読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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スポーツビジネス界の内幕を暴く、渾身のノンフィクション。
ワールドカップ開催を目前に控え、遂に日本上陸。
世界中の人々に愛される、「アディダス」と「プーマ」。
この2つのブランドが、いかにして有名スポーツ選手を取り込み、ワールドカップ、オリンピックといった世界規模のスポーツイベントを成功させ、巨大な利権を生み出していったのか。
タイトルから想像したのは、アディダスとプーマがスポーツビジネスにおいて熾烈な争いを繰り広げたということ。確かに、そういう部分も書かれているんだけど、アディダスの創設者とプーマの創設者の血を分けた骨肉の争いがメインだった。
「で、何が言いたいの?」というのが感想。
アディダスの創設者とプーマの創設者が血のつながっている兄弟で、とても仲が悪いというのは知っている。だからといって、なぜそんなに仲が悪くなるのかが分からなかった。とてもあっさりと表面的なことが書いてあるだけ。
会社として、ビジネス的な戦略について、両者を比較して書かれているわけでもない。
ただ、ワールドカップやオリンピックという世界的な大会を契機に両社が急成長を遂げたのは理解できたし、今あるような有能な選手(昔はペレ、今はベッカムや中村俊輔)等にスポンサー提供するというのも興味深かった。さらには、そのビジネスの中に、日本のアシックス(旧:鬼塚タイガー)やミズノ(旧:美津野)やアメリカのナイキが参戦してくるのも面白い。
それでも、途中からは飛ばし読みだったよ。
ウンチクとして一番の収穫は日本代表のこと。
日本代表がなぜアディダスをスポンサーにしているか。
このあたりは本書を読んでみて。
ちなみに。
記憶に新しい2002年ワールドカップ。宮本がかぶっていた、ゾロのマスクあるでしょ?あれもアディダスが作ったんだって。
アディダスは2002年の日本市場において大成功だった。確かに。ほとんどみんな、アディダスの日本代表のジャージ着てたもんなー。
星2つ。
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