読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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三浦しをんの短編集。恋愛をモチーフとして、それぞれにお題を掲げて書いている。
多種多様だと感じた。自分にあっているのもあれば、そうでないのも。
著者は若者の心情を描くのに長けているのではないだろうか。それは、本屋大賞3位になった「風が強く吹いている」でもそれは感じていたが、この本におさめられている「永遠に完成しない二通の手紙」や「永遠につづく手紙の最初の一文」でも感じることができた。この2編は好き。
他に好きなのは、「私たちがしたこと」という編。ある罪を共有する男女の話なのだけど、男は「俺がしたこと」と言い、女は「私達の秘密」と言う。若い2人なのに、芯の強さを感じるのだ。こういう主人公の生き方は好きかも。
星3つ。
自分の好みでない編が半分ぐらいあったから。
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