念。
星1つ。
こういう展開が好きな人もいるんだろうけど、自分には合わなかった。
出会いがあっても「次」に進めない、誘えば断られる、恋人ができても不倫…、とりあえずマンション買っちゃった!「私の男運は最悪」と嘆く女性たちを、実例をもとにタイプ別リポート。誰もが陥りやすい欠点が一目でわかるチェックリストつき。悪運を断ち切って、幸せをつかむ開運のヒントがいっぱい。
特徴的な人物をピックアップしているとはいえ、とても興味深く読めた。よくある「ダメな女」をチャカしているようなものではない。著者が様々な女性を冷静に分析し、ちゃんとした言葉で書いてあるのに好感を持てる。
1章「男運を生かせない女たち」にある「ピンポイントを狙いすぎる女」の記述。確かに、出会いって「思わぬところ」でって多いから。一本釣りを狙うよりも、大きな網ですくっていった方が収穫が大きいよなー。そういうピンポイントを狙う女性って、その場に賭けてくるから、必死っぷりが怖いような時があるんだよね。
星4つ。
これは、ぜひ読んで欲しい一冊。
背信者は、霞が関に実在している!? 前NHKワシントン支局長の著者が、偽ドルと「知られざる拉致」の闇を描ききる。発売前から各紙誌騒然のスパイ巨編。
文章のテンポに慣れるまでには少し時間が必要だったけど、それからは面白く読めた。
物語は偽ドル札を製造するための布石から始まる。 偽ドル札を製造する北朝鮮に関連して、日本の外交官や英国・米国のシークレット・ サービスがテンポ良く物語を展開する。
あながちフィクションではないのではないか思う。 核による瀬戸際外交戦略を進めたい北朝鮮が、偽ドル札を大量に製造し、巡航ミサイ ルと購入しようと企む。その背景に見える中国の影。
北朝鮮への拉致問題や金総書記の息子(?)の極秘来日のような実際の出来事を絡めて あり、ものすごくリアルに感じた。
この前の北朝鮮のミサイル発射問題に関しての中国の動きを思い起こした。この物語に出てくる北朝鮮を陰からあやつる中国の影が、どうも頭の中でオーバー ラップするんだよね。
そういうのは面白かったんだけど、残念なことに話を広げすぎた感は否めない。風呂敷を広げたはいいが、最後にその風呂敷をたたみきれず、尻切れトンボで終わったと思う。。
星3つ。
イザというときに困らないために。あなたが・家族が・親戚が・友人が裁判を起こすことになったら…裁判を起こされてしまったら…将来、裁判員に選ばれたら…。知っているようで知らない裁判のしくみについて、ストーリーを通じて楽しみながら学べる
裁判のことを分かりやすくかいてある本。
最近、裁判に関連する本に興味があるので手に取った本。
挙げていた事例には無理りそうなものがあるし、物語としてのオチは中途半端なものもあるんだが、裁判の全体的な流れをつかむのには十分だと思う。
最後の章にあった、「裁判員制度(陪審員制度みたいなやつ)」の話が具体的で分かりやすかった。
参考:wikipedia - 裁判員制度
星3つ。
じっくり読んでも1時間で読むことができる。最後の章の裁判員制度のところだけ読むだけでもいいと思う。
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。
成田空港のTSUTAYAで購入して、飛行機の中で読んだ本。成田空港にもTSUTAYAがあるの知ってた?
