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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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a6377a3f.jpg「あ〜、やっちゃったんだ」というのが最初に思ったこと。
徐々に波紋が広がっているようだ。極楽とんぼの解散は予想できたけど、欽ちゃん球団まで解散するとは。

加藤はキャスターとしての地位を確立しつつあるので、さほど仕事に影響することはないだろうな。

「めちゃイケ」はどう対応するんだろうか。
身内いじりが得意なめちゃイケも、さすがにこのネタはいじれないだろう。

油谷さんは好きなキャラクターだったのに、残念だ。

半年ぐらい経ったらまた出てきて、田代マーシーのような末路を辿るという絵が見える。

参考
wikipedia:極楽とんぼ

読売オンライン
「極楽とんぼ」コンビ解消、テレビ番組も出演見送り
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1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記

ドラマにもなった本。ドラマはまったく観ていないくて、知ってるのはこのドラマ化で主題歌を歌ったレミオロメンがブレイクしたということぐらい。

文庫を読んだんだけど、まず表紙をめくると亜也の写真が掲載されている、15歳、18歳、23歳の写真だ。23歳の写真はベッドでの痛々しい写真。
この写真を見て、初めてこれが実話だと知った。

著書である亜也の日記が書かれている。
決して治療できない病気に対して、時に泣きながら落ち込みながら、自分の感じたことを書いている。

自分を励ますため、生きた証を残すためにも日記を書いていたんだろうと想像する。

この日記、書くのは二十歳でとまっているんだ。
著者が亡くなったのは二十五歳。

ドラマが無性に観たくなってきた。
TSUTAYAに借りにいくか。

感受性が豊かな時に読んでおけばよかった。
中学生とか高校生ぐらいに読むべき本だと思う。

星4つ。
ぜひ、読んでもらいたい本。
「私たちが歴史から学んだこと、それは、人は歴史から学ばないということです」

というのは誰の名言だっけ?逆説的だけど、的を得ていると思う。

第2次世界大戦前の日本の状況はwikipediaが簡潔にまとめてある。
wikipedia:第二次世界大戦

以下、引用。
日本の行動に抗議する中華民国は国際連盟に提訴し、国際連盟はイギリスのヴィクター・リットン卿を団長にするリットン調査団を派遣する。当時、蒋介石率いる中華民国は度重なる内戦により治安が悪く、緩衝材としての満州国の必要性があることからリットンは日本の満州における特殊権益は認めたが、満州事変は正当防衛には当たらず、形だけでも満州を中華民国に返すように報告書に記した。その後1933年2月に行われた国際連盟特別総会においてリットン報告書(対日勧告案)が採決され、賛成42、反対1(日本)、棄権1(シャム)の賛成多数で可決された。可決の直後、松岡洋右日本全権は「この様な勧告は受けいることが出来ず、もはや日本政府は国際連盟と協力する努力の限界に達した」と表明し、その場を退席した。松岡は帰国後国民の盛大な歓迎を受けた。その後日本は国際連盟を離脱し、1936年には日独防共協定をドイツとの間に結ぶなどイギリスやアメリカなどと対決する姿勢を鮮明にしてゆく。


世界大戦前の日本の立場と今の北朝鮮の立場が似ている気がする。
似ているというのは、北朝鮮が国際的に非難、孤立されているという観点でなんだけど。



a6abd006.jpg
asahi.comから。


安保理、対北朝鮮決議を全会一致で採択 「7章」は削除 北朝鮮のミサイル発射問題をめぐり、国連安全保障理事会は15日午後4時(日本時間16日午前5時)前、日米などが共同提案した決議案を全会一致で採択した。北朝鮮への制裁に難色を示す中国やロシアに配慮し、制裁などの根拠となる「国連憲章7章」の文言を日米両政府の修正案から削除した


朝起きてウェブを見て、真っ先に目に飛び込んできたニュース。

やはり、国連憲章7章の記述を削除しての採択だ。

昨日の0時くらいに観たニュースではサミットでブッシュ大統領とロシアのプーチン大統領が「朝鮮半島の核化は反対」と共同声明を出していたので、ロシアは国連憲章7章の記述に歩み寄るのかと思ったんだけどな。

