忍者ブログ
読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
182. 181. 180. 179. 178. 177. 176. 175. 174. 173. 172.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

だから日本人よ、靖国へ行こう
国を憂える2人が、靖国問題、戦争、天皇、教育、日本人について縦横無尽に語る。「戦友たちは靖国神社に眠っている」「いい加減に戦争を始めたわけじゃない」「靖国にお祀りするのは戦友との約束だ」等を対談形式で語る。

ニムにお借りした本。貸してくれてありがとう。

読むのは5章と6章だけでいいかな。(借りておいて、高飛車でスマン)
1章〜4章は2人の会話で、何を言いたいのかが伝わってこなかった。どちらかというと、小言、お説教、自慢話のように思えてしまって。著書タイトルになっている、「日本人よ、靖国へ行こう」と関係があるのは最初の方だけだったし。

けど、5章と6章は読んでおくべき文章だと思う。
『「天皇陛下のために」だけでは死ねない。天皇とは国のことで天皇のためにではななく、日本のために死ぬのだ』とある。ここに書かれている考えや感覚は、戦争に行き、実際に戦った人でないと理解できないメンタリティーなんだろう。自分達がこういう考えや感覚を理解することはできないけど、想像(イメージ)しなくてはいけない。

広島の原爆ドームでの記述に気づかされた。「過ちは繰り返しません」というくだり。そうやって考えると、何が過ちで、誰が繰り返してはいけないのか。
原爆を落とし、無差別に大量の人を殺したのはアメリカ。「あやまち」を犯したのはアメリカだ。戦争に負けたことがあやまちなのか。
広島や長崎の原爆投下の日は、テレビで色々な番組が放送される。このような考えを持ちながら観ていくこととしたい。

A級戦犯は勝利国によって勝手に決められたこと、ハーグ条約があるにもかかわらず憲法改正にアメリカが乗り出したこと、従軍慰安婦に対する誤解等、戦争体験者からの観点で書かれていた。
今まで戦争を体験していない人の文章だけしか読んだことしかなったと思うので、別の観点から戦争について考えさせられた。

星3つ。やっぱり、1章〜4章は余計だったと思う。
自民党総裁に靖国問題が焦点になる可能性がある。そんな首相選出の観点に興味のある人にもお奨め。

今年で総理大臣を退く予定の小泉首相。
なんとなく、8/15に靖国神社に参拝するような気がする。
PR
この記事にコメントする
NAME : 
TITLE : 
COLOR : 
MAIL ADDRESS : 
URL : 
COMMENT : 
PASSWORD : 
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
HN:
てつ
性別:
男性
ブログ内検索
忍者ブログ | [PR]
shinobi.jp