読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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想像以上に面白かった。
書籍だけにしかない白石さんのインタビューというか、独白というか、そういうのも楽しめまた。
何事にも回答を出そうという姿勢に感服。
たとえば。
Q.「リュウとケンはどっちが強いんですか?」という質問には、以下の回答。
A.「リュウとケンとは、この場合、誰のことを指すのでしょう?
(漫画のキャラクターか何かですか・・・?)
推測の域は出ませんが、竜雷太と松平健の場合、
全盛期ならおそらく竜雷太の方が腕力は上だと思われます。(白石)」
それ以外にも、くだらない質問にも丁寧に回答。
素晴らしいのは、「受容」→「共感」→「提案」の流れ。
どんな質問もあるがままに受け入れて、それを相手の気持ちになって理解し、商品やサービスなどを提案していくという流れ。営業マンならずとも技術職でも使える普遍的なものを示唆しているんじゃないかな。
Q.「車欲しいです、売ってください。(矢澤博之)」
A.「ご要望ありがとうございます。
自動車の売買について、生協は取扱しておりません。
ご参考までに、
当店にて「クルマ選びの決定版最新マイカー選び」という本を
販売しておりますので、ご検討の一助となれば幸いです。」(白石)」
上の質問と回答は、「受容」→「共感」→「提案」の流れとは違うけど、できないことはできないとハッキリ言った後に、最後は提案に結び付けているところが素晴らしい!
単なるネタ本というよりは、耳の痛い顧客からの苦情をビジネスに変えるというようなヒントがいっぱい詰まっていると思う。
星4つ。
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