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ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (下)
ダ・ヴィンチ・コード (下)
閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、明るみに出た不吉な筋書き。それは、キリストの時代以来、ある秘密結社により守られてきたベールをはがすものだった。殺人の被害者は、古くから連綿と続くその秘密結社の総長。彼は死の直前、不気味な暗号を犯行現場に残していた。その暗号を解くことができるのは、被害者の孫娘で著名な暗号解読者でもあるソフィー・ヌヴーと、高名な象徴学者のロバート・ラングドンのみ。ふたりは事件の容疑者となる一方で、ヌヴーの祖父の殺人事件のみならず、彼が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。警察当局と危険な競争者の追跡を間一髪ですり抜けながら、ヌヴーとラングドンは謎に導かれるまま、息つく間もなくフランスとイギリスを、そして歴史そのものを駆けめぐる。前作『Angels and Demons』(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。ブラウンの解釈の真偽に難癖をつける向きもあるかもしれないが、その推測のなかにこそ、本書のおもしろさがあるのだ。思わず引き込まれる『The Da Vinci Code』は、豊かな思考の糧となる1冊だ。


映画化にもなって話題の本。やっと読み終わった。

星は4つ。

ネタバレになりそうなので、この本を読み終わった人や読むつもりの無い人は続きを読んでね。


ミステリーというよりアドベンチャー。映画でいうと、インディージョーンズみたいな感じ。インディージョーンズの場合も"聖杯"を手に入れるために四苦八苦するみたいなストーリーだったと思うけど、それと同様に秘密にたどり着くのに四苦八苦するというもの。
ミステリーとしての意外性を期待してはいけない。アっと驚く落ちがあるわけでもないし、謎がスッキリと解明するわけでもないので。

ただ、ストーリーはスピーディーに展開していくし、仲間かと思ってたら実は敵だったり、ちょっとしたロマンスがあったりと、ハリウッド映画になる要素は満たしていると思った。

それよりも、この本の面白いのはストーリー展開の側にある、絵画や彫刻のうんちくだったり、宗教的な話にレオナルド・ダ・ヴィンチを絡ませていくところ。事実を書いていると明記しているけど、どこまで本当かわからないし、知的好奇心がくすぐられるっていう気持ち良さがある。

ダ・ヴィンチの名画、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」にあんな秘密が隠されているなんて思うと、やっぱりワクワクしてしまう。

ただ、ある程度ダ・ヴィンチの絵画の知識や宗教の歴史的背景をおおまかに掴んでいないと、読み進めるのは難しいかな。自分も知らない絵の話が展開されている時は、検索して調たし。

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