今回は中国に見事にやられてしまった。

7章の記述は無いものの、全会一致で採択だし、なんだかんだ言って議長声明から決議案に歩み寄ったわけだし。
日本の目的はある程度達したとみて、評価する。

北朝鮮はどう反応するか?
あ、こんなニュースもあった「北朝鮮、安保理決議を「全面拒否」
e78b04bd.jpg

つぶやくよ。

今回は中国とロシア、特に中国にやられてしまった。
「北朝鮮と交渉しにいくから、決議案採択はちょっと待ってよ」という中国の言葉にやられてしまったね。

中国に話し合いで解決するために汗かいてますよ的なポーズをとられてしまったし、さらに時間的な猶予を与えてしまった。その結果、決議案の対案を出されてしまった。

もちろん、この中国の決議案には7章の記述はない。

日本は良い感じだったんだけどな。残念。

自分の考えは、あくまでも7条を盛り込んで採択するというものだ。

しかしこのような状況なってしまった以上、方針を変換して7章の記述は削除した方がいいんじゃないだろうか。
負けを認めて、反省するのも大事だと思う。

次のミサイル発射を予想して、別の準備をしたほうが懸命だと思う。
売られ続ける日本、買い漁るアメリカ―米国の対日改造プログラムと消える未来
日本市場「完全開放」のゴールを2010年と決めた米国は、肉や野菜を始めとした食品、電気通信、証券市場など、ありとあらゆる社会構造の「最終改造」に入った。痛みを伴う構造改革の果てに、我々日本人がたどり着くのは…。


amazonの評価は高いんだけど、俺はこういう文章は苦手だ。
どうも感情的に書かれているように読めるんだよね。

書いてある内容は、アメリカ主導で日本は強引とも言える規制緩和を実施している。その規制緩和のほころびは耐震強度偽装問題や米国産牛肉輸入問題に顕著に現れている、といったもの。だろう。(想像)
これは「前書き」部分を読んだだけなので、ちゃんと読むと違うことが書いてあるかもしれない。

「前書き」の高飛車で、感情的な文章を読んだだけで、読む気が失せてしまった。
あとはパラパラとめくって終了。

星1つ。

「アメリカなんて嫌いだ!」という人にはお薦めかも。
自分は好きでも嫌いでもないので、客観的で冷静な文章が読みたかっただけ。
悪魔の文章術
「文は人なり」と言うが、間違っている。正しくは「文は自己演出なり」だ。自分をありのままにさらけ出すのではなく、文章を工夫し、上手に化粧して、相手の心を動かし、「見せたい自分」を演出する。この「したたかな文章技術」こそ、できるビジネスマンの最強の武器だ。


ざーっと、面白そうなところを拾い読み。

ピンと来たのは、謝罪の文章。これ、書くのが難しいんだよね。
単純に謝るだけではインパクトが弱いし、本当に自分の誠意を相手に伝えられるかって測りにくい。

この謝罪文で著者は「きれごと」で締めろと提案している。
「私が社会人となった時のポリシーは」とか「わが社のモットーは誠意で道を開くです」とか。これ、使えそう。

また、他社への依頼の文章では「相手に想像させる」「ほのめかす」というテクニックも使えそう。断れば、他社に仕事が回されるというのをほのめかし、相手に危機感を与える。
例えば、こんな感じ。
「先方は知り合いの業者を推薦してきており、また他の候補も挙がっていたのですが、弊社としましては、やはり御社が一番信頼できますので・・・」


著書タイトルの「悪魔の文章術」というだけあって、やりすぎか?というのもあったけど、実践したら面白いと思う。

でも、読むところは少なかった。
星2つ。
自分に「ダメ出し」をしてしまうあなたへ
苦手なことや、できていない部分があったっていいじゃない。自分をマイナス評価ばかりしていると、自信も持てないし、人付き合いも恐る恐る…。でも、一度きりの人生、それではもったいない。自分をもっと好きになり、自分らしさを楽しめるようになるアドバイス。

「マイナス思考ではなく、プラス思考でいきましょう。」ということかな。

昔のアニメで、日曜日の19:30枠のやつ。なんだっけ?「南の島のルーシー」だっけな?
あのアニメに「よかった探し」っていうのがあった。「よかった探し」とは、どんなことでも良いところを見つけるってやつ。あんな感じかな。って、どんな感じ?

