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まわりを味方につける 頭のいい報・連・相テクニック

「みほこさん」「PREP法」「してよニッコリ」「おかげ話法」「SDS法」…など、毎日の「報告・連絡・相談」で、だれでも、簡単に、今日から使えて、すぐに効果が出る手法満載。

上司に好かれるために、報告・連絡・相談を適切に行おうと書いてある本。よくあるように、問題点を共有するとかもあるけど、この本ではそれほど深く触れられていないのは、よくある類似本と異なると思う。

上司に好かれるためというと、なんかイヤラシイ感じがする。が、そんなイヤラシさはあまり感じず、その先にある、仕事を効率的に進めることを目的としているスタンスが良い。

相談というと実際の経験で、後輩からの相談されることで気になることがある。後輩が相談に来る時がある。内容は仕事の進め方をどうしましょうかとかといったもの。自分としては、頼ってくれているのか思い、親身になって(いるつもり)で相談にのる。しかし、時間をおかずに別の人に同じことを聞いているのだ。しかも自分の目の前で。

「その人に聞きたいのだったら、俺に聞くなよ。」と思ってしまうのだ。あまり具体的な答えを出さないようにして、考え方を示すような言い方をしているのも原因かもしれない。

本書にあるように、「相談する相手を考えろ」というのには同意。何も考えずに、あまりその課題に関係ない人に相談しても良くないと思う。お互い嫌な思いもするし。

また、興味深いのは、報告・相談において上司と議論してはいけないということ。確かに、そのとおりだと思う。報告・相談をコミュニケーションの場と捉えると、相手をいい気持ちにさせた方がよい。部下は上司を説き伏せたと思っていても、部下にやりこめられて嬉しく思わない上司はいないのは当然だ。

報告・連絡・相談を行うための良好なコミュニケーションを保つための方法も載っている。

気になったキーワードは「チューニング」と「相手より一つ多くストロークを返す」。

「チューニング」とは、相手の波長に合わせて対応を変えること。例えば、相手が明るく話すのであれば明るく対応し、熱意があるなら熱意を持って対応するということ。

「相手より一つ多くストロークを返す」とは、例えば、挨拶で「おはよう」と声をかけられたら「おはようございます。森田部長。」と一つ言葉を追加して返すこと。逆に、「北野君、おはよう。」と言われて、「おはようございます。」と言葉を減らしてはいけない。

どこに書いてあったか忘れたけど、周囲への「配慮」と「謙虚さ」が必要と説く。自分の手柄であっても、上司の手柄にしてしまった方が仕事がやりやすくなるというのは、確かに一理あるかも。

星4つ。

仕事をもっと効率的にやりたいなーと思う人にお勧め。ちょっとしたヒントが隠れていると思う。

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