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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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通勤電車でイライラしない技術
今朝も電車でムッとした、こんな人やあんな人。イギリスに学ぶ、秘かに過激な報復作戦。


星2つ。

イギリス人が書いた、電車の中にいる"イヤな人"を皮肉って書いた本。

舞台はイギリスなんだけど、ここに登場する"イヤな人"は日本の電車にいる人とほとんど一緒。

携帯電話に向かって大声でしゃべる人、いちゃつくカップル、股を広げて座る人、酔っ払いetc。

ちょっとニヤつくぐらいかな。
斜め読みして終了。手持ち無沙汰だったら、きっちりと読んでもいいかな。
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バスケット漫画で不朽の名作っていうと、「スラム・ダンク」を挙げる人は多いと思う。
そんな「スラム・ダンク」を読み返した。

「スラム・ダンク」で何かを論じるというわけではなく、久しぶりに読んで感動したから書きたかっただけ。この記事は読んでも面白くないよ。

好きなシーンはは山王(ほんとは「サンノウ」って読むんだけど、ストーリー中では「ヤマオー」と読む)とのラストの攻防。最終巻。もうねー、結果は分かってるんだけどねー、何度読んでも鳥肌が立つのよ。そして、涙を流しそうになる。

ラスト1分ぐらいが圧巻。セリフが全く無い。このセリフが無いっていうのが、逆に多くのことを読者に想像させるんだけど、それが更なる余韻をもたらすっていうのかな。

正確に言うと、セリフは一言だけある。

それは桜木花道が決勝点となるシュートを決めるシーン。

ラスト5秒ぐらいでヤマオーのゴールに突っ込む流川。しかし、ヤマオーも必死のディフェンスで流川はシュートを打てない。そこにしっかりフォローしている桜木。そんな桜木が発するつぶやき。「左手はそえるだけ」。

ラストの緊迫したゲーム展開の中でも、桜木がただ基本に忠実になろうと、シュートの心得である「左手はそえるだけ」っていうのをつぶやく。張り詰めたゲームの緊張感と冷静な桜木が対照的。

もちろん、そのシュートは決まって、湘北がヤマオーに勝利。犬猿の仲の流川と桜木が手をたたくシーンは見開き2ページで描かれている。

って感じ。
漫画喫茶へ行きたくなってきた。

参考:「スラム・ダンクと」は
「スラム・ダンク」は井上雄彦氏が1990年〜1996年まで週刊少年ジャンプに連載していた超人気漫画。赤い髪の桜木花道がこの漫画の主人公。その漫画の魅力はなんといってもスポーツ(バスケットボール)を通じての主人公達の成長、それが感動となってラストでは本当に泣けるほど凄まじく描かれている。単行本の日本国内発行部数が1億部を突破したほどのもの。

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絵は後で消そう。
様々な場面で使われる「かわいい」という形容詞。著者は「かわいい」を21世紀の日本の美学と位置づけ、その分析を試みる。
まず「かわいい」の源流が11世紀の『枕草子』にあり、江戸期の歌舞伎や大衆小説を経て、太宰治ら現代の作家にも受け継がれ、独自の美学へと洗練されてきたことを解説する。また、「かわいい」の構成要素として、美しさのほかに醜さ、不気味さなどのグロテスクも微妙に交じっていることを指摘。重要な属性である小ささと、日本文化の「縮み」志向との関係も探る。

ハローキティ、パフィー、ポケモンなど、「かわいい」が世界で受け入れられ、巨大な市場を作り出している背景を検証。「かわいい」文化を多方面から分析したユニークな1冊である。



20歳になる前から、異様に耳にしだした「かわいい」という単語。さながら、「かわいい」のインフレだった。
なんでも、かんでも「かわいい」で表現される様に、若さゆえ昔は辟易していたこともあったっけ。

4/2放送の情熱大陸でフィーチャーされた土屋アンナは「かわいい」と言われるとキレる。「かわいいって何?バカにされている感じがする。」と言っていた。

そういえば、「はねるのトビラ」では、この「かわいい」をネタにしたコントもあったなぁ。

そんな「かわいい」という言葉を、その語源から分析して論じている本。
中でも興味深かったのは、ジェンダー、世代、地域によって「かわいい」からイメージされるものが異なっていること。
そんな感じはしていたけど、こういう風に書かれるとついつい納得してしまう。

