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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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最悪.jpg

奥田英朗を読むのはこれで3作目。
作品ごとにタッチが変わる人だな。

2作目に読んだ「邪魔」という作品と似ているかも。
小さな町工場の社長、銀行の女性行員、チンピラの3人が少しずつ人生のボタンを掛け違えていく。
この3人が少しずつ変化していく様がとても面白い。
退路を絶たれて、どんどん前に進んでいき、あるところでこの3人が混ざりあっていき、さらに混ざりあった後もどんどん状況が変わっていく。
少し良くなるのかと思わせておいて、実はさらに悪い状況になっていくという具合。
最期は、、、。

ちょっと暗い気持ちになるかもしれないけど、先を読み進めたくなるよ。

星は4つ(5つ中)。
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“セカチュー”山田&綾瀬コンビが「白夜行」で再タッグ!
俳優、山田孝之(22)と女優、綾瀬はるか(20)が、来年1月スタートのTBS系ドラマ「白夜行」(木曜後9・0)で共演することが3日、分かった。東野圭吾氏の大ヒット同名ミステリーが原作。昨年、同局で放送された「世界の中心で、愛をさけぶ」で涙を誘った“純愛コンビ”が、今度は忌まわしい過去を背負った主人公とヒロインに扮し、究極のラブストーリーを展開する。


読書関連の話題が続きますが、
ま、芸術の秋、読書の秋ということで。

今日のびっくりしたニュースがこれ。
俺が東野圭吾の作品で、一番の傑作だと思う作品が「白夜行」。
(参照:amazon

この本にはほんとにハマった。
壮大な時間軸の中に、計算されつくされた物語構成。
文庫本で800ページぐらいある分厚い本なんだけど、寝る時間を惜しんで必死で読んだ。
この本のすごいのは、主人公2人の心情がまったく描かれないところ。
事実や周囲の人の心情のみで物語は進んでいくんだけど、それが無性に怖くて気持ちいい。

そんな「白夜行」がドラマになるそうだ。
この本はあまりにも壮大すぎるので、ドラマ化や映画化なんて絶対に無理なんだと思ってた。
しかし、このドラマ化のニュース。とても驚いた。
サンスポのニュースを読むと、作者である東野圭吾の了解をとるのに半年かかったようだ。
主演の2人はセカチューの山田孝之と綾瀬はるかコンビが演じるということだけど、演出は堤幸彦がやるのかな?

ドラマ化には、原作の雰囲気を壊されるのではないかという不安が半分と、映像化された「白夜行」を観てみたいという希望というか興味のようなものが半分だ。


ちなみに、ゴーリキ的東野圭吾ベスト3は以下。
図書館にもあるので、時間を作って読んでみて。

1位:白夜行
2位:秘密
3位:変身
da933a32.jpg好きな作家の一人、東野圭吾。

シニカルな短編集。
「アルジャーノンの花束」をモチーフにした、「あるじいさんに線香を」というのもあり楽しめた。
短いながらも、最後はちゃんとオチをつけたりと、うまくまとめるな〜。

ちょっとした空き時間ができたら読んでみては。

94a117aa.jpgかなりディープな短編集。
その中のひとつ「ラストショット」はかなりグロかった。
けど、全体的にテンポが良いし、着眼点もちょっと違っていて面白い。

初めてこの人の作品を読んだんだけど、
こういう作風は好きだな。

でも星は5つ中3つ。
この人の長編も読んでみたい。
「池袋ウエストゲートパーク」を読んでみようかな。
今日から読んだ本をできるだけ書いていくことにしよう。
いつまで続くかはわからないけど。

f1dfb729.jpg

今日読み終わったのは、この本。
・黒い看護婦
・森 功 (著)
AMAZON

福岡県久留米市で起きた連続保険金殺人事件を題材としたノンフィクション。

テレビドラマの原作にもなった、桐野 夏生の小説「OUT」が現実になったような話。
「OUT」は平凡な主婦達が共謀して死体をバラバラにするというストーリーで、小説としては面白いんだけど、こんなの現実にはないんだろうな〜と思ってた。

