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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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今日から読んだ本をできるだけ書いていくことにしよう。
いつまで続くかはわからないけど。

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今日読み終わったのは、この本。
・黒い看護婦
・森 功 (著)
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福岡県久留米市で起きた連続保険金殺人事件を題材としたノンフィクション。

テレビドラマの原作にもなった、桐野 夏生の小説「OUT」が現実になったような話。
「OUT」は平凡な主婦達が共謀して死体をバラバラにするというストーリーで、小説としては面白いんだけど、こんなの現実にはないんだろうな〜と思ってた。

だけど、実際にあったのがこの事件。
事件の内容は4人の元看護婦が共謀して連続保険金殺人を行うというもの。

4人の看護婦の生い立ちや、事件に関わっていく過程がとても興味深い。
主犯である吉田純子のカリスマ的なキャラクターとその狂言や行動に振り回される3人が印象的で、吉田純子は相手の弱点を直感的に把握し、執拗に攻めて、相手を自分の「家来」にしていく。

犯罪を美化したり、賛美したりするつもりはないけど、この吉田純子の自分から離れさせらなくする力というか、人を操る能力というか、そういうのには感嘆した。
(一種の恐怖政治みたいなもんだけど)

ドロドロとしていて後読感は悪いけど、ノンフィクションが好きならぜひ読んで欲しい作品。
犯罪心理学に興味がある人も、面白いかも。

参考
新潮社のHP-黒い看護婦
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