また、雑誌「kawaii」「cutie」「JJ」「ゆうゆう」から伺う「かわいい」の分析も興味深い。

予想以上に面白かった。星3つ。
「かわいい」論
インターネットっていろいろなものがあるんだけど、最近驚いたのは小説が流出しているっていうこと。

東野圭吾が直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」の電子データ化したものがあるんだよね。ちゃんと読んでないけど、最初から最後まであるぽっぽい。

「流出」って書いたけど、それがほんとに流出したのかはわからない。
もしかして、どこかのマニアが本を1ページ1ページスキャンしてそれを電子データ化したのかもしれないし、1ページづつキーボードから入力したのかもしれない。
もし、本当にそんな作業を地道にやっているとしたら、色んな意味で頭が下がるよ。
もっと違うことに自分の能力を使えばいいのに・・・なんて思っちゃいけないんだろう。

青空文庫というのは前からある。著作権の保護期間の切れた名作を後世に残そうという運動で、みんなが力を出し合って名作を電子化するっていうもの。

自分の知らないところで、この青空文庫のアンダーグラウンドバージョンがあるのかも。

続きに冒頭部分を抜粋してみる。

ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (下)
ダ・ヴィンチ・コード (下)
閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、明るみに出た不吉な筋書き。それは、キリストの時代以来、ある秘密結社により守られてきたベールをはがすものだった。殺人の被害者は、古くから連綿と続くその秘密結社の総長。彼は死の直前、不気味な暗号を犯行現場に残していた。その暗号を解くことができるのは、被害者の孫娘で著名な暗号解読者でもあるソフィー・ヌヴーと、高名な象徴学者のロバート・ラングドンのみ。ふたりは事件の容疑者となる一方で、ヌヴーの祖父の殺人事件のみならず、彼が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。警察当局と危険な競争者の追跡を間一髪ですり抜けながら、ヌヴーとラングドンは謎に導かれるまま、息つく間もなくフランスとイギリスを、そして歴史そのものを駆けめぐる。前作『Angels and Demons』(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。ブラウンの解釈の真偽に難癖をつける向きもあるかもしれないが、その推測のなかにこそ、本書のおもしろさがあるのだ。思わず引き込まれる『The Da Vinci Code』は、豊かな思考の糧となる1冊だ。


映画化にもなって話題の本。やっと読み終わった。

星は4つ。

ネタバレになりそうなので、この本を読み終わった人や読むつもりの無い人は続きを読んでね。

民主偽メール、前原代表が辞任…後任は小沢氏軸に調整

"学ぶこと"ってタイトルつけたけど、そんなたいそれたことじゃない。

「間違いを認めて、ちゃんと謝る」って、基本だけど大事なことだと思った。

これから民主党はどうなるんだろうか?
となり町戦争
ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。僕は町役場から敵地偵察を任ぜられた。だが音も光も気配も感じられず、戦時下の実感を持てないまま。それでも戦争は着実に進んでいた―。シュールかつ繊細に、「私たち」が本当に戦争を否定できるかを問う衝撃作。第17回小説すばる新人賞受賞作。

三崎亜記で読んだのは「バスジャック」から二作目。
amazonの評価は割れてるね〜。自分の評価は星4つ。

設定が面白い。突然始まった、隣町との戦争。その戦争は行政主導の下進められていく。
この不条理さがたまらない。

主人公はこの戦争を実感しないまま、任務を遂行していく。

自分はもちろん戦争を経験したことがないので、テレビだったり、本だったり、漫画だったりで戦争の知識を得て戦争を想像し、追体験する。
そんな戦争を想像するしかない自分にとっても、主人公に感情移入できた。

戦争=忌み嫌うこと、みたいな先入観もグラグラゆさぶってくれた。

2時間ぐらいで読み終えることができるので、ぜひ読んでみて。

言いまつがい
糸井重里が主宰するホームページ、ほぼ日刊イトイ新聞に届いたおびただしい数の「まつがいネタ」の投稿を、シチュエーションごとに厳選、大編集。その数、なんと700発。700発700発700発。読みごたえ満点の352ページ。しりあがり寿氏によるシュールな挿画も必見の出来映え。一度「くすっ」と笑ったら連鎖的に笑い続けてしまう不思議な本に仕上がった。しかも、ややこしい前提や心構えは一切いらない。目についたところから読めば、老若男女を問わず楽しめる。また、この本のもうひとつの魅力はその装丁。ひと言でいうと、かたちが変。裁断が斜め。角が丸い。部分的に穴が空いてる。「言い間違いをテーマにした本だけに、製本も間違えてみた」と制作者は語るが、印刷所と製本所がよろこんだとは思えない。これは、もう、本であり玩具であり、愉快と痛快をくちばしにくわえた迷惑な伝書バトである。