裁判の傍聴記録を面白おかしくまとめた本。どこかの本(雑誌?)に連載されていたようで、一つ一つが短くてあっさりと読める。
豊川悦司が主演のドラマ「弁護士のくず」で、モト冬樹が傍聴マニアという役柄で登場していたけど、著者もそんな感じ。最初は傍聴初心者だが、初心者から傍聴マニアの領域へと成長していく過程も楽しめる。
裁判という舞台で、被告を中心に弁護士、検察官、裁判官、証人など各々のキャストが演技している様がリアルに書かれている。著者もその時々で、被告に感情移入したり、検察に感情移入したり、裁判官に感情移入したりしているのが面白い。
傍聴マニアになってくると、判決を正確に読むことができるようになるらしい。「これは、懲役3年の実刑だね。」とか「これは情状酌量で執行猶予1年がつくね」とか。
また、傍聴マニアとの交流もあって、なかなか楽しそう。そんな傍聴マニアにも様々なカテゴリーに分かれているようだ。裁判官の人事にやたらと詳しい人、裁判官の判決と自分の判決がどれだけ近いかにこだわる人、被告が女性の裁判を追いかける人など。
恐るべし、マニアの世界。
星3つ。ちょっとした空き時間に読むのがいいと思う。
日常生活をしていくうえで、裁判というものを身近に感じることは普段ない。けど、これから陪審員制度もできるし、一度本物の裁判を傍聴するのも面白そうだ。
実は個人的にも裁判の仕組みに興味があって、その裁判系の分かりやすい本を図書館から借りてきたんだ。
小泉構造改革とは、ほんの一握りの金持ち階級と圧倒的多数の低所得層とに日本をわけるものだった! 9割のサラリーマンが「負け組」に向かうなか、可能性のない「成功」をめざすか、自分にとって「幸福」な人生をめざすのか。安定が崩れ去った日本社会での「森永流前向き生き方」。
1年以上前に購入していたんだけど、やっと読み終わった。これも飛行機の中で読んだ本。行きに読んで、タイで捨ててこようと思ったんだけど、読みきれなかったので持ち帰ってしまった。
amazonのレビューに自分と同じような感想を持っているような人がいた。
最近読んだ「下流社会」と同様のことが書かれている。それは「階級差の激しい社会に変わる」ということ。いわゆる、「勝ち組」「負け組」がはっきりして、年収300万円という低所得層が増えてくるというやつ。(ちなみに、「年収300万円時代を生き抜く経済学」が2003年発刊で、「下流社会」は2005年の発刊)
著書と「下流社会」の差はその階級社会になった原因の認識。前者では階級差の激しい社会への変貌は小泉内閣の政策が原因だといっており、後者では避けられない流れだといっている。
自分の感覚でも階級差が激しい社会になっているのは実感している。昨年末クリスマスパーティーへ行ったけど、自分とは異なる世界を実感するとねー。同世代でもらっている人はもらっているよ。
年収300万円が不思議ではない時代で、人はどのような価値観を持って生きていくべきかというのが、この本で投げかけたかった問いなんだろう。
これからも「勝ち組」「負け組」はより鮮明になってくるだろうという時代に、自分は何に重点をおいて生活をしていくかというのを考えながら読んでいた。
新しく総理大臣になった安部さんも「階級差の激しい社会」を肯定しているというのが、自分の認識。肯定はしているが、「負け組み」にもチャンスを与える社会にしたい、とどこかのインタビューで言っていた。どのような政策が出てくるのか、不安でもあり楽しみでもある。組閣はそれほどサプライズ的なのはなかったけど、若いというだけで期待してしまう。
星4つ。
ちなみに、この本では年収300万円で生活するためのノウハウを提示しているわけではないよ。
「韻を踏む」「リリックを作る」などラップの基本とスキルが身につくトレーニング、オーディションやネットでの自分の売り込み方、ステージデビューに向けた準備やライブでのパフォーマンス、知りたくても人に聞けないHIPHOPの専門用語解説など、誰も教えてくれないラッパーへの道がわかる。
MC一寸法師という人が書いたラッパーとして曲作りからステージデビューするまでのノウハウをまとめた本。
ヒップホップの世界は詳しくないので、著者であるMC一寸法師がどのような人かはしらないけど、ラップ初心者には良い本だと思う。
この手のクラブミュージック的な要素の強い音楽が大好物なんだけど、自分でも知らない言葉っていっぱいある。そんな言葉が理解できたのが嬉しい。例えば、「フロー」とか「フック」とか。ラップをする上で重要な要素となる言葉らしい。
