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10/24(火)から始まった、番号ポータビリティ制度。この制度が開始される前日に、ソフトバンクモバイルが「予想外割」を発表し、盛り上がっていた。
この記事「ソフトバンクの「予想外割」は本当に安いのか」を見ると、料金に目がくらんでのソフトバンクモバイルへの移行はきちんと検討した方がよさそうだ。
そんな中、番号ポータビリティ制度が開始して、初めての週末。なんだかんだ言っても、ソフトバンクモバイルが話題をさらっているような印象。
まずは、この記事。
携帯電話のソフトバンクモバイルは28日、新規加入や解約の受け付けを同日午後5時45分に停止したことを明らかにした。この日は携帯電話会社を変えてもこれまでと同じ番号を使える番号継続(ポータビリティー)制度が始まって最初の土曜日となり、利用者の動向が注目されていた。同社によると、「(ソフトバンク加入者間なら通話やメールが無料になる)新料金プランが好評で、顧客情報を管理するコンピューターシステムの処理能力を超える申し込みが殺到したため」という。通常は店頭の営業が終わる午後8~9時ごろまで受け付けている。また24時間受け付けのインターネットを通じた申し込みも取扱いを停止した。
申し込みを停止するほど、人気なのかな?と思いきや、既存の利用者のプラン変更と見ていいんじゃないかな。実際に、MNPを利用しての移行ユーザ数がどれぐらいか知りたいところ。
そんな中、ドコモの社長が噛み付いた。 「ドコモ中村社長、「孫氏の発言には怒りすら覚える」。
ドコモユーザだからというわけではないが、中村社長の意見には同意する。
通称「予想外割」と呼ばれるゴールドプランには「新スーパーボーナス」の加入が必須とのこと。「パケットし放題」(月額1029~4410円)、「スーパー安心パック」(月額498.75円)、「スーパー便利パック」(月額498.75円)という3つのオプションパックが自動的に付くようだ。
ドコモユーザの感覚でメールやWebを使うには、S!ベーシックパック(315円)が必要で、実際は2880+315円=3195円からのスタートとなる。
「パケットし放題」2ヶ月無料、「スーパー安心パック」3カ月無料、「スーパー便利パック」4カ月無料期間が過ぎたころには、最低でも5220円の基本料金になる。
さらに、これは他の携帯電話会社への通話料は含まれていない。
となると、やっぱり携帯電話会社の乗り換えは「お・あ・ず・け」だな。
「ゼロ円」を強調しすぎ。最低でも基本料金は払わなきゃいけないわけだからさ。しかも、但し書きが多すぎ。ゼロ円というのは、誇大広告なんじゃないかとすら思う。
「数字嫌い」のための使える会計の本!本書は「現場の話」から入って「専門用語も少なく」「数字も少なく」「今すぐ役立つ」会計の入門書になっています。本書を読めば、「セールス」「会議」「面接」「就職・転職」「交渉」「部下や上司とのコミュニケーション」「経営」「給料」「借金」「資金繰り」…などで有利になることは間違いありません。
会計というより、節税対策が詳しく書かれている本だと思う。
中小企業や非上場企業の経営者は色々と考えているんだろう。自分は一企業のサラリーマンなので、お金を実際に扱うことがないから、なかなか実感がわかないんだよね。お金は、エクセル上で見たり、基幹システムで見るぐらいだもんな。
この本には直接書いていないんだけど、90年代にバブルが膨れていったのがなんとなく理解できた。法人税を払うより、何かに使ったほうがいいと考えるもんな。
残念だったのは、タイトルになっている「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか」は本文中に書いていなかったことだ。
星3つ。
気になるところを流し読みがいいだろう。
