読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「自分の目で見たこと」は信じてよいか? UFO、虫の知らせ、星占い……。科学的には証明できないことも、実際の体験をとおして信じてしまう。しかしその「体験」は、本当のできごととは限らない!超常現象の実在を信じてしまうのは、人の思考システムの本質がかかわっている。amazon紹介
「体験したのだから、不思議な現象(心霊現象や超能力現象)が存在する」と考えるのは間違いだ。体験しただけでは、それが真の不思議現象の実在を示すものなのかはわからない。『認知的錯誤』の産物なのか区別がつかないから。
認知的錯誤とは、記憶が刷りかえられたり、省エネの思考で現象を認識したりすること。そのようなことを具体的事例を示して、説明している。「2年目のジンクス」や「ネッシー」の等の身近な事例が多いので、とてもわかりやすい。
こういう本を読むと、いつも真正面から信じてしまう自分の傾向を戒めることができる。
星3つ。
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