これから、ちょっと「YO!」とか「ワッサ!(What's up)」とかを頻繁に使っていこうと思う。
星3つ。
とりあえず、らっぷをやってみたいという人にはお薦め。
ヒップホップにどっぷりとのめりこんでいる人は、この手の本って馬鹿にするんだろうなー。
いまどきの成功者が、いつも考えていること。「一流になれる人VS.二流で終わる人」「1億円を稼げる人VS.300万円しか稼げない人」その決定的な差は何か?時代に鍛え抜かれた平成のプロフェッショナル55人が、明かす“仕事のコツ&人生の知恵”。あなたを励ますビジネス名言集。
よくある名言集。ドラッガー的なノリなのかな。こういうのって、”自分が思い悩んでいること”とか、”どうもうまくいかないな”と思っていることに反応するんだと思う。
ピンと来た言葉。
何事においても、うまい人に交じって練習するのが、上達スピードを上げる最大の秘訣である。しかし多くの人は、「私にはまだ早いから」「もう少しうまくなってから」などと恥ずかしがったり、「うまい人の邪魔になるから」と遠慮したりして、それをしない。---斎藤 孝
→「声に出して読みたい日本語」の著者。これ、自分もそう思う。この歳になっても新しいスポーツに挑戦しようとしている。そんな時、うまくなるにはそのスポーツが上手な人と一緒にやるのが早いんだよね。ダンスもまだまだ下手で、どれだけ伸びシロがあるかわからないけど、上手な人と一緒にやっていくのがいいんだろう。
リーダーはチーム全体の雰囲気を高めるための「宴会部長」だというと、イメージしやすいかもしれません。---高木晴夫
→これも同感。2ch風に言うと、激しく同意。いかにメンバーのモチベーションを上げるかにかかっていると思う。どんなに忙しくて、肉体的にも精神的に疲れていても、モチベーションが高いと仕事の質も高くなる。逆に、どんなに優れたスキルを持った人でも、モチベーションが低下すると質は下がると思う。色々なリーダー像はあるが、自分が目指すのはこのようなタイプだと思う。
「自分のやっていることは間違っているのではないか」と、いつも考えるべきです。経営、店舗、商品、人事などについて、日ごろから根本的に否定していくことです。---柳井 正
→自己否定は難しい。この歳になると、過去の成功体験に縛られやすくなるのを実感している。そもそもの目的はなんだったかとか、もう少し日ごろから自分を俯瞰視するようにしよう。確か、この人はユニクロ(ファーストリテイリング)の社長。
一つの線でしか物事を考えられない人はダメですね。これがダメならこれ、それがだめならこれ、と次々と対策を打っていける人が、思考力の高い人だと思います。---南場智子
→これは意識してやろうとしている。アイデアが出なくなるのは負けた気がするんだ。
責任が自分以外の人間にあるとか、他の要因にあると思った瞬間、僕は、自分に負けるような気になるんです。---柳井 正
→これやりがち。自分の責任と感じないと、なかなかモチベーションもあがらない。自分が主役になってやらなければとは思うんだが、仕事が立て込んだりすると他人の仕事に手を出すのを控えたりする。よくない傾向だ。
星3つ。
長い歴史のなかでつちかわれてきたバレエのメソッドで、美しい引き締まった体をつくっていきませんか?本書は、ストレッチやエクササイズから始まって、バレエの本質となる基本の動作を覚える本です。痩せることよりも筋肉を鍛え、立ち姿や動作を美しくすることで、美しく若々しい肉体をつくります。無理せず、楽しく、自分のペースで。さあ、バレエを始めましょう。
大人が初めてバレエをやるための入門書。はじめに何をそろえればよいか、とかどのようなレッスンを受ければよいかとか丁寧に書いている。
また、バレエの基本ポジション(1番から5番のポジション)やウォーミングアップ、バーレッスンの基本的な動きも図解で示してある。
足の基本ポジションはレッスンを通して知ってはいたけど、腕にもポジションがあるなんて知らなかったよ。「アン・バー」「アン・ナヴァン」「ア・ラ・スゴンド」「アン・オー」がそれ。
この本はレッスンの予習とか復習に使ったほうが効果的かな。
星3つ。
この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない−。犯罪を超えたその先に、本当の闇がある。2日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。