元OLの売れっ子占い師、ルイーズ吉田は大忙し! ある日、物事の終末が見えるという大学生の武田君が現れる。ルイーズにもおわりの兆候が見えると言い出して…。表題作ほか3編を収録した連作短編集。
著者独特の表現やストーリー展開。なんか、ほんわかとした雰囲気が好き。同じ女性作家だけど、林真理子とはずいぶんと雰囲気が違うよ。著書である「たまごの緒」や「温室デイズ」もそうであるように、この作品も未来への希望みたいなのが読み取れる。
この短編集で好きなのは、「ニベア」という作品。お母さんしか受け入れられない少年のために、お父さんが女装をしてお母さんに変身する。そのお父さんを、気遣う少年。そんな少年が主人公である占い師ルイーズ吉田に「お父さんとお母さんのどっちにするか」を尋ねるというストーリー。
少年はお父さんを思うからこそ、女装はしなくてもいいとは言えない。そして、お父さんも息子のためを思って女装をやめることができない。
普通ならありえないような設定だけど、違和感なく展開させていく。
星4つ。
短編なので、1編20分ぐらいで読める。お薦め。
最近の自分の傾向として、好きな作家。
- 伊坂幸太郎
- 東野圭吾
- 奥田英郎
- 瀬尾まいこ
42歳の主人公裕子は、母親の介護の問題、夫の浮気への疑念から逃れるように、妻子ある男と関係を持つ。不倫ではなく、浮気やよくある情事でもない。そんな魂が触れ合うような恋愛は存在するのか。大人の女性にとってセックスの絡まない恋愛は成立しうるのか。恋愛小説の第一人者、林真理子が日本中の全女性に問いかける、魂を揺さぶる真の恋愛小説。
林真理子の作品を読んだのはこれが初めてだ。表現がうまい。この本の主人公は43歳の女性なんだが、その手に取るようにわかる主人公の心理描写にはびっくりした。
扱っている題材は「不倫」と「介護」。不倫をメインに描きたかったのかな?それだったら、介護の話は余計だったような気がする。
途中までは、スリリングで面白かったのに最後が残念。「それだけ、期待を持たせておいて、結局それかよ!」と感じてしまった。
タイトルになっている、「森」と「奇跡」はどこへ行ったんだ?
星3つ。
文体は好き。けど、ラストの展開が残念だった。ラストが「アっ」と言わせるようなものなら星4つだっただろう。
著書の別の本を読んでみたいと思った。”老い”や”介護”に関連する本を出してないだろうか。
【ワシントン=矢田俊彦】米財務省は25日、北朝鮮で製造された精巧な米ドル紙幣の偽札「スーパーノート」が、これまでに2200万ドル(約26億2000万円)分、市中に流通したとする推計を、議会に報告した。北朝鮮が国をあげて偽米ドル札の製造に関与していることを、米政府が公式な文書で認定したのは初めてとなる。
この前読んだ「ウルトラ・ダラー」を思い出す。
マカオのカジノに流れて、観光客がカジノで手に入れた偽ドル札を世界に流通させたのだろうか。
話題になっているというので、手に取った本。
これ、どこかのブログで読んだよなー。で、ググってみたらすぐに発見。→「鏡の法則」
話としては面白いし、この本に書いてあるような考え方は十分理解できる。しかし、誰かを許すという行為で全ての問題が解決するっていうのは、どうも釈然としない。この本では一人っ子だったけど、兄弟がいたらどうなんだろうなーなんて考えるとね。兄弟だって、それぞれ性格も違うし、そんなにうまくはいかないんじゃないかと、天邪鬼は考えてしまう。
話がよくできているから、そんな風に考えてしまうんだろう。
星3つ。
15分ぐらいあれば読めるので、隙間時間に読むのがいいんじゃないかな。帯になっている「読んだ人の9割が涙した!」というのは言いすぎだと思う。
「頭がいい人、悪い人の話し方」 を書いた人。ちょっと問題があるんじゃないか?というような部下を「バカ」として分類し、その対処方法を示している。
「バカ」っていう言葉で読者を煽りたいのはわかるが、「バカ」は言いすぎでしょ。少し不快だった。