日常生活で思わず言ってしまう言い間違い。そんなのをまとめた本。
装丁なんかが凝っていて、本の角が丸まっていたり、字が斜めに傾いていたりする。

ガソリンスタンドで「レギュラー満タン」を「現金満タン」って自分も言いそう。

細切れ時間があれば、読んでみるといいかも。
新しいもの好きなので、新製品には目が無い。
今欲しいと思うのはPSPやニンテンドーDSのような携帯ゲーム端末。
携帯ゲーム端末を買ったところで、「じゃあ、電車の中とか家でゲームやるの?」って言われると、返事に困るのも事実なんだよね。電車の中って、本読んでるか音楽聴いているのがほとんどなので。家でもゲームはまずやらないし。

でも、欲しいものは欲しい。

ちょっと前まではPSPが欲しかった。
けど、今はニンテンドーDSの方に興味がある。

魅力は面白そうなソフト。
「えいご漬け」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が面白そう。

実は、ニンテンドーDSはPSPと同様に無線LANに対応している。
なので、インターネットへの接続は両方とも可能なんだよね。
けど、ニンテンドーDSはPSPと違ってブラウザ等のソフトを持っていなかったので、通信で対戦するゲームぐらいしか無線LANを使用する用途はなかった。

2月の発表と情報は1ヶ月程度昔だけど、こんな発表があった。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060215/nin3.htm
「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」、「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」を発売するというもの。

これで、Webページは観れるようになるし、4月から始まるワンセグにも対応してテレビまで視聴できるようになる。

これはとても魅力的。欲を言えば、家で録画しておいた動画を取り込んで観れればもっといいんだけど。この点ではPSPにかなわない。

iPodでビデオ鑑賞する人って想像していた以上に多いみたいなので、ビデオはiPod、テレビはニンテンドーDSという住み分けになったりするのかも。
一生賃貸!
どのように生きたいかを考えれば、住宅のあるべき形が見えてくる。日本の住宅市場の問題点や、日本人の住宅観も検証。賃貸派VS分譲派のライフプラン・シミュレーション付で、賃貸住宅という住まい選択の参考になる一冊。


思った以上に面白かった。星5つ。
アパートやマンションの賃貸を手がける会社が書いた本だから偏っているんじゃないかと思ったけど、そんなことはなかった。

この本では家の購入を否定していなくて、生活スタイルが変化している現代では持ち家にこだわらない方がいいと主張している。


著書によると、住宅の購入にまつわり3つの神話があったと言われており、これは崩れている。
1.土地神話
土地の価格は上昇し続けるという神話。
人口増加に伴い、需給バランスにより常に価格が上昇するため、早く住宅を購入したほうが少しでも安く購入できた。将来売却するにしても、土地の価格上昇により建物の価値の下落分が相殺されるため、資産としての価値もあった。

2.昇給・終身雇用神話
勤続年数に比例して給料が上がるので、若いうちは返済に苦しんでも後で楽になるとか、会社が定年まで面倒を見てくれるので長期のローンを組むことが可能となる。

3.インフレ神話
物価が常に上がり続ける。物価の上昇が同時に借金の価値を目減りさせるので、早いうちに住宅ローンを組んだほうが得。

自分が気になるのは2つ目。
今は安定していると言われる企業に勤めているけど、今後はどうなるかわからないから、やっぱり怖くて買うことができないっていう。
ローンっていうのは借金だから、手を出したくないのよ。
父がローンを組まないで大きな買い物をする人だったので、自分もそういうDNAが刷り込まれているし。

これから人口がどんどん減っていくのは目に見えている。そうすると土地の価値も下落するだろう。今、ローンを組んで購入しても、ローンを払っている間は家は銀行のものだし。
最近では、耐震強度偽装問題もあって、怖いしな〜。

