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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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あなたの身近にいるパソコンにとても詳しい人について、その人のイヤなところ、やめて欲しいこと、改善して欲しいこと、ダメな点などをお聞かせください。
http://q.hatena.ne.jp/1148973626

自他共に認めるパソコン・ヲタ。


いや、ほんとに、すんません。。。
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年間更新料ゼロのセキュリティ対策ソフトの勝算
 ソースネクストは5月29日、年間更新料を無料にするセキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」を発表した。3,970円でソフトを購入すれば、Windows Vistaの公式サポート終了時まではPCやOSを買い換えても利用できるというものだ。

ウイルス対策のソフトのほとんどが1年単位でライセンスを購入するという形態での販売スタイル。この記事では、そんな年単位でのライセンス購入ではなく、1回買えばずーっと使えますよという販売スタイルで売り出す。

更新時にかかるコストを無くすことで、この販売スタイルを実現するとのこと。
今までは、更新の問い合わせ対応なんかでコストがかかっていたんだって。確かに、1年に1回しかソフトを意識しない人は、自分のIDとか忘れちゃうもんね。

ユーザに更新を促すことで収益を確保しようとしていたが、その更新制というビジネスモデルそのものがコストを発生させる要因になっている。

「だったら、それを無くせばいーじゃん。」

発想の転換が素晴らしいと思う。

さらにすごいと思うのは、それを実行してしまうこと。
既存のビジネスモデルを捨てて、新しいものに手をつけるってなかなかできない。
村上さん
村上さんがとうとう逮捕されちゃったね〜。
21:00からのNHKニュースをガン見だよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060605-00000030-mai-soci
「皆様にご迷惑をおかけしたことをおわびします」。証券取引法違反疑惑に揺れる「村上ファンド」の村上世彰(よしあき)代表(46)は5日、記者会見を開き、謝罪した。「インサイダー情報を聞いてしまった」などと経緯に触れ、特捜部の事情聴取に容疑を認めたことも明らかにした。株主の利益を前面に押し出し、経営者を震かんとさせた「もの言う株主」は、「この世界の憲法(証取法)を破ってしまった。私は(業界から)身を引きたい」と引退宣言で締めくくった。

でもさー。タイミングがさー。ナニでアレだと思うわけで。

「この騒動で得する人って誰だろう?」と考えた。阪急HDだと思う。
阪神の株価はTOBで提示した930円より上で推移していた。この騒動で930円ぐらいに落ちてきている。6/5の値動きは小幅なようだけど、下げ傾向はこれからも続くような気がする。

阪急のTOBに対して村上ファンドは応募せざるをえないだろうと思う。しかも持ち株全部を売るハメになりそう。利益は当然確定させたいし、世間の評判も気になるだろうから。

それにしても、面白いのは村上さんとホリエモンのとる戦略が全く異なること。
あっさりと自分のしたことを認めてしまった。ホリエモンが否認を続けたのとは対照的だ。
早く自分のしたことは認めて、情状酌量を勝ち取ろうという腹づもりかな。とはいうものの、「法を犯した認識は無い」と言っているので、ほんとうにインサイダー取引として立証できるかは微妙なところだと思う。

六本木ヒルズは話題に溢れてる。
だから日本人よ、靖国へ行こう
国を憂える2人が、靖国問題、戦争、天皇、教育、日本人について縦横無尽に語る。「戦友たちは靖国神社に眠っている」「いい加減に戦争を始めたわけじゃない」「靖国にお祀りするのは戦友との約束だ」等を対談形式で語る。

ニムにお借りした本。貸してくれてありがとう。

読むのは5章と6章だけでいいかな。(借りておいて、高飛車でスマン)
1章〜4章は2人の会話で、何を言いたいのかが伝わってこなかった。どちらかというと、小言、お説教、自慢話のように思えてしまって。著書タイトルになっている、「日本人よ、靖国へ行こう」と関係があるのは最初の方だけだったし。