そういう人よくいるなーと思う記述もあるし、ちょっと言いすぎだと思う記述もあった。でも、書いてある内容は雑誌「SPA」なんかで書いてるような、トンデモナイ社員的で新鮮味はなかった。
その中でも、面白いと思ったのは「話の型」のこと。話の終わりをわからない部下のために、話の終わりには決まった言葉をつけるとかっていうのは新鮮だった。たとえば、「じゃあ、そういうことでよろしく」とか、「何かあったら言ってね」とか。身近にいる人で、話の終わりがわからない人がいるから、意識して使えば有効かもしれない。
星2つ。
最初だけ読んで、あとは流し読み。
「なぜ破られるのか」3つの原則。完全な防御ラインは現実的には作れない。防御ラインの内側の異分子には勝てない。セキュリティを考える上で最弱のパーツは人間である―IT化が日進月歩で進む社会で未知の局面、新しい技術に直面しても、大切な情報、お金、命、名誉…を守るために、この原則をふまえた「セキュリティの考え方」を解説する。
「セキュリティとはなんぞや?」という基本的な考え方が詳しく書いてある(ようだ)。
しかし、すこしばかり専門的にやっているので、そういうのって今さらなんだよねー。挙げている例なんかは、分かりやすいようにと工夫されているようだが、自分には奇異に写った。
人間性に基づいたセキュリティの脆弱性のようなものを期待して読んでしまった。
星1つ。
途中からは見出しだけ読んで、流し読み。
初等教育、とりわけ国語教育の劣化をこのまま放置すれば、日本は土台から崩れる! 第一線で活躍する学者による、教育をめぐる対談集。これからわれわれ日本人が実現し、実践していくべき教育とは何かを示す。
対談は「だいたいやね」でおなじみの竹村さんと、「声に出して読みたい日本語」の齋藤さんだ。
やっぱり、対談モノって苦手なんだなー。良いことを言っていると思うんだけど、なかなか頭に入ってこない。
2人の主張は「国語力をつけなければならない。そのためには、本をたくさん読まなければならない」というもの。この主張に同意する。
この歳になって本を読むようになったけど、学生の頃からもっと読んでいればよかったと思うもんね。
特にビジネスで会話をする時に語彙の豊富さは無いよりあったほうが良い。自分の説明が分かりにくいと感じたら、別の言葉で言い換えたりするというのは本を読んでいるのと、いないのでは違うと思うから。
本を読むための試みとして齋藤さんが講義でやっているのは、読んだ本をリストアップして、その感想を仲間同士で発表させるということ。そうすると、お互い刺激があって本を読む習慣が定着していくのだそうだ。このブログでも同じことをやっているなーと思った。
星3つ。
対談なので、説得力に欠ける。
孫さん、攻めてきたね。
今日(10/24)から番号ポータビリティがスタートした。こういう業界で働いているので、各社の動きは気になる。
一般ユーザがこの制度(番号ポータビリティ)を利用するのって少ないだろうな、と思った。
しかし、「そうでもないんじゃないの?」と思ったのは昨日のニュースを読んでから。ソフトバンクモバイルの新料金が発表されたというニュースだ。
ITPro|「通話料もメール代も0円」,MNP前夜にソフトバンクが“予想外”の料金プランを打ち上げ
「予想外割」というゴールドプランがすごい。2880円でソフトバンクモバイル同士なら通話やメールが0円。これ、魅力的。しかも、キャンペーン期間中は最大2ヶ月基本料金無料、携帯電話機代も最大で10,500円割引される。
番号ポータビリティを利用するための事務手数料はかかるけど、これだけの割引を提供しているので、元はスグにとれそうだ。
ただ、メールが無料とあるけど、対象はSMS(ショートメールサービス)。ドコモユーザな自分としては、SMSは使いにくいと思っているのだけど、ソフトバンクモバイルのSMSは使いやすいのかな?
