読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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起業にも勘所がある! 世代別の強みを生かした会社づくりのキモを成毛真が手ほどき。「とにかくやってみよう20代」から「失敗しても痛くない50代以上」までを対象に、小さく始めて大きく稼ぐ極意を徹底解説。
成毛さんというと、マイクロソフトの日本法人社長だったことで有名な人。
そんな人が書いた起業家向けの本。
文章中に、起業に向いている人、向いていない人を提示している。
こういうのをみると、自分はやっぱり企業家としては向いていない。サラリーマン根性が染み付いているというのもあるし、性格的に向いていないと思うから。仕切るのは嫌いじゃないけど、カリスマ的なリーダーの素質は持っていない。
どちらかというと、番頭タイプだよ。いい表現だと、縁の下の力持ちタイプ。ナンバー2的なポジションで全体に目を配って、全体をコントロールするような立場が性格にあっている。
スポーツでも花形にはあまり目が行かない。
ラグビーを例にとると、ウイングとかフルバックみたいなトライゲッターよりはスクラムハーフというゲームをコントロールするポジションが好き。
バレーボールに例えるとアタッカーよりトスを上げるセッターのポジションが好き。
起業を考えている人は必読だと思う。20代、30代、40代、50代それぞれの年代で起業するに注意すべき点なども記述されている。
面白いと思ったのは、第2章で失敗したらどうするかというのを書いていること。起業に失敗した時のコストやどこで失敗したと判断するかということを書いてある。「普通、第2章という冒頭の章で失敗したらなんて書かないよな〜」と思いながら読んでいた。
で、思い出したのは「経済ってそういうことだったのか会議」。ここにも同じようなことを書いてあったんだよね。いわゆる「出口戦略」ってやつ。いつやめるかを最初に考えるってこと。はてなの社長である近藤さんしかり、この成毛さんしかり、「出口戦略」をちゃんと考えているんだと思った。
星4つ。
記憶に残った言葉はこれ。
「(自営業と起業は違う。)会社というのは、赤の他人を食わせていかなければなりません。そして、事業そのものの拡大再生産していく氏名を担っているのが会社なのです。」
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