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「CNet Japan|アップル、「Special Event」を開催--新型iPodやiTunes 7を発表」

「B3 Annex: iTV発表! 映画ダウンロード販売開始! iPod naoアルミ筺体5色! シャッフルも刷新! iTunes7に!」


ipodnano2nd

新型のiPodやnanoは確かに魅力的だ。特に、nanoは物欲が刺激される。

しかし、そういう発表より興味深いのはiTunesによる映像コンテンツの配信だ。Disneyを味方につけているappleはiTunesで映像コンテンツをDVDクオリティで配信すると発表した。

思い起こせば、ビデオiPodを発表したのは去年の10月。
「2.5インチでしょ。iPodで観るのは画面が小さすぎてつらいよ」とは、その時に思ったこと。そして、今回の発表で思ったのは「DVDクオリティで配信するっていっても、2.5インチの小さいディスプレイだったら、いくら高画質にしたって意味ないじゃん」ってこと。

けど、そんな自分の思ったことは、底が浅かった。

今回の発表では「iTV(開発コード)」なるデバイスを開発しているとアナウンスがあった。これは、テレビの間に使うデバイスで無線か有線でテレビへの配信を可能にするものだ。これがあれば、パソコンにある映像をリビングにあるテレビで視聴することができる。

よく考えると、新世代のiPodでもディスク容量は80GBしかない。映像を詰め込むには少なすぎる容量だ。

画面の小ささ、ディスク容量の少なさという映像コンテンツを貯めて鑑賞するのにはiPodが不向きである考えると、「iPodで映像を観て欲しいからさー、iPod買ってよ。」というよりも、「iTunesで映像を購入して欲しんだよね」というのが真意だと捉えたほうがいい。

「appleはさすがだなー」と感じるのは、コンテンツ重視の考え方ということ。Disneyのような強力なコンテンツを用意するのを先に考えている。

そんなappleのビジネスモデルから想像すると、将来はネットを経由で映像を購入してそれをテレビで観るという視聴スタイルは確実なものになりそうだ。

地上波デジタルだと騒がれているけど、わざわざこの時期に地上波デジタル対応のテレビを購入するのは控えた方がいいだろう。

最近読んだ「Web2.0でビジネスが変わる」を読んで刺激されたのもあるけど、テレビとネットの融合っていうと、ライブドアがニッポン放送株をどうのとか、楽天がTBSの株をどうのとかという、国内のさらに言うと資本という側面ばかりに目が行きがちだと思う。

そんなITベンチャーと旧メディアの資本提携がどうのとか言っている間にも、appleという「あちら側」の黒船がもうすぐそこまで迫っているんだろうなーと、他人事のように考えてしまった。

iTunesでは従来のアルバムを購入するという既存の音楽業界のビジネスモデルを壊して、曲単位で購入できるという新たなビジネスモデルを作った。テレビとネットの融合っていうのも、このiTunesがやってくれるんじゃないかと期待もしてしまう。

なーんて、そんな偉そうなことを言ってるけど、iPodは持ってない。。。

誰か、安く売ってくれない?

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