本書では、夫婦2人で子供が欲しいと考えている30代前半のライフプランというのがあって、家を購入してしまうと常に赤字というのが書いてあった。
どこまで、真実なのかはわからないけれど、考え方によってライフプランも大きくぶれるんだろう。

InDesign逆引きクイックリファレンスfor Windows & Macintosh―CS2 & CS & 2.0対応

たんなる記録。

デザイン系の本かと思って図書館で借りた本。
InDesignなんてソフトあるんだ。初めて知った。adobeが出しているDTPソフトのリファレンス本だった。
自分の記録として、本の感想なんかを書いているけど、読み返すととても興味深い。
他の人は、「だから、どうしたの?」的な感じだと思うけど、自分の「きづき」が振り返れるのがいい。
これがブログの効用だな。

本に興味はあるけどどのの本を読めばいいか分からないという方は、ゴーリキの評価を参考にしていただけると嬉しい。

「この評価参考になったよ」とか「全然あてにねんねーよ」とかコメントいただけると、なお嬉しい。


愛がいない部屋
出版社 / 著者からの内容紹介
都心に暮らす男女、それぞれの愛のかたち。
35歳目前にマンションを買う決意をする独身女性、出会ったばかりのルームメイトに恋心を持つ女、出会い系サイトで知りあった男と情事を重ねる主婦…都心に暮らす男女の心の隙間を描く恋愛小説集。

神楽坂にあるマンションを舞台にした短編集。神楽坂っていうと、結婚式の2次会やったり、職場が竹橋時代は銭湯行ったりした思い出深い土地。

伊坂幸太郎みたいに、それぞれの編が交差することは無いけど、それなりに楽しめる。
中でも「ホームシアター」という作品が好み。
ひきこもりの息子を前に思わず本音を漏らしていく展開が面白い。

それぞれの編が短くて、「え?ここで終わりなの?」というのが多かった。
もっと読みたい気分にさせる本。

隙間時間に読むのがいいかも。

ちょっと物足りなかったので、星は3つ。
会社のつくり方
起業にも勘所がある! 世代別の強みを生かした会社づくりのキモを成毛真が手ほどき。「とにかくやってみよう20代」から「失敗しても痛くない50代以上」までを対象に、小さく始めて大きく稼ぐ極意を徹底解説。

成毛さんというと、マイクロソフトの日本法人社長だったことで有名な人。
そんな人が書いた起業家向けの本。

文章中に、起業に向いている人、向いていない人を提示している。
こういうのをみると、自分はやっぱり企業家としては向いていない。サラリーマン根性が染み付いているというのもあるし、性格的に向いていないと思うから。仕切るのは嫌いじゃないけど、カリスマ的なリーダーの素質は持っていない。

どちらかというと、番頭タイプだよ。いい表現だと、縁の下の力持ちタイプ。ナンバー2的なポジションで全体に目を配って、全体をコントロールするような立場が性格にあっている。

スポーツでも花形にはあまり目が行かない。
ラグビーを例にとると、ウイングとかフルバックみたいなトライゲッターよりはスクラムハーフというゲームをコントロールするポジションが好き。
バレーボールに例えるとアタッカーよりトスを上げるセッターのポジションが好き。

起業を考えている人は必読だと思う。20代、30代、40代、50代それぞれの年代で起業するに注意すべき点なども記述されている。

面白いと思ったのは、第2章で失敗したらどうするかというのを書いていること。起業に失敗した時のコストやどこで失敗したと判断するかということを書いてある。「普通、第2章という冒頭の章で失敗したらなんて書かないよな〜」と思いながら読んでいた。

で、思い出したのは「経済ってそういうことだったのか会議」。ここにも同じようなことを書いてあったんだよね。いわゆる「出口戦略」ってやつ。いつやめるかを最初に考えるってこと。はてなの社長である近藤さんしかり、この成毛さんしかり、「出口戦略」をちゃんと考えているんだと思った。

星4つ。

記憶に残った言葉はこれ。
「(自営業と起業は違う。)会社というのは、赤の他人を食わせていかなければなりません。そして、事業そのものの拡大再生産していく氏名を担っているのが会社なのです。」

Winnyを媒介にするウイルスのせいで、情報流出事件が相次いでるね。
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060315/232612/

