読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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陸上選手、機械オタク、優等生、美少女。高3の夏、ぼくたち4人がはじめた「ゲーム」は、大学入試をカンニングで突破することだった-。手に汗握り、最後はホロリ。清くなく、正しくない、青春コンゲーム小説。
タイトルに惹かれて手に取った本。
姉の死の謎を究明するために、馳田学院に入学することを決めたのは、なんとか理解できる。だからといって、カンニングしてまで入学するっていうのは、やはり理解に苦しんだ。
カンニングするよりも、ちゃんと勉強して受験した方がいいのに。でも、こういう考えは著者も想定してのことなんだろう。
キャラクタはたっていたものの、なぜ鈴村女史がそこまで不正を憎むのかとか、教授の素晴らしさとか、そのあたりが描かれていなく消化不良。イマイチ、感情移入できなかったのが残念。
昔やっていた映画「カンニング大作戦」(タイトルうろ覚え)みたいなノリを描きたかったのかな。それなら、もっとくだらないカンニングの仕方を考えてくれたほうが面白かったと思う。
星3つ。エンターテイメントとしては楽しめる。かな?
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