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自分の仕事につながる「Web2.0」 Web2.0という大きなトレンドの中で、現在スタンダードとされているビジネスモデルがいかにして変貌してゆくのか? Webメディアを中心に活躍する気鋭のビデオジャーナリストが、「マスから個」の流れを軸に、現在そして未来を展望する。amazon紹介
「Web2.0」というキーワードのついた本を見ると、どうしても手にとってしまう。
全体的に内容はそれほど目新しいものは感じなかった。しかし、テレビとネットの融合に関する示唆はとても興味深く感じた。Web2.0という意味とは少し違うように思えたが、ハードディスクレコーダーの普及によって、テレビ視聴率と関連する広告収入モデルが成り立たないという言及だ。
ハードディスクレコーダーの普及が進み、CMがスキップされる現在、視聴率からの広告料算出されないのはとても理解できる。
実際、自分はテレビをリアルタイムで観る事は少なくなった。ほとんどハードディスクレコーダーに録画して観る。ドラマでもバラエティでも録画する習慣になった。特にバラエティにある、「衝撃の映像はCMの後で」みたいなCM跨ぎの演出にヤキモキしないでも済むし、面白いところだけ観ることができるのが楽なんだ。
それでも、ニュースは録画しないでリアルタイムで観るけど、「今日のトップニュースは何なのか?」を知るぐらい、というのが多い。ニュース自体はネットで事足りるし、ニュースに対するコメンテータが発する通り一辺倒のコメントを聞くよりは、面白いブログを読んだ方が効率的だと思う。
そういう状況の変化ってすぐそこまで来ていると思う。そうなると、既存の視聴率による広告収入モデルは遅かれ早かれ使えなくなると思う。そうなると、どうなるんだろう?著書にもあったように、番組中にテロップみたいなのでCMを流したりするんだろうか。
星4つ。
具体的な事例が興味深かった。テレビとネットの融合に関する箇所だけでも読むと良いと思う。
やはり、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫」は必読だ。