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片道一時間として一週間で十時間、一年では五百時間もの自由時間!通勤電車を意識すると時間が増える、人生が変わる! ビジネスマン教授として活躍する著者が自らの体験から説く「通勤電車と成功の不思議な法則」。amazon
刺激的なタイトルだけど、言っているのは時間を有効的に、効率良く使うようにしましょうよ、ということ。長い通勤時間も確保しようと言っている。
通勤時間を有効に使うのは賛成。自分の場合、片道約1時間、往復で2時間。1週間で10時間、1ヶ月で40時間。1年で480時間。これは大きい数字。
自分が心がけているのは、読書。読書は趣味になりつつあって(というよりほとんど趣味)、これだけ多読できるのはこの通勤時間を有効に使っているからだと思う。かばんには少なくても1冊、多い時で3冊ぐらい本を忍ばせている。読んでて、ピンときた言葉や、これやってみようということを思ったら、携帯を取り出してそのページの番号をメモしておく。買った本なら、ペンでその箇所に線を引くというのもありだと思うけど、借りた本がほとんどなのでこんなやり方。
この本に書いてあるように、朝の通勤時間内にその日一日の仕事の組み立てを考えるのはよくやってる。飯田橋あたりで電車からドッと人が降りるので、そのあたりに本から目を離して考える。「あ、やべ。あの仕事やるの忘れてた」っていうのを思い出したりするので、効率よく仕事に着手できる。
どこかの本で読んだけど、午前中は思考したり、考えたりするのが必要なことをやって、午後はその考えを資料にまとめたりするのが脳にとって効率が良いんだそうだ。なので、そのような仕事のスケジュールを電車の中でたてている。
この本では、連絡事項は朝のうちにしてしまったほうが良いと書いてあったので、それも実践してみようかな。
印象に残った言葉。
p.120 「結果が出ない原因は、環境でなく自分にあることを認めて全力を出すこと。」
そうなんだよねー。とかく自分は環境のせいにしがち。ほんとは自分ができてないことが多いんだよね。反省。できない理由を考えるのではなく、できるようにアイデアを練っていこう。
p.124 「まずはやり始めることが大事。やり始めたら、"良い加減"で続けること。すぐに結果を求めるから3日坊主になる。」
すぐに結果を求めてしまう傾向にある自分。この言葉は仕事だけでなく、趣味にも生かせると思う。
星3つ。
独りよがりなところもあったけど、こういう自己啓発本も面白い。通勤電車でついつい寝てしまう人にお薦め。1時間くらいで読める。