こういう本は落ち込んだや、悩んでいたり、何かにモンモンとしている時に読むといいんだよね。
けど、今の自分はなんとか安定しているようで、あまり響かなかった。

途中まで斜め読みして、最後読みをして終了。


星2つ。
なんとなく癒されたい!という人には良いかも。

[7/15追記]
正しくは「南の島のフローネ」でした。
たこち、コメントありがとう!
エンド・ゲーム―常野物語
「常野物語」の最新作、早くも登場!
「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!

著者の恩田 陸の作品は、ファンタジーが多くて自分に合わない作品が多いんだけど、これは面白かった。

とはいうものの、正直、意味はほとんど分からなかった。
なんとな〜くのイメージなんだけど、映画「マトリックス」や漫画「20世紀少年」っぽい感じ。

いきなり精神的な世界に入って、時間軸がズラされ過去に戻ったりする。
それまで真実だと思っていたことが、実は真実ではなく刷り込まれた記憶だったり。
ストーリーをちゃんと追うというより、ストーリーの描写や刻々と変化する「裏返す」「裏返される」「洗濯」のポジションを楽しむといったところか。

サブタイトルに「常野物語」とあって、どうやらこの作品の前に、前身となるような作品が発表されているようだ。

星4つ。
PK戦を制したイタリアが優勝。

昨日寝たのは0:30。決勝戦はリアルタイムで観たかったので、がんばって起きた。
3:00のキックオフは見逃したものの、前半途中から観戦することができた。

決勝戦にふさわしい試合。
攻守の激しさ、両チームの運動量の豊富さ。
特に前半終わりから後半のはじめにかけては、テレビから目を離すことができなかった。

ジダンの最期の試合という刷り込みがあって、フランスを応援していた。
ジダン、上手い。安心して見ていられる。

ジダンはそんなに運動量が豊富というわけではないんだけど、ゲームをしっかりと落ち着かせている。
「俺に集めろ」的に手を挙げている姿が印象的だった。

惜しいヘディングシュートもあったしね。


それにしても、延長戦後半のジダンの退場は後味が悪かった。
勝手なイメージだけど、頭突きなんてするイメージはなかったんだけどな。
相当、頭にきたんだろう。

イタリアは主要人物をピッチから追い出すという、基本的なことをしただけかもしれないけど。

イタリアとフランスは禍根を残すことになるんだろうな〜。
なんで、あんなことしたの?
モロの頭突きにびっくり。
戦争を知らない人のための靖国問題
戦中と占領下の苦難を知らずして、靖国参拝の是非を軽々しく判断できるのか?無知と偏向を排し、先人への敬意と明快まっしぐらな議論で国内国外を説き伏せる決定版・靖国。


ここ最近は、靖国問題や憲法9条に関する書籍はできるだけ読むようにしている。
北朝鮮がミサイルを発射したようなこのご時勢、本書はとても興味深く読むことができた。

戦時中からの靖国神社の位置づけ、戦争、東京裁判、A級戦犯等がとても分かりやすく書かれていた。靖国神社だけでなく、戦争そのものを考えるのにとても役にたつと思う。

終戦記念日に1年前か2年前にNews23でやっていた放送も取り上げられていた(ギャラクシー賞をとったやつ)。広島で被爆者と原爆を積んだ飛行機を運転していたアメリカ人との会話。
「あなた達アメリカ人のせいで、多くの人が死んだ。」
に対して
「戦争はお互い様だ。戦争をしている国の人で、罪の無い人はいない」と応対。
さらに、「真珠湾攻撃を忘れていない」と付け足している。

どちらかが加害者で、どちらかが被害者と分けることはできない。
しかし、それでも日本は戦争犯罪として、処刑されている。それは東京裁判という、戦勝国が裁判官を務めたきわめて不平等な裁判であっても。
その裁判で戦争の決着はついているはず。

まだ少ないとは思うけど何冊か本を読んだり、北朝鮮のミサイル問題を含めて、憲法9条やいわゆる靖国問題に対する考え方が変わってきた。自己満足のためにも、どこかで書くことにしよう。

星4つ。
靖国問題や戦争について考えるのに、とても良い本だと思う。
最近読んだ靖国関連では秀逸。論理的に展開されているし、とてもわかりやすい。時間が無い人は最後の13部だけでも読むだけでもいい。