また、気になるのはDocomo等にある無料通話分が無いこと。なので、他社との通話は否応無くお金がかかる。確かに、ソフトバンクモバイル同士の通話は無料だ。しかし、ソフトバンクモバイルのシェアが低いことを考えると、他社の携帯電話に通話することが多いと思うんだ。だから、実際のところ他社にかける場合も多いわけで本当に安くなるかは疑問だ。
と、まぁいろいろと思うところはあるが、この発表は歓迎。で、自分はどうするか?これまでは移行の事務手数料が高いので移行なんて考えることもなかった。けど、この発表に刺激を受けて考えてみた。
既存のソフトバンクモバイルのユーザは「予想外割」というゴールドプランに変更することは容易に予想できる。また、他社の携帯各社を使用しているユーザも、使用年数が少なくて年数割引の恩恵が少ないユーザも乗り換えるだろう。
しかし、自分の場合は10年を越すユーザ。当分は様子を見ることにしようと思う。キャンペーン期間が1/15まであるし、焦って飛びつくことは無い。
確かに安い。けど、とても心配していることがある。それは、通話品質だ。ソフトバンクはYahoo!B.B.の例があるから。繋がらないとか、すぐ切れるとか、なんとなくありそうな感じが・・・(まぁ、ないとは思うけど)
一時期、街中でヤフーのADSLモデムを配ってた時期があった。その頃、安いからとヤフーのADSLに乗り換えたユーザは、その通信品質の悪さに辟易していた。しかも、サポートは悪い。そんな歴史を繰り返すのではないかと思うんだ。
また、このソフトバンクモバイルの発表によって、各社も値下げプランを出してくるだろう。巨人であるDocomoがどう動くのか、これまた見ものだ。
Docomoの新料金プランが発表されたら、孫さんは噛みつくんだろうなー。そういうのも、野次馬として楽しむことにしよう。
関係ないけど、「予想外」押しはそろそろやめた方がいいんじゃないだろうか。どうも、予想Guyからツラくなってきている。まぁ、同じレベルでDocomoのドコモダケ押しもやめた方がいいと思う。
2000年12月30日深夜に発生した世田谷一家殺害事件。いったい誰が、何の目的であの残虐な事件を引き起こしたのか? 発生以来事件を追い続けた著者が、決定的証拠をもとに実行犯を特定した衝撃の一冊。
いまだ記憶に新しい「世田谷一家殺害事件」のルポ。まだ解決してなかったんだ。てっきり解決したもんだと思っていた。
丁寧に取材がされている。「事実は小説よりも奇なり」とは、よく言ったもんだ。小説を読んでいるような、展開でページをめくらされた。著書では実行犯まで特定しているし、今までこういうのってなかったんじゃないかな。とても新鮮だった。
しかし、表現はまどろっこしい。こういうルポは簡潔な表現を心がけたほうが、読者にはストレートに伝わるって良いと思うんだが。また、その表現も感情的に感じた。せっかく興味深い内容なのにもったいない。
星3つ。
生産的な交渉の技術を習得する、13のコミュニケーションテクニックを紹介。感情に左右されない、合理性と誠実さに基づいた交渉のノウハウが満載。
とても実践的な内容だった。
生産的な交渉のテクニックが丁寧に書かれている。「悪い例」を挙げて、どのよに交渉を進めればよいのかという「良い例」も挙げてある。
13のルールを具体的に挙げている。こういう風に交渉できたら、もっと仕事が楽に進むんだろうな。
わかっちゃいるけど、なかなかできないのが準備を万全にしておくこと。相手のキャラクターを知った上で、どのような準備をしておくのかというのが、とても重要だと感じた。
挙がっている具体例で、自分が弱いと感じているのは相手からの電話による交渉。電話はというものは、かえてが優位。そして、短時間で電話を終わらさなければならないという、先入観を持っている。だから、電話だとあせってしまうんだよな。しかも、電話だと交渉の準備もできていない場合が多い。
