読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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嫌な仕事、困った上司、先輩との意識ギャップ…。企業社会が急激に変質する中、自分のあり方・働き方に不安や疑問を感じる若手たち。みんなの「?」を一緒に考え、モヤモヤをひとつずつ解消する「考えるヒント」。
最近、この手の本を読むこと多い気がする。タイトルに惹かれて手に取った。
入社してすぐに抱いたような、素朴な疑問を提示し、それに筆者が語りかけるように書いている。語りかけるといっても、説教臭く説くわけではなく、読者に考えさせるようにしているのが良い。
「結果を出すことが全てなのか」「会社といつまで付き合うのか」といった大きなことから、「なんでもメールで済ませるのは良くないか」と身近な事例まで。
その中で、心に響いた言葉あった。それは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉。先輩の経験はあてになるかという問いの中での言葉だ。そういえば、「昔は良かったな~」のように、昔を懐かしむ言葉を連発する先輩の話を黙って聞くのはしんどい。
仕事で尊敬する先輩は数えるほどしかいないが、その先輩から「経験なんて、関係ねーよ。わかんないことでも、どれだけ考えてイメージしていくかがだよ。」と言われたのを思い出した。
また、読書についても言及していた。本を読んでいる、読んでいないって、わかる人にはわかるみたい。
星4つ。
タイトルには"20代"とあるが、初心を忘れないように30代や40代が読んでも面白いかも。
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