読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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振り込め詐欺グループVSマコト連合軍。絵画商法の“ヴィーナス”に恋をしたオタク青年、少年放火犯VS連続放火魔、マコトの俳優デビューとタカシの危機…。刻々と変化するストリートで、生き残りをかけた若者たちの「いま」を描く新世代青春ミステリー。
池袋ウエストゲートパークシリーズの7作目。主人公のマコトがぶっきらぼうに自分語りをしながら、物語は進む。
以前、池袋ウエストゲートパークの第1作目を読んで、ドラマとの違いに驚いて途中で読むのをやめてしまったことはある。けど、この作品は楽しめた。
著者の文体に慣れたというのも大きいかもしれない。
結末は予定調和なものが多いが、軽いタッチで描かれており、とても読みやすかった。
ただ、自分の中に強くドラマの印象が残っているので、主人公のマコトはTOKIOの長瀬だし、Gボーイズのタカシは窪塚だし、サルは妻夫木の顔が思い浮かんでしまう。
星4つ。
こういう物語は空いた時間に読みやすい。通勤の往復で読める。
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