読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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これは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした、ある小さなクラブの記録であり、途中報告書だ…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける、傷ついた少年少女たちの感動的な物語。
心の傷を負ったその場所に包帯を巻く。そうすると、少し楽になる。
生きるのがつらかったり、矛盾を感じてしまったり、とそんな若者にはいい本なんだろう。
30も過ぎたおっさんが、こういう純粋な青春物を読んでもあまりこないんだよね。
どうも、斜めから読む癖がついてしまっている。
また、感受性も低くなってきているんだろう。
そのせいか、ご都合主義的なところが目に付いてしまった。
主人公の女の子と今まで仲の悪かった弟が急に仲良しになるのなんて、「え?そんな簡単でいいの?」なんて思ったり。
途中で出てくる変なレポートにも意味がわからずだった。
星3つ。
否定的なことを書いてしまったが、青春をもう一度感じたい人にはお薦め。
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