読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「文は人なり」と言うが、間違っている。正しくは「文は自己演出なり」だ。自分をありのままにさらけ出すのではなく、文章を工夫し、上手に化粧して、相手の心を動かし、「見せたい自分」を演出する。この「したたかな文章技術」こそ、できるビジネスマンの最強の武器だ。
ざーっと、面白そうなところを拾い読み。
ピンと来たのは、謝罪の文章。これ、書くのが難しいんだよね。
単純に謝るだけではインパクトが弱いし、本当に自分の誠意を相手に伝えられるかって測りにくい。
この謝罪文で著者は「きれごと」で締めろと提案している。
「私が社会人となった時のポリシーは」とか「わが社のモットーは誠意で道を開くです」とか。これ、使えそう。
また、他社への依頼の文章では「相手に想像させる」「ほのめかす」というテクニックも使えそう。断れば、他社に仕事が回されるというのをほのめかし、相手に危機感を与える。
例えば、こんな感じ。
「先方は知り合いの業者を推薦してきており、また他の候補も挙がっていたのですが、弊社としましては、やはり御社が一番信頼できますので・・・」
著書タイトルの「悪魔の文章術」というだけあって、やりすぎか?というのもあったけど、実践したら面白いと思う。
でも、読むところは少なかった。
星2つ。
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