飛行機で読んだ本。
前作の「容疑者Xの献身」が直木賞を受賞したのは記憶に新しい。そんな著者が書いた最新作。
加賀刑事シリーズって言ってもいいのかな。
息子の犯した犯罪を隠す両親、それを見抜く加賀刑事。古畑任三郎のように、犯人はわかっている。あとは、どうやてそれを解明していくかというのが、この物語の肝。
そんな展開の中にも、実は隠れた真実があったりして。。。
正直、その隠れた真実も予想できたし、サブストーリーの展開も予想できた。なので、「やられた感」のような衝撃は少なかった。
しかし、この人の読ませる力はすごい。ぐいぐい引き込まれていった。
なんとなく、著書「さまよう刃」を真反対からの視点で見ているような感じがした。
星4つ。東野ファンならぜひ読んで。
ブログの書籍化。
ネタ元のブログはこれ。 →【実録】ネコ裁判 「ネコが訴えられました。」
昨年、話題になっていたので更新を楽しみにしながら読んでいたブログだ。
ストーリー展開や結末は当然知っているので、流しながら読んだ。 ブログと書籍の違いはほとんど無い。気づいた違いは、ネコの写真等が掲載されていることぐらいだった。(ブログに掲載されていた文章を、多少手直しをしているようだけど分からなかった)
好き嫌いがあると思うんだけど、紙に書いてある文章でのフォント変更は読みにくいと感じる。フォントの変更というのは、オチや強調したい場合に、文字フォントを大きくしたり、色を赤に変えたりするでしょ。それ。そういうWebでの表現手法が紙という媒体でも同じように再現されているのが、とても読みにくいんだよね。
ディスプレイで読むのは違和感ないんだが。
星2つ。
話の内容は面白いんだけど、ブログを読んでいればあえて再び紙面でなぞる必要は無いと思う。
買えないっすよ。
公開価格が155万円と聞いていたので、手が出るはずないと諦めていた。
勝手に「200万ぐらいはいくのかな?」と思ってたけど、315万円とは。。。昔のITバブルを思い出す。
2001年9月11日世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ翌朝も尾島健太(19)は、テレビの臨時ニュースや新聞には目もくれず、一人サーフィンに出かけた。バイトをクビになりガールフレンドのミナミとも喧嘩中で会えないからだ。しかし、大波に呑まれた健太が目を覚ますと、そこは1944年だった!1944年9月12日霞ヶ浦飛行場から飛び立った石庭吾一(19)は、「海の若鷲」に憧れる飛行術練習生だ。しかし、操縦を誤って海に墜落してしまう。蘇生した吾一が目覚めたのは、なんと2001年だった…。根拠なしポジティブのフリーターとバリバリの特攻隊員が入れ替わり―どうなる、ニッポン!?愛と青春のタイムスリップ・ウォー。amazon紹介
チェックしている書評サイトでお薦めしていたので、手にとった本。今週末にドラマ放送される原作なんだね。最近、ドラマ情報に疎いので全然知らなかったよ。
いわゆるタイムスリップ物。コメディっぽいんだけど、視点は面白い。
未来にタイムスリップした吾一の視点。戦争で守らなければいけなかったのはこんな日本だったのか、という嘆き。
過去にタイムスリップした健太の視点。戦争で負けるとわかっていながら、それでも未来に残してしまった彼女を救いたいがために出る行動。
こういう対比が興味深かった。
ラストシーンは読者に想像をさせるような終わり方だったのが、イマイチ消化不良。
星4つ。
ワールドトレードセンターの9.11もモチーフになっており、この時期に読むのがピッタリの本だと思う。
「CNet Japan|アップル、「Special Event」を開催--新型iPodやiTunes 7を発表」
「B3 Annex: iTV発表! 映画ダウンロード販売開始! iPod naoアルミ筺体5色! シャッフルも刷新! iTunes7に!」
新型のiPodやnanoは確かに魅力的だ。特に、nanoは物欲が刺激される。
しかし、そういう発表より興味深いのはiTunesによる映像コンテンツの配信だ。Disneyを味方につけているappleはiTunesで映像コンテンツをDVDクオリティで配信すると発表した。
思い起こせば、ビデオiPodを発表したのは去年の10月。
「2.5インチでしょ。iPodで観るのは画面が小さすぎてつらいよ」とは、その時に思ったこと。そして、今回の発表で思ったのは「DVDクオリティで配信するっていっても、2.5インチの小さいディスプレイだったら、いくら高画質にしたって意味ないじゃん」ってこと。
