忍者ブログ
読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
270. 269. 268. 266. 267. 265. 264. 263. 262. 261. 260.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

超ハウス・ディスク・ガイド―GROOVE presents

とりあえず、この本についても書いておこう。

House DJのみならず、Houseダンサーもマスト・バイな1冊。

絶版になっているHouse Legendのディスクレビューを丸ごと1冊にしたような本。

本書では90年代を「ハウス黄金期」と位置づけている。確かに、この時期は良質なハウスミュージックが量産されていたと思う。自分がハウスという音楽にハマったのも、この時代をリアルに体験したからだ。 「ハウス黄金期」と位置づけているが、その言葉前に「最初の」と付けて「最初のハウス黄金期」とるので、これから第2、第3の「ハウス黄金期」が来ることを期待しているのだろう。

「ハウス黄金期」に掲載されているのは自分が所有している盤が多い。House Legendに掲載されていないで、「この曲もいいんだけどな~」と思っていた曲も掲載されていた。例えば、Loni ClarkのRushing。これ、ほんと大好き。空耳的にRushingが「ワッショイ」と聞こえる曲。MOOD ? SWINGがremixしたdubバージョンは、ずーっと「Rushing、Rushing、Rushing・・・」とループするので、クラブでプレイされると「ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ・・・」と尿太郎達と騒いでいたのを思い出した。

あと、Size 9のI'm Readey。この曲も入っているのが嬉しい。ハウスのテンポからロービートのブレイクビーツに変化し、その後ピッチが徐々に上がり「これでもか!」と言わんばかりにドラムロールが延々と続く、なんともしつこい楽曲。解放されそうでされない、「じらされ感」は今でも記憶に鮮明だ。

この「ハウス黄金期」の章では、US HOUSEの節、DEF MIXの節、Masters At Workの節、ハードハウスの節と、分かれて記述されている。地域、作り手、ジャンルといった別の角度からの分類なので、これらを並列にするのはどうかと思うんだけど、ハウスという曖昧なカテゴリーは分類に苦労するのだろう。

2000枚もの盤が収録されている本書なんだけど、残念なことに「え?どうして、この曲入ってないの?」というのもある。

例えば、3章には日本人クリエイターの作品が掲載されているんだけど、その中にはJazztronikのアルバム「Cannibal Rock」は載っている。しかし、ハウサーの大好きな「SAMURAI」は無いんだ。「Cannibal Rock」を入れるなら、「SAMURAI」も必須でしょ。 YUKIのJOYは載ってたけど、A.K.のSay that you love meは載ってない。他には、Agora RhythmやStudio Apartmentの記述もなかった。Agora RhythmのNew HopeやStudio ApartmentのFlightは載っていていいと思うんだけどな。

購入した本なので、興味ある人は貸しまっせ。

もちろん、星5つ。家宝になります。

PR
この記事にコメントする
NAME : 
TITLE : 
COLOR : 
MAIL ADDRESS : 
URL : 
COMMENT : 
PASSWORD : 
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
HN:
てつ
性別:
男性
ブログ内検索
忍者ブログ | [PR]
shinobi.jp