読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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山本周五郎賞受賞第一作!
類人猿の言語習得実験を行う霊長類研究センターを舞台に、そこで働く研究者、実験をされるボノボを巡って引き起こされる人間ドラマを、上質のミステリーとして描いた傑作。
主人公の彼女が自殺かそれとも誰かに殺されたのか、その謎を探る。謎に深く関わっているチンパンジー、そのチンパンジーは人間の言葉がわかるというのが鍵を握っている。なんていう設定なので、期待して読んだ。
うーん。
著者の作品としてはガッカリなレベルだった。読ませ方は上手なんだけど、どうして彼女が死んだのかという謎はよくわからなかったし、主人公のキャラクタへも感情移入しにくかったから。過去の事件との関係も全く理解できなかったし。
もしかして、バースディが?なんて想像を膨らませたりもした。(これは完璧な妄想だったけど)
アイデアは良かったんだけどなー。
星2つ。
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