アメリカの独立記念日、ディスカバリーの発射。
と同時に、韓国が日本の排他的経済水域を無断で調査していた。
小沢は中国で会談。

同時多発的に色々な出来事が起こっていて、関連があるとみるか、ないとみるか。
一気に緊張感が高まったと思う7/5。ただ、政府も想定の範囲内のようで、動きが早いと感じた。

今、とても緊張した状態だと感じている。
海に落ちているからまだいいものを。(ロシア海域みたいだね)
着弾したら、最悪の事態になるのは避けられないだろう。

できれば、外交的にうまく話をまとめて欲しい。

安保理で「制裁決議案」を採択しようとしているが、予想通り中国とロシアが反対している。
中国もロシアもこの戦略は間違っていると思う。

中国・ロシアの反対で制裁決議案は否決されるだろう。

今時点(この記事を書いているのは7/6 23:20)では、7発撃ってるんだよね。軍事演習としてさ。

8発目を撃って着弾。
そうすると、どうなるんだ?
中国・ロシアの立場は危うくなるだろうな。
国際的にも非難される立場に立たされるだろう。
もしかして、日本には、そういう狙いもあるのか。

着弾してないからいいものを、着弾したらどうするんだ?
最悪のシナリオが動き出すのか。

今日は更新する時間があるので、ドっと更新してるな〜。

中田ヒデ引退について
現役を続けて欲しい、というのが本音。カズのように、自分の活躍できるところを探しながら、サッカーにしがみついていって欲しい。
金子達仁や小松成美が書いた、中田に関する本はある程度読んでいるので、潮時やサッカーだけではない人生というのも分かる。
だけど、ファンとしてはもっとズル賢い中田のプレーなんかを見たいんだよ。我侭なのは十分承知なんだけど。

ワールドカップについて
決勝はイタリアvsフランス。決勝はリアルタイムで観るぞ!!
ジダンが輝きを放ち、フランスが先制。その後、イタリアはデルピエロを投入し、トッティとデルピエロの馴染まない2人を最終手段にし、デルピエロが同点弾。延長戦でも決着が着かず、PK戦へ突入。伝統的にPKで勝てないイタリアはその伝統を踏襲し、最後に蹴ったトッティが空を仰ぐ。フランス優勝。

なんて、妄想はどうだい?
あの~、それは違法行為ですけど・・・
本書では、日常でインターネットやパソコンを利用する際にあたり、「これって法律違反なの?」という疑問に対して、弁護士の牧野二郎先生が事例をもとに○×形式でわかりやすく解説しています。


これも、最初からじっくりと読む本ではないね。

特にオークションやwinnyなどの交換ソフトのところを読んで終了。

「あ、これって、もしかして違法?」と思った時に読むといいかな。
けど、この手の情報ってネット上に豊富にあったりする。

星2つ。
グーグル完全活用本
今、最も注目を集める検索サイト「グーグル」。マイナス検索、OR検索といった検索ワザから、画像検索、翻訳・英文添削まで──本書では、その圧倒的な情報量、検索精度の高さを100%使いこなすテクニックをすべて紹介!

googleは毎日お世話になっているんだけど、知らない検索のやり方が載っていた。
たとえば、検索語を"(ダブルクォーテーション)で囲むとか、+や−を付けて検索するとか。

トリビアで言う、「15へい」ぐらいのネタは「link:」の特別構文。
自分のサイトがどこからリンクされているかというがわかるというやつ。この偽善劇場がどんなサイトからリンクされているか、というのがわかる。

ただ、すみからすみまでじっくりと読む本ではないね。
日常的にグーグルを使っているし、グーグルの動きはキャッチアップしているので、目新しさは無い。

項タイトルを見て、面白そう、知らないところをちゃんと読むといった感じかな。

星3つ。
がんばりすぎてしまう心理
なぜ、“一生懸命”がカラ回りするんだろう?「あれもこれも」と焦る、何をするにも理由を必要とする、つい人につっかかってしまう…本書は、そんな“心の息ぎれ”に苦しむ原因を解き明かし、生きる姿勢を変えるための心理学である。「認めてほしいという心の叫びに耳を傾ける」「100%ではなく、0.1%から変えてみる」など、心を休め、自分を取り戻すヒント満載。


