読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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現代社会にみられる逼迫した状況は、多くの職場から精神的余裕を奪っている。職場でいま、何が起きているか?上司はどうあるべきか?産業医からの緊急メッセージ。
目次
第1部 職場でいま、何が起きている?(過労現場
現代職場を俯瞰する
部下を追いつめる上司たち
部下がつまずく要素
世代間に横たわる「ズレ」
健全な職場風土を保つには?)
第2部 倒れそうな部下をどう救う?(部下や同僚が提示するサイン
部下との面談
職場復帰の実際
海外赴任予定者への対応)
第3部 過労はいかにして体を蝕むか
世代間を類型化して論じてはいる。「確かに、あるね」と感じることが多かった。
特に自分のちょっと上の世代についての考察には同意。
バブル時代に入社した先輩達のことなんだけど、サークル感覚で仲良く、輪を乱さずに仕事を進めることに重きを置いている人が多いと思う。仲良く、気持ちよく仕事できるのはありがたいんだけど、暗黙にある強制的なしばりが嫌なときがある。例えば、飲み会とかさ。たまにならいいんだけど、毎晩となると、正直シンドイ。
また、上司の仕事って、部下のモチベーションを高いままに保って仕事をさせることだと考えている。それをやらずに自分で作業をしてしまう上司が、部下を追い込んでいることも理解できた。
この本は上司が部下に対してどうやって接していいかを悩んでいる人に薦めるよ。
また、それとは逆に、部下の立場にいる人(自分も含めて)で上司の言動に悩まされている人も読むといいと思う。
買わなくても、立ち読みでもエッセンスはつかめるよ。
そんな小難しいことはともかく、健康が一番。肉体と精神が共に健康なら、なにしたって食べて生活していけるよ。と、楽観的に考えたりもしてみた。
星4つ。
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