けど、5章と6章は読んでおくべき文章だと思う。
『「天皇陛下のために」だけでは死ねない。天皇とは国のことで天皇のためにではななく、日本のために死ぬのだ』とある。ここに書かれている考えや感覚は、戦争に行き、実際に戦った人でないと理解できないメンタリティーなんだろう。自分達がこういう考えや感覚を理解することはできないけど、想像(イメージ)しなくてはいけない。

広島の原爆ドームでの記述に気づかされた。「過ちは繰り返しません」というくだり。そうやって考えると、何が過ちで、誰が繰り返してはいけないのか。
原爆を落とし、無差別に大量の人を殺したのはアメリカ。「あやまち」を犯したのはアメリカだ。戦争に負けたことがあやまちなのか。
広島や長崎の原爆投下の日は、テレビで色々な番組が放送される。このような考えを持ちながら観ていくこととしたい。

A級戦犯は勝利国によって勝手に決められたこと、ハーグ条約があるにもかかわらず憲法改正にアメリカが乗り出したこと、従軍慰安婦に対する誤解等、戦争体験者からの観点で書かれていた。
今まで戦争を体験していない人の文章だけしか読んだことしかなったと思うので、別の観点から戦争について考えさせられた。

星3つ。やっぱり、1章〜4章は余計だったと思う。
自民党総裁に靖国問題が焦点になる可能性がある。そんな首相選出の観点に興味のある人にもお奨め。

今年で総理大臣を退く予定の小泉首相。
なんとなく、8/15に靖国神社に参拝するような気がする。
高校教師になれる資格を持っている。
なんか、「高校教師」っていうと、ドラマを思い出すのは俺だけか?

教員免許を自動車免許みたいに更新制にするっていう議論が進んでいる。

その議論において、これまでは既に教員免許を取得している人への更新制導入はやらないという方向で進んでいた。しかし、最近は既に教員免許を持っている人も更新制を導入すべきだという議論になっているようだ。
自分のように一般企業に勤務していて、免許(資格)だけは保持したいと言う人はどうすはどうなるんだろうか。ニュースを観たら、30時間の講習を受けるというのが案として出されていたようだけど。

既取得者に対する教員免許更新制の導入は賛成なんだけど、せっかくとった教員免許を保持し続けたいだけの自分はどうすればいいのか、正直言って不安。
単純に30時間の講習って、1日8時間の講習と考えても3日間はやるわけでしょ。企業で働いている人にとって、3日間も休んで研修って難しいよな〜と思うわけで。

今後もこの議論は見守っていくつもり。
お化粧しないは不良のはじまり
メイクアップは社会を映す鏡
ヤマンバメイクに代表される茶肌メイクは20年に一度現れる、日本のオリジナルメイクだった!明治維新から平成の今まで、140年の女の顔を一挙に見せる初めてのリアルメイク史

自称CanCamフリーク。
本書ではメイクにフォーカスをあてて、その歴史を丁寧に解説している。

予想以上に面白かった。こういう風にサブカルチャー的なものを丁寧に真面目に解説している本って好きなんだよ。

メイク(化粧)の捉え方が時代とともに変化していく様が理解できる。
今までの自分は、モデルさんをメインにファッションを追っかけていたんだけど、これからはメイクに関してもウォッチしていこう。と自分の中で、ヲタクの心がメラメラと燃えさかる今日この頃。

本書を通して感じたのは、欧米人と日本人のメイクに対する考え方の差だった。
欧米人は個性を際立たせるためのメイクだが、日本人はどちらかというと自分の内側に対して精神をコントロールするものということ。メイクで個性を出すのではなく、メイクという仮面をつけてその仮面のキャラクタになりきるという考え方。例えば、オフィスメイクでつらい仕事をがんばって、グロスたっぷりのつやつやの口紅で合コンを勝ち抜くとか。
日本では自分も含めて「かたち」や「形式」を重んじるので、そういう外見が先なんだろうと思った。

化粧なんて、時間もかかるし面倒くさそうだなと思っていたけど、口紅を引くだけで違う自分になれる。口紅一本で変身できるのだから、いいものだ。

星5つ。自分は面白かったけど、あまり他人には薦められない。女性誌を読まない男には面白くないと思うから。
htmlの個別記事から直接編集画面をするための記述。
以下の記述。