だけど、実際にあったのがこの事件。
事件の内容は4人の元看護婦が共謀して連続保険金殺人を行うというもの。

4人の看護婦の生い立ちや、事件に関わっていく過程がとても興味深い。
主犯である吉田純子のカリスマ的なキャラクターとその狂言や行動に振り回される3人が印象的で、吉田純子は相手の弱点を直感的に把握し、執拗に攻めて、相手を自分の「家来」にしていく。

犯罪を美化したり、賛美したりするつもりはないけど、この吉田純子の自分から離れさせらなくする力というか、人を操る能力というか、そういうのには感嘆した。
(一種の恐怖政治みたいなもんだけど)

ドロドロとしていて後読感は悪いけど、ノンフィクションが好きならぜひ読んで欲しい作品。
犯罪心理学に興味がある人も、面白いかも。

参考
新潮社のHP-黒い看護婦
41ed1e2c.jpg
近頃読んだ小説の中でピカ1。

ページをめくる手が止まらない、止まらない。
軽快でテンポが良くて、どんどん先を読み進めたくなる。
明るい感じで話は進むんだけど、泣かせるところもあって、
ちょうどその箇所を電車の中で読んでいた俺は恥かしかったりして。

誰かに本をプレゼントすることがあるなら、この本を薦めるよ。
d8d46360.jpg
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?

東野圭吾の作品はほとんど読んだと思ってたけど、まだ読んでないのがあったので読んでみた。

古典ミステリーのオマージュって感じかな。
軽快なテンポでどんどん物語りに引き込まれてしまう。
何気ない伏線が巧みで、結末で謎がまとめて氷解するのがとても気持ちいい。

帰りの電車で読み始めたら、やめられなく一気に読んじゃった。
お勧めできる本です。
教科書で一部分は目にしたことあるかもしれないけど、夏目漱石の本を最初から最後まで読んだことがなかった。
名作と評価の高い本でも読んでみるかとな〜思い手にとってみた本。
ちなみに、文庫で290円。安い!

文章が簡潔、そしてテンポがいいので、苦手な旧仮名使いも気にならなく読めるのがうれしい。

でも、思ったより面白くなかったといというのが感想。
期待した映画ほどつまらないというマーフィーの法則が示すように、期待度が高かっただけに残念だった。

赤シャツがそれほど悪いヤツとは読めなかったし。
また、主人公にそれほど正義感があるようにも読めず。ただの分別のわからない「若ぞう」という印象。
テンプラそばを冷やかされたり、いたずらでバッタを布団に入れられる坊ちゃん。。。別に目くじら立てて怒るほどじゃないんじゃない?ただの生徒の可愛い悪戯じゃない?
使用人の清を思う主人公も、マザコンならぬババコンのように思えたし。

世間を斜めに見始める中学生ぐらいに読むべき本だったかな。

調べてみると、坊ちゃんは夏目漱石の前期の作品だそうで。後期の方が人間の内面をえぐっているらしく、自分好みっぽい。
今度は夏目漱石の後期の作品を読んでみるつもり。
127回芥川賞を受賞した作品。
パークライフ
淡々と日常を描く作風。
好きな人は好きなんだろうけど、オレはダメです。
まったく面白くない。日比谷公園が小説の舞台になっているので、少し親近感が沸くぐらい。
ラストも意味がわからなかった。
「おい。これで終わりかよ。」と突っ込まずにはいられないくらい。

amazonのレビューを見ると、2〜3回読むと良さがわかるみたいなことが書いてあったけど、2回目読むことは無いでしょう。

実は著者である吉田修一の作品を読むのはこれで2冊目。
1冊目は東京湾景という本だった。
東京湾景.jpg
本屋で平積みにしてあるし、ポップも良さげなことを書いてあるし、面白いかなと期待して読んだんだけど、感想はというと・・・・・・

この著者とは合わないんでしょう。


昨日に引き続き、本日も研修。
まだ講義の開始までに時間があるので、考えてみた。

「大学新入生に薦める101冊の本 」という記事にホモ吉が漫画に関するコメントをくれたので、今読んでおいたほうがいいと思う漫画をピックアップ。

そんなにすぐには出てこないと思うので、101冊まではいかないと思うけど。
思いついた順に。
ちなみに、おれ、漫画喫茶は大好物です。

火の鳥
アドルフに告ぐ
サバイバル
MONSTER
MASTERキートン
20世紀少年
PLUTO
U31
シュート
スラムダンク
リアル
タッチ
エースをねらえ