自分も実際に使ったこともあるけど、使いにくくてすぐに使うのをやめてしまった。

まず驚いたのは、まだWinnyなんて使ってる人いるんだっていう事実。
ニュースを観ていると、Winnyユーザが何万人いますとか言ってるんだよねー。

匿名でいろいろなファイルをダウンロードできるのがちょっとした出来心をもった人にはお手軽なんだろう。気軽に最新の音楽ファイルをダウンロードできるから。

手軽にやってしまったわりには、リスクが大きかったようだ。

でも、悪いのはWinnyじゃないよ。悪いのはウイルスでしょ。
Winnyを作った金子さんだけフィーチャーされてるけど、ウイルス作成者を捜す方が先だと思う。
USEN、ライブドア支援で合意=フジの保有株も取得
 有線放送大手のUSENは15日、ライブドアと業務提携を結んだ上で、フジテレビが保有するライブドア株を取得することで両社と基本合意した。ライブドアの支援に乗り出すとともに、同社のポータル(入り口)サイトを取り込み、インターネット事業の拡充を目指す。16日午後に正式発表する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060316-00000003-jij-bus_all

USEN。あ〜、考えてみれば、確かに。
Gyaoのサービスが拡大しているのも知識としては知っているものの、自分に馴染みの無いサービスなのであまり注意深く見ていない。

見方が広くて面白い。いつもチェックしているちょーちょーちょーいい感じ。

ライブドア:USENと提携で個人投資家見殺し。ただ、再上場可能性upか?
http://chou.seesaa.net/article/14830698.htm

ライブドア、フジ、USEN、個人投資家の観点で記述している。
個人投資家のことなんて、頭に無かったので、こういう風に書いてもらえるとわかりやすい。いい気づきだ。

自分としては、フジテレビが価値の低くなったライブドアを買収するというストーリーを想定していたけど、そんなことはなかった。自分の見通しなんて、甘ちゃんです。

3/22日にRTCカンファレンスが開催されるので、興味ある人は参加してみては。
お題は「ウェブ進化論」だそうです。面白そうな話は聞けそうだなとは思うものの、触手が伸びないから今回は行かないけどね。
奇譚(きたん)とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語――。話題の四作品に、書き下ろし『品川猿』を加えた、村上春樹待望の最新作品集刊行!


村上春樹の作品を読んだのはかなり久しぶり。
いや〜、予想以上に面白かった。一気に読んだ。行きの電車と帰りの電車で読み終わったから2時間かからずに読んだかな。

ずーっと昔に「ノルウェーの森」を読んで以来だと思う。それを読んだのはいつだ?中学生ぐらいか?

短編集で、1つめの「偶然の旅人」と2つめの「ハナレイ・ベイ」が好み。
淡々としている作品は好みじゃないんだけど、なんか後読感が気持ちよかった。ちょうどこの2つは朝の通勤電車で読んだんだけど、なんかすがすがしい感じがしたよ。

お勧め。星4つです。

倖田來未、実力を証明!ゴールドディスク大賞グランプリ受賞
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200603/gt2006031001.html
CDなど音楽ソフトの1年間の売り上げで選定される「第20回日本ゴールドディスク大賞」の発表&授賞式が9日、東京・渋谷区のNHKホールで行われ、グランプリに当たる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」にセクシー歌手、倖田來未(23)が輝いた。売り上げたソフトの合計は354万6712枚で、金額は約100億円。昨年の日本レコード大賞に続くビッグタイトルに、涙を流して喜んだ。

昨年12月から今年2月まで12週連続で発売したシングルは全作トップ10入り。今月8日に発売したベスト盤「BEST〜second session〜」は発売2日間で100万枚超を出荷するなど今年も絶好調だ。名実ともに“売れっ娘”の頂点に立ち、「これからもいい音楽と愛を伝えていきたい」と飛躍を誓った。


自分の読みなんて、ほんと当たらないものだ。
く〜ちゃん(倖田來未のこと)、売れてるね。

ゴールドディスク大賞か〜。自分の価値観と世間の価値観がズレているのを実感してる。さらに、ベストも2日でミリオンだし。

「ほんと、倖田來未のこと嫌いだよね。」と言われるが、嫌いじゃないんだよ。じゃあ、「好きか?」って聞かれたら、yesとは答えないけど。

踊りは上手だと思うし、自分自身を上手にプロデュースする手法を知っていると思うし。マーケティング的にとても成功しているのは認めているよ。

ただ、自分の感性に合わないだけ。←ものすごく主観的だな〜。
合わないというのを2つピックアップしてみる。

耳に残らない歌


知ってる曲は「キューティー・ハニー」だけ。けど、これもカバーなのでオリジナルを知っているから、耳に残っているだけ。
これも戦術かもしれんが、自分で自身を「歌姫」って言っちゃあいかんだろ。特別に上手だとも思わないし。
それはそうと、彼女はどんな音楽をやりたいんだ?全然わからんし、自分には伝わってこない。比較するのもどうかと思うけど、AKB48の方がやりたい音楽が明確になっていて好感を持てる。