編集
千円札は拾うな。
残業をやめれば、給料は増える。見えてる人には見えている、常識の「半歩先」の考え方。『採用の超プロが教えるできる人できない人』から3年、読者待望の「安田式・人生を劇的に変えるビジネスバイブル」。

ワイキューブという会社の社長である安田さんが書いた本。R22に新入社員にお勧めする本として紹介されていたので、手にとった。
読んでて思い出した。安田さんが以前に書いた「採用の超プロが教えるできる人できない人」を読んだことあったよ。
(参考:ワイキューブのホームページ

「千円札を拾ってはいけない」「残業してはいけない」「借金をしろ」と一見すると常識はずれ的なことを言っている。しかし、そういう常識はずれ的な事を逆説的に展開している。

面白いなと思ったのは、「自分に似合うスーツを着てはいけない。」「彼氏は彼女のいる人から見つけろ」というもの。自分に似合うスーツではなく、お洒落なスーツを他人に選んでもらう。そしてそのスーツが似合うように自分を変化する必要があるというもの。また、市場価値の高い男性には彼女がいるものなので、そういう男性を狙ったほうがいい。男性が彼女と別れたら、男性から連絡してもらうような仕組みづくりをするのが重要だというものだ。

強引な話のもっていきかただと感じたけど、それなりに楽しめた。
自分が実践するのは難しいかもしれないなー。

本書で言いたいのは、「常識を疑え」「思い切って捨てろ」ということと理解した。
採用の超プロが教えるできる人できない人」では、変化をしつづけることが重要だと言っていた。

アインシュタインの名言「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」っていうのもあったな。この名言、何かで読んだ気がする。思いだせん。。。

あまり今の自分には必要と感じなかったので、星3つ。
「最近、なんかモヤモヤするんだよね〜」という人にはお奨めかな。
遅いけど、本屋大賞を発見。
http://www.hontai.jp/

順位は以下。リリーの東京タワーはダントツなんだな。2位のサウスバウンドは自分の2005年のベスト。
1,2,3,4,5,10,11は読了しているので、良い読書してるのかも。

1位 『東京タワー "オカンとボクと、時々、オトン"』 リリーフランキー/角川書店 279点
2位 『サウスバウンド』 奥田英朗/角川書店 196.5点
3位 『死神の精度』 伊坂幸太郎/文藝春秋 190点
4位 『容疑者Xの献身』 東野圭吾/文藝春秋 184.5点
5位 『その日のまえに』 重松清/文藝春秋 179.5点
6位 『ナラタージュ』 島本理生/角川書店 162点
7位 『告白』 町田康/中央公論新社 152.5点
8位 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男/文藝春秋 152点
9位 『県庁の星』 桂望実/小学館 141点
10位 『さくら』 西加奈子/小学館 135点
11位 『魔王』 伊坂幸太郎/講談社 103点
オーデュボンの祈り
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。

伊坂幸太郎のデビュー作だ。やっと読むことができた。
第5回新潮ミステリー倶楽部賞(平成12年)を受賞している作品。

独特な設定と個性のある登場人物達、そしてウィットに富んだ会話の数々。
伊坂節の原点はここにあるんだと、感心しながら読んでた。

カカシがしゃべるという独特な設定はびっくり。しかもそこは、仙台沖に浮かぶ鎖国をしているような島。登場人物もほんと個性的。反対の言葉しか喋らない人、ものすごく太っていて動けない人、謎の双子。

伊坂節ここにありって、会話も楽しめる。
「アフリカのジャングルだって、外部との交流はあると思うんだが。」(鎖国している島の現状を聞いた主人公のつぶやき)
「ここはジャングルじゃない。」(それに答える案内人)

