読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と検索技術の革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。
文句無し。星5つ。
とてもエキサイティングで、刺激的な本だった。
読むのを薦めるという言い方は生ぬるいんだろうなー。
本なので人によって面白いと捉える人もいれば、つまらないと捉える人がいることも十分理解している。けど、あえて言うと、今という時代と生きている自分達はこの本は読むべき本であり、読まなければいけない本だ。
キーワードは以下。IT業界にいるせいか、これらのネット界でも話題をさらっていたので知ってはいたけど、改めて読むことでより深く考えることができる。
- 「あちら側」と「こちら側」
- 「Web2.0」
- 「ロングテール」
- 「グーグル(google)」
- 「ブログ」
上記キーワード以外で興味深かったところ。
・「情報共有こそがスピードとパワーの源泉」
電子メールは情報の送り手が、情報の受け手を選べる。これは、情報の隠匿をベースにした従来型組織を支援するシステムである。
はてなはブログで全て済ませる。読みたい人は読む。「情報自身が淘汰を起こす」ことになる。
・「大組織のロングテール狙いは間違い」
ロングテールの反対概念は80:20の法則。
・「こちら側」に存在する企業の情報システム
「こちら側」のエンジニアとして情報システムの開発等に携わるが、Web2.0の動きの中で「あちら側」の変化に対応していけるのか。これ、かなり不安。10年後ぐらいには、こういう波が押し寄せてくるのかもしれない。と思ったり。
「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」も併せて読むのを薦めるよ。筆者の伝えたいことが、より理解できると思う。
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