「エロかわいい」というマーケティング手法


「だから何?」と思ってしまう。刺激的な服装や踊りをするのが特徴で、楽しんで観ている時もあるのは確かだけど、それだけ。
彼女のことだから、今だけ売れればいい、今だけ稼げればいいという戦略なんだと自分は想像している。


と、2つあげてみた。

彼女と彼女の側近の人達はマーケティングに長けているので、先日発売された2枚目のベストについてうがった見方をしてしまう。
このアルバムは12週連続リリースのシングルをメインにまとめたものらしいのよ。だから、最初からアルバムとしての構想があったんじゃないかなって。

「今、倖田來未って勢いあるよね。だから、アルバムの収録曲をシングルとして出しちゃわない?その後で12週分をひとまとめにしてベストアルバムにしちゃおうよ。ベストって冠がつくとお得感が増してセールスにつながるのは実証済み。シングルもアルバムも売れれば、大きな売り上げだよ。もし、12週のシングルがこけたら、ベストアルバムを作らなければいいだけの話だからさ。」

なんて、会話を想像しちゃうのは、自分が偽善者だからか?

ここまで書いて思い出した。
12週リリースで耳に残っているのがあった。オリンピックのテーマ曲にもなった「風に向かって走るんだ」とかいう出だしで始まる曲。このフレーズだけしか覚えてないけど。
R25の新社会人向けにR22というのが増刊されていた。

ほとんど広告だったので読むところは少ないけど、面白そうな本を紹介していた。
わざわざ家に持ち帰り、メモってみた。

  • 北風は太陽に負けない!−脱・常識的思考の方法論で勝ち残る/宮川俊彦

  • 「はぐらかし」の技術/梅森浩一

  • 魔法の質問/マツダ ミホロ

  • 千円札は拾うな。/安田佳生

  • 映画の原作なのかな?

    映像化されると面白そうなんだけど、文字で読んでいくとさっぱりだった。
    アフロとハゲという対比、それからゾンビが絡んでいくようなんだけど、キャラクタがしっかりと描かれていないので全然入り込めなかった。

    50ページを読んだ所で断念。

    残念ながら星1つです。
    最近読んでる本は星1つが多いな〜。



    自分の疑問メモ。

    asahi.comから。ニートのニュース。
    http://www.asahi.com/life/update/0304/006.html

    「大人ニート」増加 25〜34歳が6割を超す
     厚労省はニートを「若年無業者」とし、15〜34歳で、就職活動をしておらず、家事も通学もしていない人、として集計。00年は44万人だったが、02年に64万人となった。


    やっぱ、ニートの定義って曖昧だよな〜。

    「就職活動をしていない」ってどうやって統計をとっているんだろう。ハローワークに行かない人を集計しているのか?

    「家事も通学もしていない人」はどうやってカウントするのか。
    不登校の子はニートなの?
    家事もしていない人ってかなり曖昧な定義だと思う。家事をしている、していないっていうのは自己申告なのか?
    そもそも、家事をしていればニートじゃないってことなの?

    この統計をとってどうしようっていうんだろうか?
    企業に「もっと雇用を促進しなさい」とか、言うんだろうか。

    え?理屈っぽい?

    最近、ニートとか、失業者という言葉が気になる。
    もう少し、関連する本を読むとするか。
    インターネットの検索エンジンって何を使ってる?