イメージ的には「オズの魔法使い」。旅に出るストーリーではないんだけど、雰囲気は「オズの魔法使」いだった。不思議な世界観だった。

ストーリー中にちりばめられた伏線がラストに向かって気持ち良いほど集約していった。この書き方はさすが。

ただ、好きな伊坂の作品がだけに、自分のハードルが高い。
キャラクタの描き方がちょっと中途半端で、感情移入がしにくかったのは否めない。
色々な要素を盛り込みすぎでスピード感もかけていたかも。最近の作品はもっとスピーディーに読ませるので、それと比べてしまうからなんだろう。

星3つ。(普通の作家なら星4つかな?)
「陽気なギャングが地球を回す」や「砂漠」が苦手な人には、この作品がいいかも。
イチロー頭脳―目標を達成するための思考法
イチローの考え方を学び、日々の行動に活かせばあなたの夢は必ずかなう! 多くのインタビュー発言を収集・分析し、逆境から学んで飛躍できる考え方を紹介。メジャーで活躍する日本人プレーヤーたちの興味深い言葉も収録。
WBCでの活躍の記憶も新しいイチローの発言をまとめたもの。その発言の中から何かを学びとろうとしている本。

前後の文脈が省略されているのもあるから、全ての筆者の解釈が正しいのかは不明。
あまりにも強引な解釈も目立った。

星3つ。

著書でいいなと思った記述は以下の5つ。
気に入った順番に並べてみる。

p.42
「びっくりするような良いプレーが勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなさないといけないプレーを確実にこなせるチームは強いと思います。」

p.130
「アメリカでプレーし続けるというのは、本当に大変なことだ。メジャーでプレーしたことがある選手なら、1年間、怪我をせずにプレーし続けることの大変さを実感しているはずである。それを繰り返し5年以上、あるいは10年近くプレーするというのは、何かをずっと考えているからこそできるのだ。断言してもいい、才能だけで5年以上はできない。」(元マリナーズ長谷川の言葉)

p.92
「結局、好きなことをやっていると、人からそれを努力と言われても、自分ではそうは思わないんですよね。そういう人にすごいとか言っても、『いや、別に大したことはない』っていいますよね。」

p.96
「野球がうまくなりたいんですよね、まだ。そういう実感がもてたらうれしいですね。それは数字には表れづらいところですけど、これはもう僕だけの楽しみというか、僕が得る感覚ですから。ただそうやって前に進む気持ちがあるんであれば、楽しみはいくらでもありますから。ベストに少しでも近づきたいですね。」

p.122
「自分の技術に自信を持つ前は、相手のミスを待っていたんです。技術に自信を持ってからは相手のベストを待っている。だから難しいんです。本当にベストだったと思うためには、じぶんだけでなく相手のベストも必要になるんです。」
東京ルール
東京には東京のルールがある。地方から上京してきた人が一度はとまどうルールをていねいに拾い集め具体的に説明、軽快でポップなマンガとともに紹介した。
東京で生活する暗黙のルールが面白おかしく紹介されている。

電車のドア付近に立っている人は、降りる人のために一度ホームに降りるというのがある。これ、常識だと思ってたけど東京のローカル・ルールだったんだ。

また、ある地域を表すのに、皇居を中心にして上とか下っていう表現をするっていうのがあった。例えば、「品川は下の方だね」とか。これ、知らなかった。

amazonに掲載されていた他のレビューに「10分で読める」とあったけど、そのとおり。
暇で暇でしょうがなければ、読めばいんじゃないかな。

星2つ。
その日のまえに
僕たちは「その日」に向かって生きてきた
男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、幸せな一生なのか。消えゆく命の前で、妻を静かに見送る父と子。感動の重松ワールド

生と死を描いた作品。「死」をテーマにすることで、その裏にある「生」についても考えさせられるリリー・フランキーの東京タワーとはちょっと違う感じ。

短編集みたいになっている。メインは後半の3編。著書タイトルにもなっている「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」。その3編では、妻が余命1年の癌と告げられて、亡くなる日を「その日」とし、その前後を構成している。

途中までは、「お涙頂戴が過ぎるんじゃない?」と斜めからの目線で読んでいた。しかし、その読み方は「その日のまえに」の章を読み始めたら払拭された。後半は鼻水がズルズルと流れて、恥ずかしかったよ。この本は周囲に人がいるところで読んではいけない。SMAPの草薙君が主演したドラマ「僕の生きる道」にも通じるところがある。