この本に書いてあるように、要点だけ聞いて、なんらかの断りを入れて折り返すというテクニックを使うようにしよう。
しかし、この電話交渉は意識して使えば悪用できそうだ。
星4つ。
明日からの仕事に役立てたいテクニックが多くある。
ミクシィ、2ちゃんねる、サッカーなど、「マイ・コミュニティ」にいれば幸せな人々の未来は? 団塊ジュニア世代がどんなコミュニティに帰属しているのかを分析しつつ、自我を回復し、社会とつながるための解決策を提示する。amazon
amazonの評価はさまざまだ。
「下流社会 新たな階層集団の出現/三浦 展」を批判したいだけの本のような印象を持った。確かに「下流社会 新たな階層集団の出現/三浦 展」は仮説を並べているだけなので、鵜呑みにしてはいけない。けど、とても刺激のある本だった。
本書では、ただ感情的に「下流社会 新たな階層集団の出現/三浦 展」を批判しているだけ。結局何が言いたいのかはわからなかった。
最後の章に、漫画「DEATH NOTE」を目指せというような記述があった。キラではなく、「初代L」になれと書いてある。キラは小泉の思想に似ているだとか、そんなことも書いてあった。しかし、いかんせん思い込みが激しい記述。本文にも「L萌えの私としては」のような記述もある。せっかく興味深い例を挙げているんだから、もっと冷静に、論理的に書けば理解できるんだけど。
途中から飛ばしと飛ばし読んだ。
星2つ。
「そんな話は世間では通用しないよ」「他の人もみんな言ってるよ」 そんなふうに言われたら、あなたはなんて言い返しますか? 飛び火作戦、門前払いの手法、そもそも式論法など、弁護士が論理的な話し方の技術を伝授します!
論理的に話すテクニックを丁寧に解説している本。
日常的によく聞くような命題を中心に展開しているので取っ付きが良い。それゆえ、日常生活はもちろん、ビジネスシーンでも十分活用できる。
茶化すのではなく、真面目に解説しているのにも好感がもてる。
テクニックも素晴らしいのだけど、議論の目的をちゃんと捉えているところも憎い。それは「議論とはより良い結論に導くためのもの」ということ。
タイトルにもなっている「わたしと仕事、どっちが大事?」という質問、されたことある?我が家ではこのような質問は無いけど、この質問をされたらどうやって答えるか。
もちろん、著書ではこの質問の非論理性をきちんと説明しているけど、議論の目的である「より良い結論を導く」に到達するためには、この質問を論破することではない。
修学旅行の消灯時間終了後に騒いでいた生徒に向かって先生の発する言葉「今、何時だと思ってるんだ!」も同様だ。文字通りの質問と捉えて「23時です。」や「何時か分からないので教えてください。」と答えてはいけない。
それ以外にも、実際の会議やお客さんとの打ち合わせで使えるテクニックがある。
よく自分が使っているテクニックも載っていた。それは、選択肢を出して相手に選ばせるというテクニック。仕事では「誤導」を目的としていないんだけど、自分達のやりやすいように仕事をするため、選択肢を提示して相手に選ばせるというのはよくやる。選択肢を出すと、相手はその中から選ばなくてはならないという心理状態になるから、物事を進めやすいんだ。
著書に書いてあるテクニックを全て身につけることができたら、言うこと無し。無敵な気がする。
また、この本で悪い例とされているような使い方をするのもテクニックとしてはありかもしれない。論理的ではない話し方で、あえて強引に話を進める場合なんかも、使えそうだ。
何回か読んで、実践していくのがいいんだろうな。こういうのが苦手なので、意識してやっていくことにしよう。
