読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「置き石」発言で世間の反感を高めたJR西日本。不祥事への対応は企業の存亡に直結する。平時の備えから緊急時の情報発信、弁護士の使い方、記者会見の仕方まで、会社を守る危機管理広報のあり方を実践的に説く。
事例が豊富で、実践的な手引きもあるし、とても興味深く読んだ。
どのようにすると世間からの反感を勝ってしまうのか、どのように伝えるべきだったのか、あらゆくケースから見出した共通する問題と対応策を探っている。
まず初めに謝罪の意を示すのが重要だと認識した。アメリカでも謝罪が主流になりつつあるというのも面白かった。交通事故なんかで「I am sorry」と言うと、自分の非を認めたということになると思っていた。州によっては「ソーリー法」なるものがあって、謝罪しても罪を認めたことにはならないそうだ。
ただ、企業名が匿名なのが残念だった。雪印とか東横インとか読めばわかる。
星4つ。
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