タイプAとカテゴライズされている、ついついがんばってしまう人。
タイプAの人はこんな状況で、こんなことしたらいいんじゃないですかと提案している。

読んでみたものの、今必要だから読みたいという本ではなかったんだよね。

ということで、20ページぐらい読んで終了。

星1つ。
あまりお薦めできない。
アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争
スポーツビジネス界の内幕を暴く、渾身のノンフィクション。
ワールドカップ開催を目前に控え、遂に日本上陸。
世界中の人々に愛される、「アディダス」と「プーマ」。
この2つのブランドが、いかにして有名スポーツ選手を取り込み、ワールドカップ、オリンピックといった世界規模のスポーツイベントを成功させ、巨大な利権を生み出していったのか。


タイトルから想像したのは、アディダスとプーマがスポーツビジネスにおいて熾烈な争いを繰り広げたということ。確かに、そういう部分も書かれているんだけど、アディダスの創設者とプーマの創設者の血を分けた骨肉の争いがメインだった。

「で、何が言いたいの?」というのが感想。

アディダスの創設者とプーマの創設者が血のつながっている兄弟で、とても仲が悪いというのは知っている。だからといって、なぜそんなに仲が悪くなるのかが分からなかった。とてもあっさりと表面的なことが書いてあるだけ。
会社として、ビジネス的な戦略について、両者を比較して書かれているわけでもない。

ただ、ワールドカップやオリンピックという世界的な大会を契機に両社が急成長を遂げたのは理解できたし、今あるような有能な選手(昔はペレ、今はベッカムや中村俊輔)等にスポンサー提供するというのも興味深かった。さらには、そのビジネスの中に、日本のアシックス(旧:鬼塚タイガー)やミズノ(旧:美津野)やアメリカのナイキが参戦してくるのも面白い。

それでも、途中からは飛ばし読みだったよ。

ウンチクとして一番の収穫は日本代表のこと。
日本代表がなぜアディダスをスポンサーにしているか。
このあたりは本書を読んでみて。

ちなみに。
記憶に新しい2002年ワールドカップ。宮本がかぶっていた、ゾロのマスクあるでしょ?あれもアディダスが作ったんだって。
アディダスは2002年の日本市場において大成功だった。確かに。ほとんどみんな、アディダスの日本代表のジャージ着てたもんなー。

星2つ。
40 翼ふたたび

40歳から始めよう。 人生後半、胸を張れ。
人気作家が初めて描く同世代のドラマ。著者、会心の長編小説が誕生!
人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。
投げやりに始めたプロデュース業で、さまざまな同世代の依頼人に出会い変身する吉松喜一、40歳。生きることの困難と、その先の希望を見つめた感動作!

面白かった。著者の作品の中では面白い。

ご都合主義的な展開なんだけど、それが気持ち良い。ちょっとした人助けや、ひょんなことから巻き込まれてしまった事件が良い結果をもたらすという王道ストーリーが、読んでて清清しかった。
このストーリー展開にamazonの評価は様々だった。

40代にフォーカスを当てたストーリーだけど、自分でも面白く読めた。

著書の中で印象に残っている記述。(記憶で書いているので、実際の表現とは違うと思う。)
「若い頃は何でもできると思っていた。しかし、年齢を重ねるにつれてできないことの方が多いんだってわかってきた。」
これよくわかる。しかし、だからと言って諦めるのは早いとも思う。
「全てに可能性があるじゃないか!!」なんて言わないけど、好きなことは続けることができる。たとえそれが他人から"みっともない"と思われていたとしても。

熱いな、オレ。

星4つ。
包帯クラブ The Bandage Club
これは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした、ある小さなクラブの記録であり、途中報告書だ…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける、傷ついた少年少女たちの感動的な物語。


心の傷を負ったその場所に包帯を巻く。そうすると、少し楽になる。
生きるのがつらかったり、矛盾を感じてしまったり、とそんな若者にはいい本なんだろう。

30も過ぎたおっさんが、こういう純粋な青春物を読んでもあまりこないんだよね。
どうも、斜めから読む癖がついてしまっている。
また、感受性も低くなってきているんだろう。