図書館で借りた本だけど、買ってもいいかなと思った。
星5つ。
この手の本にしては、と言っては失礼だけど、とても面白く読めた。
著者のブログ「ロト6成金のセレブな私生活」の書籍化。
このブログが公開された当初は、よく読んでいたんだけど最近はほとんど読んでいないのが実情。
書籍化されるにあたって追記されるようなことをどこかで読んだので、手に取った。
しかし、ブログそのものだった。少しぐらい文言は変更されているかもしれないが、それは自分にはわからず。
ブログを読んでいれば、読む必要はないと思う。あえて読むなら、巻末数ページにあるインタビューぐらいかな。
ブログの書籍化って難しいと思う。Webという媒体で発表されてから、紙という媒体に転写されるまで、どうしてもタイムラグがあるから、その新鮮さが失われてしまうと思う。
だからといって、書籍化されるからと余計なエピソードを入れるのも、そのブログが持っている良さを失ってしまうだろう。まぁ、そんなエピソードを入れるぐらいなら、最初からブログで記事にしているだろうし。
星1つ。
ブログを読んだことがなければ、読んでもいいかなという感じ。ロト6の必勝法なんてのは書いてないので、気をつけて。
最近、憲法9条や靖国神社等の本を見かけると、手にとってしまう。北朝鮮の動きも活発だし、色々と気になるんだ。
期待していただけに残念。
対談だから、話があっちへ行ったり、こっちへ行ったり。結局何を言いたくて話をしているのか分からない。対談という形式をとりながら、自分の頭の良さをアピールしたいだけで、気持ちの良い単語を発しているだけなんじゃないのと邪推したりしてしまった。
また、対談の相手が特別に好きでなければ、読み進めるのはつらい。実際、爆笑問題をそれほど好きでもない自分にとってはネ。爆笑問題の番組もあまり観ないし。
昔は良い番組やってたんだけどなー。特に、深夜に眞鍋かをりとやってた、本を紹介する番組が好きだったのだが。
対談のためプロットもほとんど無いので、どこに重要なキーワードが隠されているかもわからないから、読んでいて疲れるんだ。
また、扱っている題材が宮沢賢治の思想だとかで、基礎知識の無い自分にはほとんど理解できなかった。宮沢賢治で知っているのって、「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」ぐらいだよ。彼の思想なんて、知らないっつーの。宮沢賢治の思想って、知っておかなければいけない知識なのかな?
その中でも思ったのは、「バカの壁」を書いた養老 孟司と、この対談の2人の考えが同じだということ。両者とも戦争するにしても「後ろめたさ」が必要と考えているようだ。
星2つ。
北朝鮮の動きが気になる今、憲法9条に思いを馳せるのも一興だよ。
上戸彩が主人公でドラマ化された作品。下北沢を拠点とした劇団「下北サンデーズ」が小劇場の下積みを経て、大きな劇場へとステップアップするサクセスストーリー。
面白くないことはないんだが、どうしても展開が都合よすぎるでしょ。せっかく良さげなキャラクタが出てこようとしているのに、上手に生かされていなかったと感じた。
ネタバレになってしまうのであまり書けないけど、最後のエピソードも無理がある。というより、予定調和過ぎる。どう読ませたって、ラストはそうなるって誰でもわかるよ。
石田衣良って、こういう風に何も考えないで書いたような軽い作品をたまに出すんだよな。もっと、自分の書きたいものを書いて欲しい。
まぁ、「県庁の星」「ドスコイ警備保障」と連続して、こういうサクセスストーリー系の小説を読みすぎてしまったのが原因かもしれないが。
星2つ。
どうしてこの本がドラマの原作になったんだろう?
