読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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直木賞作家が贈る青春グラフィティ。1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。
バブル時代の青春モノって感じ。
主人公が名古屋出身で、名古屋に2年間ぐらい住んでいた俺は懐かしく思った。
短編集で、時代が前後しながら綴られるんだけど、面白かったのは後半の2本。
特に「彼女のハイヒール」が、いかにもトレンディードラマ風な話の流れが、面白かった。
いやいやながらお見合いをさせれられる主人公の久雄と洋子の話。洋子はかなり気が強くて、いやな相手に会うときはヒールの高い靴を履いて相手を威圧する。だんだん久雄と打ち解けてヒールの低い靴に履き替えるんだけど、ある出来事をきっかけに高いヒールの靴に履き戻すという話。
若い時の恋愛っていいな〜って、ちょっぴり思ったりして。
奥田英郎は恋愛ストーリーを書かせても面白そう。
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