この本は事故等で突然いなくなるという話ではなく、癌のように近い将来死んでしまうが今は生きている主人公達が描かれている。その各編の主人公達が「死」に対して、誠実に向き合う。そして、その「死」に確実に向かっていく主人公の近くにいる人達の姿が印象的に描かれている。

もし、自分が癌と宣告されたらどうしようとか、愛しい人が癌と宣告されたらどうしようとか、考えてしまった。

書きたいことはたくさんあるんだけど、考えがまとまらない。
「死」について、中学生の頃とかは漠然と考えていた記憶はある。けど、今は全くと言っていいほど考えていない。今を「生きる」ことに精一杯なんだなって、改めて感じた。

なんか、大仏みたいになってきたな。(from ホイットマン)

2つ目の「朝日の家」という編はどことなく宙ぶらりんの感があるものの、各編のつながりもあり、とても面白く読めた。

星5つ。お勧め。
こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから
現代社会にみられる逼迫した状況は、多くの職場から精神的余裕を奪っている。職場でいま、何が起きているか?上司はどうあるべきか?産業医からの緊急メッセージ。
目次
第1部 職場でいま、何が起きている?(過労現場
現代職場を俯瞰する
部下を追いつめる上司たち
部下がつまずく要素
世代間に横たわる「ズレ」
健全な職場風土を保つには?)
第2部 倒れそうな部下をどう救う?(部下や同僚が提示するサイン
部下との面談
職場復帰の実際
海外赴任予定者への対応)
第3部 過労はいかにして体を蝕むか

世代間を類型化して論じてはいる。「確かに、あるね」と感じることが多かった。
特に自分のちょっと上の世代についての考察には同意。
バブル時代に入社した先輩達のことなんだけど、サークル感覚で仲良く、輪を乱さずに仕事を進めることに重きを置いている人が多いと思う。仲良く、気持ちよく仕事できるのはありがたいんだけど、暗黙にある強制的なしばりが嫌なときがある。例えば、飲み会とかさ。たまにならいいんだけど、毎晩となると、正直シンドイ。

また、上司の仕事って、部下のモチベーションを高いままに保って仕事をさせることだと考えている。それをやらずに自分で作業をしてしまう上司が、部下を追い込んでいることも理解できた。

この本は上司が部下に対してどうやって接していいかを悩んでいる人に薦めるよ。
また、それとは逆に、部下の立場にいる人(自分も含めて)で上司の言動に悩まされている人も読むといいと思う。

買わなくても、立ち読みでもエッセンスはつかめるよ。

そんな小難しいことはともかく、健康が一番。肉体と精神が共に健康なら、なにしたって食べて生活していけるよ。と、楽観的に考えたりもしてみた。

星4つ。
産まない理由 今まで誰にも言えなかった私たちのホンネ
産んだ人、産むと決めている人、産まないと決めている人、産むかどうか悩んでいる人…後悔する前に知っておきたい、みんなのホンネ。
著者は「おひとりさま向上委員会」の代表の肩書きを持つ女性。以前、王様のブランチで女性が一人でもいけるレストラン等を紹介していた。そのときは、「ミーハーな人」という印象があったけど、この本ではそのイメージを払拭してくれた。

様々な女性へのインタビューがメインなんだけど、よく書けていると思う。よくテレビで見かけるような衝撃的でセンセーショナルな極端なインタビューではない。自分は男だから、正確に女性の心理を把握することはできないんだろうけど、これが女性達の本音(本音に近いというのが正確かも)なんだと思う。

特に1章の産まないを選択した人や、2章の産みたいけどどうしようか悩んでいる人の記述において、「日本の仕組み」的な問題についても知ることができた。出生率の減少、そして年齢構成がいびつになってきて、少子化対策が叫ばれているのは知っていた。が、あまり意識はしていなかった。インタビューからわかったのは、お金をばら撒いたりするだけで、女性は子供を産もうとはしないということ。政治家には、決して理解できないと厳しい批判もあった。