社員は全員元力士。史上最強の警備会社!引退後の力士たちの再就職先として、相撲協会の名物理事長が提案したのは警備会社の設立だった。
「都立水商」を書いた人ということで、手にとった。
ドスコイ警備保障という会社で、廃業した力士を集めて、色々な仕事を展開していく最後はハッピーエンドという、典型的なサクセスストーリー。
こういうサクセスストーリーは好きなんだけど、山場が無かったんだよな。どこかで聞いたようなエピソードばかり。そして、出てくる登場人物は良い人ばかり。
悪いやつが現れて、少しは逆境に立たされないとね。読んでるこちらとしては、ハラハラドキドキしたいわけよ。
星3つ。
箇所箇所でホロリとさせられるところもあって、軽く読める。
昨日は朝からYoutubeがgoogleに買収されるかもという情報が飛び交い、ネット上は ソワソワしていたね。
ずいぶん前から、いつ買収されるのか、誰に買収されるのかと、色々な噂が飛び交っていた YouTube。とうとう、GoogleがYoutubeを買収することを発表した。
関連する記事を色々読むが、興味深いのはこれ。
Youtubeの果たした役割、これからの著作権ビジネスモデルについて書いてある。
http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000170.html
それ以外に思うのは、ITベンチャーのサクセスストーリーのモデルが大きく変化した のではないかということ。 ベンチャーで起業して、株式公開してキャピタルゲインを狙うというのがこれまでの サクセスストーリー。 これからは、Youtubeのようにベンチャーで起業して、大きな会社(gooogleやyahoo 等)に買収してもらうといサクセスストーリーに変化する。
もちろん、買収ってこれが初めてではないんだけど、googleのYoutube買収は象徴し ていると思うんだ。
また、こちらの記事も興味深い。
http://c-kom.homeip.net/review/blog/archives/2006/10/google_youtube.html
この記事にある「「ユーザ」という資産がサービスを魅力的にする」という言葉に同意。
なにはともあれ、今後のgoogleからは目が離せなくなってきたよ。
サッカー界はオシムだなんだとか、野球はハンカチだなんだとか騒がれている。
そんな中、あまりというか、ほとんど騒がれないラグビー。
今年はサントリーが面白そう。
理由は簡単。去年まで早稲田の監督をやっていた清宮さんがサントリーの監督をやっているから。
早稲田といえば、今年の冬に社会人チームのトヨタを破るという大金星を挙げたのは記憶に新しい。この試合をたまたまテレビで観戦して、自分のラグビー熱が再び高くなったんだよね。
ラグビーの日本代表はフランスから呼ばれた(といってもフランスに住みながらだけど)ヘッドコーチ(ラグビーでは監督のことをヘッドコーチと呼ぶ)のジャン・ピエール・エリサルドが解任されて、どうなる?って感じでちょい心配なんだが、、、。
詳しくは今号のnumberが詳しいよ。特集はF-1だけどね。
ラグビー関連のページは6ページなので、立ち読みでもOKだと思う。
「やりたいこと、伝えたいことを一言で表すのが重要だ」というのに同感。
しかし、これが難しいんだ。どうしても、プレゼンの資料を作るにしても、スライドいっぱいに文字を並べてしまいがちになる。そうすると、相手に伝えたいものがボヤけてしまうんだろう。
本来の目的である企画を通すということではなくなり、企画書を作成することが目的になってしまっているんだな。これ、反省。
最近、企画書っぽいものを作ったのだが、どうも説明資料的になってしまった。自分は企画を提案する時、相手に具体的にイメージさせたいがために、より詳細なところまで考えてしまう傾向にある。確かに、イメージは沸くだろうけど、「面白そうだ。やってみたい」と相手の行動を促す動機となるには、この手法だと不十分だろう。
1行というような、短いセンテンスで相手に伝えるという意味では、プレゼン手法の高橋メソッドも面白そう。
もちろん、その1行にたどり着くのは相当考えないとね。
星4つ。
なにかを企画を通したいとき、役に立つかも。
とても刺激的な本だった。実は、あまり期待しないで読んだんだけど、ページをめくる手が止まらなかった。
内容はタイトルが示しているように、東京裁判とA級戦犯の話。
主張は明確。「東京裁判は裁判ではない。よって、ここで裁かれたいわゆる『A級戦犯』は犯罪者ではない。」ということ。
また、この本にあって知らなかったこともあった。例えば、ポツダム宣言を受け入れて無条件降伏したという自分の認識だったんだけど、ほんとは条件があって、ポツダム宣言は休戦協定だったこと。A級・B級・C級は罪の重さのランクではなく、便宜的な分類だということ。
半分以上が漫画なので、とてもわかりやすい。
当時の要人の考え方も興味深い。天皇を守るという意識。参戦をとめることができなかった後悔。敗戦に追い込んでしまった責任感。色々なものを抱えていたようだ。
星5つ。
こういうテーマを扱った本は敬遠してしまう傾向にあるが、ぜひとも読んだ方がいいと思う。漫画だから本屋で立ち読みでも。
東京裁判、A級戦犯をはじめとする靖国問題、安部総理になってからますます気になる中国、韓国との関係を考える上でその一助になることは間違いない。