ドカベン
ドラゴンボール
ジョジョの奇妙な冒険
島耕作(課長、部長、取締役)
ブラックジャックによろしく
海猿
ピアノの森
BECK
GANTZ
稲中卓球部
GTO
はじめの一歩
AKIRA

ざっと数えるとここまでで27作品。
101作品をあげるのって難しいな。

こうやって見ると、ストーリー性があるものやスポーツ系の漫画を好んで読んでるかな。
青の炎

世の中には面白い本がいっぱいあるね。
学生で時間のある時にもっと本を読んでおけばな〜と、今更ながら後悔してます。

最近は尿太郎の2次会関連の記事が多いので、読み終わった本を記録しようと思いたったわけで。
勝手に「本」というカテゴリーを作ってしまった。

で、今日読み終わったのは青の炎/貴志 祐介。
既に映画化されていて、二宮とあややが出演、監督を蜷川幸雄がやったというので話題になってた。

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。


映画は観ないで、この本を読んでの感想。

これは、もっと若い時に読む本だったな〜。
高校生ぐらいがいいのかも。
話の展開は確かに面白かったけど、主人公の秀一の行動や考え方がなんか青臭く感じられて、感情移入しにくかった。
Amazon風に点数をつけるなら、星5つの内の4つかな。

主人公が二宮っていうのはイメージじゃないな。
自分が選ぶとしたら、妻夫木聡かな。
あややの役は石原さとみで。
尿太郎の2次会幹事をやっているユカチンがこのblogの更新を楽しみにしているということで、最近読んだ本の紹介。

本
「グラスホッパー」と「野ブタ。をプロデュース」。

グラスホッパー/伊坂 幸太郎
復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。書き下ろし長編。

出てくるキャラクターが強烈で面白い。
ストーリーは多少強引なところがあるけど、その個性的な登場人物のおかげで気にならない。
蝉というナイフを使う殺し屋が出てくるんだけど、そのやり取りが好きだな。
著者、伊坂 幸太郎の別の作品も読んでみたい。

野ブタ。をプロデュース/白岩 玄
舞台は教室。イジメられっ子転校生(キモチ悪いほどおどおどしたデブ)を人気者に
すべく、オレはプロデューサーを買って出た! 「『セカチュウ』で泣いてる場合ではない、『野ブタ。』を読んで笑いなさい」と斉藤美奈子氏絶賛、第41回文藝賞受賞作!「大した才能だよ。期待してるぜ、白岩玄。」(高橋源一郎氏)

軽いタッチで、今風で、読みながらニヤニヤしてしまう会話の妙。
野ブタをプロデュースしていくところなんかはワクワクして読めていくんだけど、物語の結末は個人的には好きじゃない。
その結末は読む人によって捕らえ方が違うと思うんだけど、最初からの勢いをキープして欲しかった。
3時間ぐらいで読めるので、軽く読んでみたいという人にお勧め。


衆議院解散総選挙とか東アジア選手権とか大魔神佐々木の引退とか、色々「つぶやき」たいことはあるけどまたの機会に。
今日は休日出勤の代休で休み。
金、土、日の3連休。

たまっていた本をBOOK OFFで売ってきた。
数えてみると44冊。
新刊のハードカバーから文庫、古くなった技術書、そして漫画のAKIRAまで。

売る本

しめて1990円で売れた。
心の中では2500円ぐらいで売れるかなと思ったけど、そんなに甘くはなかった。。。
渋谷社長

今日読み終わったのは、藤田晋著の「渋谷ではたらく社長の告白」という本。
売れているということで、本屋でも平積みの状態。
流行にのって購入した。

藤田晋はITベンチャー「サイバーエージェント」という会社の社長。
ライブドアのホリエモンや楽天の三木谷社長とかと同じ系統。
でも、彼の場合はITベンチャーの社長というよりも、女優の奥菜恵の旦那といった方が有名かも。

この本の表紙から、なんとなくクールなイメージを抱いていたけど、そんなことはなく非常に熱い人。
この本読むと仕事がんばろうかな〜という気持ちになる。
そして、この社長は1973年生まれで僕達と同じ。
同年代にはイチローやナカタヒデとかいるけど、この人も負けずにすごい人です。

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