3章では産みたくても産めない人について書かれている。この章では不妊治療について言及されており、その精神的・肉体的なつらさ、そして経済的に大きな負担がかかるということをインタビューから知ることができた。

4章は実際に生んだ人のインタビュー。全ての人がハッピーかといえば、そうではなかった。もちろん、「子供によって、自分も成長する」という肯定的な意見もあったが、「子供を生まなかったら、違う人生も・・・」という少し懐疑的な意見もあった。

女性が出産に対する意識というのが時代とともに変化してきているのだろう。
自分ができることはなんだろうか。と考えた。
一緒に子育てや家事をやって、少しでも負担を減らす。
自分ができることって、これくらいなのか。

でも、なんでもやるつもりだ。

星5つ。
男性女性、既婚未婚、出産経験の有り無しにかかわらず、読んでおいたほうがいいと思う本。

著書名で検索したらでてきた。参考として。
現代女性が産まない理由――葉石かおり(はいし・かおり)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060519_1.html
総務省から発表された資料によると、「インターネット利用におけるモバイル化が更に進展。移動端末からのインターネット利用者数がパソコンからの利用者数をはじめて逆転。」とのこと。

移動端末って携帯電話やPHSのようなことを言っているみたい。
確かに、自分も携帯でWebの閲覧をしたりするけど、やっぱパソコンを使うことが多いと言うのが自分の感覚。

とはいうものの、mixiがこれだけユーザを広げたっていうのは、携帯電話からの使用が可能だったからというのもある。
Webでのサービスを提供する時、携帯電話からのユーザはもはや無視できないということなんだろう。

ajaxとかクライアントの処理能力を要求する技術があるけど、今後携帯電話もそのような技術を実装できるようにするのだろうか。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と検索技術の革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。

文句無し。星5つ。
とてもエキサイティングで、刺激的な本だった。

読むのを薦めるという言い方は生ぬるいんだろうなー。
本なので人によって面白いと捉える人もいれば、つまらないと捉える人がいることも十分理解している。けど、あえて言うと、今という時代と生きている自分達はこの本は読むべき本であり、読まなければいけない本だ。

キーワードは以下。IT業界にいるせいか、これらのネット界でも話題をさらっていたので知ってはいたけど、改めて読むことでより深く考えることができる。
  • 「あちら側」と「こちら側」

  • 「Web2.0」

  • 「ロングテール」

  • 「グーグル(google)」

  • 「ブログ」


上記キーワード以外で興味深かったところ。

・「情報共有こそがスピードとパワーの源泉」
電子メールは情報の送り手が、情報の受け手を選べる。これは、情報の隠匿をベースにした従来型組織を支援するシステムである。
はてなはブログで全て済ませる。読みたい人は読む。「情報自身が淘汰を起こす」ことになる。

・「大組織のロングテール狙いは間違い」
ロングテールの反対概念は80:20の法則。

・「こちら側」に存在する企業の情報システム
「こちら側」のエンジニアとして情報システムの開発等に携わるが、Web2.0の動きの中で「あちら側」の変化に対応していけるのか。これ、かなり不安。10年後ぐらいには、こういう波が押し寄せてくるのかもしれない。と思ったり。


「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」も併せて読むのを薦めるよ。筆者の伝えたいことが、より理解できると思う。
首相、米産牛肉輸入「条件整えば再開」
 小泉純一郎首相は19日、米国産牛肉の輸入再開を巡る日米専門家会合で事前査察など輸入再開の条件で大筋合意したことについて「専門家の皆さんでよく協議しているのだから、その結論に従う。条件が整えば再開する」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

牛肉輸入再開だって。

こじつけで関連付けてはいけないのだろうけど、どうもうがった見方をしてしまう。
日米首脳会談も予定されているようだし、お互い"手土産"を用意したいんだろうな〜。アメリカは拉致問題解決の姿勢、日本は牛肉輸入再開と在日米軍基地移転をそれぞれ用意する。

って感じか。
わかる・読ませる小さな文章―わかる・読ませる
日記、手紙、携帯メール、伝言メモ、入学入社小論文、そして短編小説まで、まとまったコンパクトな文章を「早く、やさしく、短く」書く技術を紹介。短い文章の訓練で、論理力・説明力・表現力が飛躍的にUP!


