読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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2001年9月11日世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ翌朝も尾島健太(19)は、テレビの臨時ニュースや新聞には目もくれず、一人サーフィンに出かけた。バイトをクビになりガールフレンドのミナミとも喧嘩中で会えないからだ。しかし、大波に呑まれた健太が目を覚ますと、そこは1944年だった!1944年9月12日霞ヶ浦飛行場から飛び立った石庭吾一(19)は、「海の若鷲」に憧れる飛行術練習生だ。しかし、操縦を誤って海に墜落してしまう。蘇生した吾一が目覚めたのは、なんと2001年だった…。根拠なしポジティブのフリーターとバリバリの特攻隊員が入れ替わり―どうなる、ニッポン!?愛と青春のタイムスリップ・ウォー。amazon紹介
チェックしている書評サイトでお薦めしていたので、手にとった本。今週末にドラマ放送される原作なんだね。最近、ドラマ情報に疎いので全然知らなかったよ。
いわゆるタイムスリップ物。コメディっぽいんだけど、視点は面白い。
未来にタイムスリップした吾一の視点。戦争で守らなければいけなかったのはこんな日本だったのか、という嘆き。
過去にタイムスリップした健太の視点。戦争で負けるとわかっていながら、それでも未来に残してしまった彼女を救いたいがために出る行動。
こういう対比が興味深かった。
ラストシーンは読者に想像をさせるような終わり方だったのが、イマイチ消化不良。
星4つ。
ワールドトレードセンターの9.11もモチーフになっており、この時期に読むのがピッタリの本だと思う。
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