読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「会社法」は上場企業から中小企業まで三〇〇万社以上ある日本の企業の基本法だ。「株式会社」という仕組みが圧倒的に普及し、「コーポレート・ガバナンス」の重要性に対する認識が国際的に高まる中、会社をめぐる環境は激変している。新法制定の背景と内容をわかりやすくコンパクトに解説しながら、会社の未来を展望する。
<目次>
第1章 なぜ、いま新「会社法」か(世界に広がる「株式会社」なぜ、いま新「会社法」か ほか)
第2章 株式会社の機関(なぜ法は株式会社に機関を要求するのか株主総会とは何か ほか)
第3章 株式会社の資金調達(利害調整法としての会社法株式と資金調達 ほか)
第4章 設立、組織再編、事業再生(株式会社を設立するには自由度を増した組織再編 ほか)
第5章 会社法はどこへいくのか(ライブドアの衝撃これからのコーポレート・ガバナンス ほか)
岩波文庫。
これも、入門書なのか〜。入門書とはいいながらも難しかった。
この前に読んだ同じ岩波文庫の「憲法とは何か」よりは理解しやすかったとは思うけど。
ある程度の、会社法の知識がある人では無いと理解は難しいかもしれない。例えば、起業しようとしている人や起業した人、M&A等の実務を行っている人とか、そんな人が読むと理解しやすいと思う。
それでもこの本を通して、日本経済をどのように変えていこうとしているかという意志をおぼろげながら理解することができたかな??
理解できたというより、雰囲気を掴んだと言ったほうがいいぐらいのレベルだけど。
理解しやすかったのは5章の「会社法はどこへいくのか(ライブドアの衝撃・・・) のところ。こういう風にある程度の背景を理解していると、こういう本を読んでも理解できるね。
「会社はだれのものか」を先に読むと、少しでも理解の手助けになる。この本でも引用されていた。
星3つ。
内容が高度で難しかった。
でも、会社員として、会社で働いている人は読んでおいて損はないと思う。
なんか、ピンときた記述。
取締役等は、広い裁量権を与えられ、事業経営に際しては原則として過失責任である。つまり、過失がなければ責任を負わない。経営にはリスクがつきものであり、過失がない場合にまで結果責任を負うのは適切ではないからである。ただし、内部統制システムを整備を整備する必要がある。整備していれば、仮に従業員による違法行為があったような場合でも取締役は個人責任は負わない。
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