約200ページを最後までは読んだ。約30分。ほとんど斜め読み。

誰に向けた、どんな文章を書こうとしている人への本なんだろう?
自分はブログの文章を少しでも上手に書きたいと思い、そのヒントになるのが得られるかと思って手に取った。そんなるブログ文章術を期待したいただけに、期待が外れたのだろう。

長年編集の仕事をしているような著者の背景もあり、アナログな提言も目立った。
「文字は丁寧に書こう」とか「文字は大きく書こう」とか。

また、文章の形式にとてもこだわりがあるように見えた。人の発言を示すカッコ「」は一字下げるとか、・・・は2回使用するとか。
校正をしたり、人に読みやすい文章の形という意味では必要なのかもしれないけど、自分の求めているのとは違った。

よく言われるような、言いたいこと(主題)を明確にとか、一度書いたら読み直そうとかっていうのもあったよ。

自分が求めているものと違ったので、全体通して否定的に読んでしまった。
いつもは途中で読むのをやめてしまうんだけど、最後まで読んだということで、星2つ。
仕事のメモ的な話。

unixの時間をエクセルで扱いたい時の変換式。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1018715

ググって出るのがこれ。
>PHPから得られたUNIX時間(1970年1月1日からの秒数)
これがA1セルにあるとして、
="1970/1/1"+A1/86400
これでも変換はできるけど、日本は標準時刻から9時間の差があるので、以下のように9時間を足すと日本時間で値が返ってくる。

="1970/1/1 09:00"+A1/86400

ちなみに、セルを割っている86400は以下の計算から。
86400 = 24(時間) × 60(分) × 60(秒)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/05/17/02.html
古本買い取り販売のブックオフコーポレーションは16日、女性パートから入社した橋本真由美常務(57)が6月24日付で社長に昇格する人事を発表した。創業者の坂本孝社長(66)は会長に就任する。上場企業でパート出身の社長は異例。橋本常務は「地道に努力して最強の現場集団をつくりたい」と抱負を述べている。
なるほど〜。だから、ブックオフのCMに清水国明が出演してたんだ。
知らなかったよ。
パっと見で。

DF
相変わらず、サントスがいる。ま、しょうがないか。

MF
松井が入ってない。残念。

FW
ドラゴン久保。怪我だからしょうがないかも。
佐藤寿人のようなサプライズが欲しかった。
スタイル・ノート
これは、女性が読む本だと思う。
著者のおしゃれのルール、買い物のルールなどが書かれている。

目新しいことは書いてないと思うけど、全部で100ページぐらいと読みやすいので、手元に置いて時間のある時にパラパラめくるのがいいんだろう。

印象に残っている箇所。
「ジャンクなもの(ポテトチップス等)を食べたくなったら・・・」のところ。
→これは体が食べたいのではなく、心が食べたがっているのです。食べよう!あとでケアすりゃいいんだから。

心強い!!

星3つ。
映画「陽気なギャングが地球を回す」公式ガイドブック
ストーリー紹介、大沢たかお・鈴木京香・松田翔太・佐藤浩市など主要キャストインタビュー、映画のメイキングオフ、徹底解剖に加え、伊坂幸太郎の書下ろし小説や前田哲監督との対談等を収録した公式ガイドブック。


伊坂ファンが読むべきところは1箇所だけ。
「陽気なギャングが地球を回す」の続編のようなものが数ページに渡って掲載されている。そこだけでいいい。

掲載しているのは数ページで、時間にすると10〜15分で読める分量。なんだけど、なんなんだろう、この面白さは。
「陽気なギャングが地球を回す」を読んだ人は、ニヤニヤしながら楽しめると思う。そして、少しホロっとする。

この数ページだけでも買う価値はある。
自分は立ち読みなんだけどね。
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