読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない−。犯罪を超えたその先に、本当の闇がある。2日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。
飛行機で読んだ本。
前作の「容疑者Xの献身」が直木賞を受賞したのは記憶に新しい。そんな著者が書いた最新作。
加賀刑事シリーズって言ってもいいのかな。
息子の犯した犯罪を隠す両親、それを見抜く加賀刑事。古畑任三郎のように、犯人はわかっている。あとは、どうやてそれを解明していくかというのが、この物語の肝。
そんな展開の中にも、実は隠れた真実があったりして。。。
正直、その隠れた真実も予想できたし、サブストーリーの展開も予想できた。なので、「やられた感」のような衝撃は少なかった。
しかし、この人の読ませる力はすごい。ぐいぐい引き込まれていった。
なんとなく、著書「さまよう刃」を真反対からの視点で見ているような感じがした。
星4つ。東野ファンならぜひ読んで。
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