そのせいか、ご都合主義的なところが目に付いてしまった。
主人公の女の子と今まで仲の悪かった弟が急に仲良しになるのなんて、「え?そんな簡単でいいの?」なんて思ったり。

途中で出てくる変なレポートにも意味がわからずだった。

星3つ。
否定的なことを書いてしまったが、青春をもう一度感じたい人にはお薦め。
朝のニュースを観てびっくりしたよ。

まさかねー。ブラジルが負けるとは。

残念なことにゴーリキの予想チームは全て敗退してしまった。
職場で催されている優勝国当てクイズには本命:ブラジル、希望:オランダで予想していたんだが・・・。

これで、ベスト4が出揃った。

準決勝はドイツvsイタリア、ポルトガルvsフランス。

憲法九条はなぜ制定されたか
ちょっと趣向を変えて、こんな本を。

いつもとは違った読み方に挑戦した。
それは、最後の結論と思えるところを先に読み、その後初めから読むという方法。

時間短縮かつ要点を掴みやすいからいいね。

憲法9条を書いたのは、マッカーサを代表とするGHQという説があるけど、日本の政治
家もそれを望んでいた。それは天皇制の存続とも関係がある。ということかな。天皇
陛下の勅語の分析もあって、面白く読めた。


最近、朝鮮半島の動きが活発じゃない?ゴーリキの目に映る情勢はこんな感じ。

北朝鮮は韓国の拉致被害者との面会を実施し、韓国と握手しようとしている。
反面、テポドン発射というナイフを日本の喉元につきつける。

そんな日本は米国産牛肉輸入再開、アメリカ基地移転でアメリカとの堅い絆を求め
る。日米首脳会談も始まった。
アメリカは次の「悪の枢軸国」を北朝鮮にしようとして、世界の大国アメリカをア
ピールしようと躍起。顕著なのが、日本人拉致被害者がブッシュと会談したこと。

テポドンが日本に向けて発射されて、日本に着弾したらどうなるんだろう?
それはどんなに良いケースを想定しても、最悪の絵になる。
仕事でaccess.logの分析を急いでする必要があった。
フリーのanalogを使っているんだけど、ちょっと変わった分析をやりたくて。変わった分析をやるには、市販されているソフトもあるんだけど、予算も無いし、時間もないしで手作りというわけ。

access.logをmysqlのテーブルに格納するphpプログラム。
スピードは遅いけど、それなりに動く。強引な処理もあるけど、記録として残しておこく。

PEAEのDBを使用している。
ここから。

Web2.0 BOOK
本書は、一般のビジネスパーソンや学生の皆さんのために、分かりやすくWeb2.0を解説しています。Web2.0という新しいWebの環境と、そこに至るまでの歴史的な背景をまず説明し、そのうえで技術要素や事業のケーススタディを紹介しています。

今のWeb界や技術動向を簡単に解説している本だと思う。
具体的に提供されているサービスにも言及されているので、「Web2.0」という曖昧な言葉を理解するのに大きく役立つと思う。

技術的には自分の知らない言葉がいくつかあったし、新しく知ったサービスなんかもあった。
知らなかった言葉は「マイクロフォーマット」「ストラクチャード・ブロギング」。
そして初めて知ったサービスは「テクノラティ

これらの言葉からわかるのは、いかに検索されやすいようにするかという、Web界の動きだろう。検索されるということは、その記事が有効活用されやすくなるということ。今までのWeb1.0では埋もれてしまっていた価値の高い記事でも、検索エンジンにヒットされるとその記事を有効活用できるようになる。

「マイクロフォーマット」「ストラクチャード・ブロギング」は記事を書く時に、より検索しやすい形式で記事を発信しましょうという情報発信者側の技術。一方、「テクノラティ」はその発信された記事をできるだけ、速く・正確に・的確に検索できるようにしましょうという、情報を受ける側のサービスだと感じた。

そういえば、タグ機能が自分の使用しているlivedoor blogサービスで実装された。これも検索を目的にした分類だ。このタグ機能は使ってはいるけど、自分でタグを入れるのが面倒だと感じて、使い勝手はまだ改良の余地があると感じている。できれば、書いた記事を解釈して、自動的にタグを付けてくれりと便利だと思うし、記事を読んだ人が勝手にタグを付けることができるという機能があればより双方向に記事が活用されると思う。

