読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「常野物語」の最新作、早くも登場!
「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!
著者の恩田 陸の作品は、ファンタジーが多くて自分に合わない作品が多いんだけど、これは面白かった。
とはいうものの、正直、意味はほとんど分からなかった。
なんとな〜くのイメージなんだけど、映画「マトリックス」や漫画「20世紀少年」っぽい感じ。
いきなり精神的な世界に入って、時間軸がズラされ過去に戻ったりする。
それまで真実だと思っていたことが、実は真実ではなく刷り込まれた記憶だったり。
ストーリーをちゃんと追うというより、ストーリーの描写や刻々と変化する「裏返す」「裏返される」「洗濯」のポジションを楽しむといったところか。
サブタイトルに「常野物語」とあって、どうやらこの作品の前に、前身となるような作品が発表されているようだ。
星4つ。
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