    オレはgoogleを使ってる。ポータルサイトはyahooなんだけど、自分の欲しい情報にたどり着きやすいのがgoogleだから。日本でサービスを開始した当初から使ってるんだけど、googleって最初のインパクトがすごかったんだよね。同僚の名前をgoogleで検索すると、出て来るんだよ。これにはビビった。


    googleの生い立ちから現在の繁栄までを書いている。自分が面白いと思ったのは2つ。1つ目は「検索(Search)」がいかにして、ビジネスになりえたかが詳しく書いてあったこと。2つ目は採用対する考え方。

    検索がビジネスとして成立していく過程をyahooの創設やgo2.comからの流れが詳しく書いてあった。今となってはあたりまえだけど、キーワードは広告。もうひとつのキーワードを挙げるとすればランキングの購入。詳しくは本書を読んだ方がいいかな。

    採用の考え方については、組織の拡大は採用権限を移譲して他の人に任せてしまうんだけど、創設者が採用に全てタッチするというもの。雇用スパイラルに陥らないようにだって。
    雇用スパイラルとは、Aクラスの人は自分の地位を脅かさないBクラスの人を採用する。Bクラスの人はCクラスに人を採用する。といったような、能力の劣る人を採用する傾向のこと。
    そうやって、googleという会社の個性を守ってきた。

    この本では触れてないけど、実はyahooもちょっと前まではgoogleの検索エンジンを使ってたんだよね。けど、yahooも検索がビジネスにつながると判断して自分達で作った検索エンジンに戻したけど。ここらへんの動きも詳しく書いてくれると面白かったのに。

    IT業界やベンチャー企業に興味のある人、あとは検索にgoogleを使用している人は読んだ方がいいと思うよ。

    星は4つ。
    面白いんだけど、回りくどい表現があったりして読みにくい部分があったから。

    「あれでしょ、ほら、量的緩和解除でしょ。」

    なんて、知ったかぶりして口から言葉を発するものの、ほとんど分かっていないこの言葉。

    経済・金融の旬の話題はここがやっぱり分かりやすい。
    ブログ「ちょーちょーちょーいい感じ」です。

    量的緩和解除を簡単に理解すると…」のエントリがとても分かりやすい。
    コメント欄にも、するどい質問があって、その質問に的確に答えている。

    もっと、経済のことしっとかないかんな。
    あの『となり町戦争』に続く衝撃作!
    話題のデビュー作に続く注目の第2作。バスジャックブームの昨今、人々はこの新種の娯楽を求めて高速バスに殺到するが…。表題作他、奇想あり抒情ありの多彩な筆致で描いた全7編を収録。

    久しぶりに読んだ小説。面白かった。
    星は4つ。

    短編集で、バカバカしいのから、ホロっとしてしまうようなものまで。
    どれも、読んだ後に漂うものが良かった。

    中でも好きな編は最後におさめられている「送りの夏」。
    親しい人の死を受け入れることができない人間たちをテーマにしていて、「死」というものをを正面から扱った力作だと思う。

    長編を読んでみたい。『となり町戦争』を探してみるとしよう。

    なんか、今日はいっぱい書いてるな〜。

    だらだら書きます。

    流行りのホリエモンメール。
    ふと思った。

    この件で誰が一番のメリットを受けて、誰が一番の被害者なんだろうか。
    うがった見方かもしれん。

    一番のメリットを受けたのは、小泉総理だと思う。
    耐震偽装問題、牛肉輸入問題、ライブドアで攻めたかった民主党。
    このメール騒動では、本人は入院、謝り方の不手際、辞表を出さない等、これまでの自民党となんら変わらないものを示した民主党。
    そんな状態で自滅。
    そんな中今日、予算案が衆議院を通過。

    ますます小泉総理は安泰。ニヤニヤしてるんだろうな〜。9月まではどんなことがあっても大丈夫。
    自民党はメールは偽物だという確実な証拠をつかんでいたんじゃないか、なんて思ったり。
    いつでもこの事態を収拾できる物証を持っていたにもかかわらず、民主党がこうなるのことを予想してたような気がする。

    被害者は、俺たちかな〜。
    こういうドタバタに巻き込まれて、肝心な予算案の審議がなされなかったように思えるから。だって、どんな予算案か知らないし。
    ライブドアはいいとしても、耐震偽装問題、牛肉輸入問題はどうなったの?

    このメール騒動によって、とても大事なことからフォーカスが外れたような気がする。

    思い切って言うと、メールが本物だろうが、偽物だろうが、どっちでもいい。
    というのは、そんなことがわかっても自分達の生活が豊かになるとは思えないから。

    まぁ、面白いから興味持ってウォッチしてるけどねぇー。
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