話は変わるけど。「イントラネットってなんだよ。社内にある情報っていったって、技術的な情報なんて社内に閉じないほうがいいんじゃないの?職場内のブログって言ったって機密情報が載るわけではないしインターネットに公開した方が有効じゃん。」って最近思ってる。
もちろん、顧客情報や個人情報は外部に流出してはいけない。また、インサイダーになるような情報も公開してはまずいだろう。しかし、技術的な「こんな製品にはこんなことができます。」とか「こんな製品の組み合わせで性能があがります」とか「こんなプログラムを書くとセキュリティ的に危険です」とかっていう情報は、社内に閉じないで広く公開した方がいいんじゃないかと思っている。こんなのをかたくなに社内に持っていたって、他者との技術的なアドバンテージになんてならないよとすら思っている。

そんな考えも、この本には書いてあった。
それは、サン・マイクロシステムズの社長ジョナサン・シュワルツの言葉だ。
「Intranets are an anachronism. They're gonna die, it's just a matter of time」
日本語にすると、「イントラネットは時代遅れだ。廃れていくだろう(dieだから滅亡すると訳してもいいかも)。ただ時間の問題だ」。う〜ん。心強い。

他にはiPodとiTunesのビジネスモデルにも言及しており、興味深い内容が多い。

でも「ウェブ進化論」は読んでおかないと、理解は中途半端になるかな。ほんと、「ウェブ進化論」は自分にとって2006年を代表する本になりそうだ。
ゴーリキは「ウェブ進化論」の信者っぽいけど、そんなことは無いよ。Webの現状やこれからの10年を予測したりするには欠かせない本だと思うだけ。良くも悪くも、ね。

星4つ。
はじめてわかる国語
いったい何の学問?
文学鑑賞文法漢字書き取り作文――楽しむコツを教えます

西原理恵子とコンビの爆笑お勉強シリーズ。
小学校の国語教育の矛盾や日本語の乱れ、入試国語問題必敗法や文章読本まで、清水義範のいちばん得意な分野のエッセイ。高島俊男、斎藤美奈子氏との対談つき好著。


自分には、国語という授業にある種のトラウマがあるんだろう。どうもこういう本に惹かれてしまう。
国語や読書についての考え方は以前にも記事を書いている。
これらの記事に書いたのと同じ考えや感じ方を、上手な文章で展開してくれている。
著者は国語の授業が登場人物の心情に迫ったり、道徳教育的になってしまっていると指摘する。

夏目漱石「坊ちゃん」の読書感想文で、本当に自分が感じた心の叫びを書いたとしたら。。。

「坊ちゃんなんて、世間知らずな青臭いやつだと思いました。青臭すぎて、臭いんです。そう、坊ちゃんはうんこなんです。うんこ。うんこ。わ〜い。うんこ〜〜〜!!」

と、自分の感じたままを書いたとする。(例えば、うんこ大好きなスカトロの尿太郎が上のように書いたとする。仮にね。)

多分先生から怒られる。
間違いない。
ほんとうの感想を書いたとしても、ふざけていると怒られる。

それならば。

「坊ちゃんの一本気な性格に深く心を打たれました。ボクが坊ちゃんなら・・・・」と道徳的に評価されるように書いたほうが褒められる。褒められないかもしれないが、怒られはしない。


言語で思考するっていうのは、確かにそうだな。

また、興味深かったのは戦後の日本語表記。なるべく発している音をそのまま書きましょうっていうように文部省主導で変化させたこと。例えば「けふ(今日)」は「きょう」と書きましょうとか、「おもひで(思い出)」は「おもいで」と書きましょうとかいうやつ。テレビの字幕に出ているような、「あ」に濁点の「あ”」とか「ま」に濁点「ま”」とかって、名古屋弁では発音するんだよ。そうなると、これらのひらがなというのも正しいと日本語が変化していくかもしれない。

国語の授業が嫌いだったのは変わらないけど、国語の教科書で名作と呼ばれる文学に少しでも出会えたのは良かったと思う。名作の文章を知っている、知らないっていうのはこの年齢になると大きいと思う。

星4つ。
国語という授業が嫌いだった人にお薦め。
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