けど、そんな自分の思ったことは、底が浅かった。
今回の発表では「iTV(開発コード)」なるデバイスを開発しているとアナウンスがあった。これは、テレビの間に使うデバイスで無線か有線でテレビへの配信を可能にするものだ。これがあれば、パソコンにある映像をリビングにあるテレビで視聴することができる。
よく考えると、新世代のiPodでもディスク容量は80GBしかない。映像を詰め込むには少なすぎる容量だ。
画面の小ささ、ディスク容量の少なさという映像コンテンツを貯めて鑑賞するのにはiPodが不向きである考えると、「iPodで映像を観て欲しいからさー、iPod買ってよ。」というよりも、「iTunesで映像を購入して欲しんだよね」というのが真意だと捉えたほうがいい。
「appleはさすがだなー」と感じるのは、コンテンツ重視の考え方ということ。Disneyのような強力なコンテンツを用意するのを先に考えている。
そんなappleのビジネスモデルから想像すると、将来はネットを経由で映像を購入してそれをテレビで観るという視聴スタイルは確実なものになりそうだ。
地上波デジタルだと騒がれているけど、わざわざこの時期に地上波デジタル対応のテレビを購入するのは控えた方がいいだろう。
最近読んだ「Web2.0でビジネスが変わる」を読んで刺激されたのもあるけど、テレビとネットの融合っていうと、ライブドアがニッポン放送株をどうのとか、楽天がTBSの株をどうのとかという、国内のさらに言うと資本という側面ばかりに目が行きがちだと思う。
そんなITベンチャーと旧メディアの資本提携がどうのとか言っている間にも、appleという「あちら側」の黒船がもうすぐそこまで迫っているんだろうなーと、他人事のように考えてしまった。
iTunesでは従来のアルバムを購入するという既存の音楽業界のビジネスモデルを壊して、曲単位で購入できるという新たなビジネスモデルを作った。テレビとネットの融合っていうのも、このiTunesがやってくれるんじゃないかと期待もしてしまう。
なーんて、そんな偉そうなことを言ってるけど、iPodは持ってない。。。
誰か、安く売ってくれない?
もうすぐ秋だし、恋愛モノを読まないと。
男性作家達が書き連ねた恋愛短編集。「I love You」の第2弾らしい。
作家と作品は以下。
- 石田衣良『リアルラブ?』
- 中田永一『なみうちぎわ』
- 中村航『ハミングライフ』
- 本多孝好『DEAR』
- 真伏修三『わかれ道』
- 山本幸久『ネコ・ノ・デコ』
全体として、ドロドロとした恋愛ではなく、ホンワカと心温まるような話ばかり。
好みは中村航の「ハミングライフ」。ネコと手紙を介したメッセージのやりとりは、あたたかい気持ちにさせる。メッセージのやりとりは、リアル世界のなIPメッセンジャーっぽい。ネタバレになるけど、メッセージのやりとりの中で「私から告白する方向で。」「いや、それはアレなんで、ボクの方から告白しますよ。」「じゃあ、お願いしてもいいですか。」のようなやりとりが良いね。
この本の一番最初に石田衣良の作品が収録されているが、、、。う~ん。この作品本当に必要だったの?最近、彼が売れているので、ネームバリューが欲しかったのだろうか。
前作「I love You」には伊坂幸太郎の作品があったのだけど、今回の作品には無かった。これは残念だった。
星4つ。
本は読んでいたんだけど、時間がとれずに書けずにいた。書けてスッキリ。やっとこれで頭の中のものを吐き出せた気がする。
自分の仕事につながる「Web2.0」 Web2.0という大きなトレンドの中で、現在スタンダードとされているビジネスモデルがいかにして変貌してゆくのか? Webメディアを中心に活躍する気鋭のビデオジャーナリストが、「マスから個」の流れを軸に、現在そして未来を展望する。amazon紹介
「Web2.0」というキーワードのついた本を見ると、どうしても手にとってしまう。
全体的に内容はそれほど目新しいものは感じなかった。しかし、テレビとネットの融合に関する示唆はとても興味深く感じた。Web2.0という意味とは少し違うように思えたが、ハードディスクレコーダーの普及によって、テレビ視聴率と関連する広告収入モデルが成り立たないという言及だ。
ハードディスクレコーダーの普及が進み、CMがスキップされる現在、視聴率からの広告料算出されないのはとても理解できる。
実際、自分はテレビをリアルタイムで観る事は少なくなった。ほとんどハードディスクレコーダーに録画して観る。ドラマでもバラエティでも録画する習慣になった。特にバラエティにある、「衝撃の映像はCMの後で」みたいなCM跨ぎの演出にヤキモキしないでも済むし、面白いところだけ観ることができるのが楽なんだ。
それでも、ニュースは録画しないでリアルタイムで観るけど、「今日のトップニュースは何なのか?」を知るぐらい、というのが多い。ニュース自体はネットで事足りるし、ニュースに対するコメンテータが発する通り一辺倒のコメントを聞くよりは、面白いブログを読んだ方が効率的だと思う。
そういう状況の変化ってすぐそこまで来ていると思う。そうなると、既存の視聴率による広告収入モデルは遅かれ早かれ使えなくなると思う。そうなると、どうなるんだろう?著書にもあったように、番組中にテロップみたいなのでCMを流したりするんだろうか。
星4つ。
具体的な事例が興味深かった。テレビとネットの融合に関する箇所だけでも読むと良いと思う。
やはり、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫」は必読だ。
ビジネストークをする時の心得みたいなことを書いている本。ビジネス以外にも、プライベートの話し方にも使えそう。
たとえば、断定的な表現を使うと信頼を得やすいとか、相手の意見を受け入れてから反対意見を言うようにしようとか。
確かに、論理的に話すといっても、一方的に話すだけではいくら論理的に話しても伝わらないだろうな。
気づきとしてあったのは、口癖。最近、自分の口癖で語尾に「~~なんですけど」という言葉をつけるようになっている。聞き苦しいと思うので、直すように心がけているが、知らず知らずに言ってしまうんだ。気づいた時には言葉を発したあとだったりして。これからもこれは気をつけていこう。
星2つ。コミュニケーションの本と思って読んだほうがよい。
今最注目の作家が贈る、痛くて沁みる極上青春小説。
トイレでタバコが発見される。遅刻の人数が増える。これらの始まりの合図に教師たちはまだ気づかない。私たちの学校が崩壊しつつあることを。私には一体何が出来るのだろうか……。心に染みる極上青春小説。
著者の作品を呼んだのは「卵の緒」や「幸福の食卓」を数えて3冊目。独特の表現と世界感が好きで、新刊が出たというので手にとった。
これ好き。一気に読んでしまった。いつものように通勤電車で読んでたけど、電車を降りるのがイヤだった。
「いじめ」や「不良」や「不登校」などを題材にしている。ドラマにもなった「積み木くずし」のような怖さもないし、「金八先生」のような非現実感も無い。
この物語は読む人によって、色々な捉え方があると思う。いじめはいけないと嫌悪したり、自分もいじめをしてしまったと反省したり、登校拒否ってどうなの?疑問を持ったり。
自分はどう感じたかというと、何かを変えようするひたむきな主人公に希望を感じた。ハッピーエンドというわけではないし、結局は何も変わっていない。とても現実的な描写なので、そう捉える人は少ないかもしれないのだけど。
好みは分かれると思う。けど、著書の「卵の緒」や「幸福の食卓」に惹かれた人は気に入ると思う。
星5つ。
バレエとの出会い、子ども時代の記憶、映画監督の、夫・周防正行氏との気取りのない家庭生活のエピソードから、渾身のバレエ論まで。舞台の合間をぬって徹夜の日々。踊りへの情熱に負けないエネルギーをかけて書き続けた、すべて本人自身による書き下ろしエッセイ。
バレエに興味があるので、手にとった本。
スポーツクラブでバレエのレッスンに出れるときは、極力参加するようにしている。
「異型の美」という表現があった。確かに、バレエってそういう側面を持っていると思う。あんなに足を上げたり、あんなにターンしたりって普通の生活ではないから。そういう、普段やらない、普通の人ができないという動きもバレエの魅力だろう。
著者の目を通しての「Shall We ダンス?」関しての記述も興味深い。
あっさりと30分ぐらいで読める。バレエに興味があれば手にとってみて。
星3つ。
自宅でブラウジングしていて、この画面に遭遇した。
これ、気をつけて。
→偽セキュリティ対策ソフト「SystemDoctor 2006」に日本語版が登場
「システムエラーが見つかった」という表示が後から出てきた。ちょうどOSを再インストールした後だったので、「OS入れなおしたばかりなんだから、システムエラーなんてあるわけないじゃん」と最初から疑ってかかった。
ということで、何事もなく済んだんだけど、OS再インストール前だったらシステムが不安定だったので、ひっかかっていたかもしれない。 日本語だったし、それらしい画面だから信じてしまいそうになるよ。
「こういう業界で働いているから」、という自負はどこへやら。ひっかかる時はひっかかる、と自分を戒めてみた。みなさんも注意してね。
買えないっつーの。
初公判でネクタイ姿だったホリエモン。
「いつものTシャツ姿をやめて、ネクタイ姿にしたのは、したたかな裁判戦略だ」みたいなコメンテーターの言葉。
「Tシャツだろうが、ネクタイだろうが、そんなのどっちでもいいんじゃないの?」と思うのは俺だけか。むしろ、ネクタイ姿の方が裁判官の印象も良いと思うので、ネクタイ姿で行くべきだと思うぐらい。
TPOに応じて格好を変えるのは当然でしょ。
「Tシャツという自分のポリシーを曲げてネクタイ?そんなことまでをして裁判に勝ちたいなんて、許しませんよ!」という考えが多いのだろうか。
話題になっていたので、ウォッチしてきた「OhmyNews」。
OhmyNewsについては、wikipediaが詳しいので参考に。 →Wikipedia:オーマイニュース
韓国の市民参加型インターネット新聞サイトで、ついに8月末に日本版オーマイニュースのサービスが開始された。
特徴は、市民記者は実名で記事を書くということと、編集長が鳥越俊太郎ということかな。(実名記者は鳥越さんが言っているだけのようだ)
話題になっている記事を斜め読みするんだけど、コメント欄が荒れているように見える。なんか、ネガティブコメントが多い気がするんだよね。特に、政治ネタやネットネタにネガティブコメントが投稿されていることが多い。
どうしてなんだろう?
サービス開始前から色々と火種があったのが原因なのかな。火種というのは、鳥越編集長のブログが発端。既存メディアが上で、ネットメディアは下みたいな発言があったこと。
自分はどう捉えているかというと。
あえて日本で、そして今OhmyNews?という気がしないでもない。
機能的にも不十分だと感じている。トラックバック機能はついていないし、RSSも配信していない。なので、ブログの参照に慣れている自分にとっては記事を読むのが困難だ。今の時代にマッチしていないと感じるんだな。
とはいうものの、「記事が面白ければなんでもいいよ」とも思う。今のところそれほど「へぇ」ボタンを押すような記事はない。専門家の書いているブログの方がよっぽど内容は興味深いと思う。とはいうものの、まだサービス開始したばかり。こなれてくると、面白い記事が増えるかもしれないかな。
しかし、上記のようなネガティブコメントが多ければ、あえてOhmyNewsに記事を載せたいという市民記者は少なくなるだろう。あえてネガティブコメントを受けたいがために、OhmyNewsに記事を投稿するよりは、書きたいことを書ける普通のブログで記事を書いていたほうが気が楽だと思う人は少なくないと思う。
うーん。何書いてるかわからん。眠いので、このまま放置。明日、また書き直そう。
ボーダフォンは31日、携帯電話会社を変えても同じ番号が使える番号継続(ポータビリティー)制度について、他社からボーダフォンに転入する手数料は無料に、ボーダフォンから他社に転出する場合は2100円(税込み)にすると発表した。既に発表したNTTドコモ、KDDI(au)と3社横並びになった。
引用した記事にある「転出手数料」の他に、転出先で必要な「事務手数料」を合計すると、番号継続制度を使って携帯電話会社を乗り換えるのに5000円かかる。実際は、この他に電話機代もかかるんでしょ?
移行費用は高いくない?
現在契約しているドコモは、学生から使っているので、かれこれ10年のユーザーだ。
長期ユーザーの割引、家族割引、1年割引等の割引制度をフルに活用している。このような割引の恩恵を捨てて、さらに移行費用5000円と電話機代を払ってまで携帯電話会社を変える気にはなれない。
そんなにお金を払ってでも、同じ番号を引き継いだまま、携帯電話会社を変更したい人っているのかな?
もしかして、個人ユーザ向けのサービスではないのかも。
企業ユーザ向けには特別な割引サービスがあるのかもしれないなーと勘ぐってみたりして。
企業ユーザは少しでも通話・通信料を下げたい。携帯電話会社は大幅割引を提示して、移行を促す。そうすれば、ごっそりと通信・通話料を得ることができるから。同番移行なら、番号変更のお知らせ等をする手間は無くなるし。