読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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美丘、きみは覚えているだろうか。ぼくときみがいっしょに暮らしはじめた八月。あの夏の光と夜のやさしさを―。残された命を見つめ、限りある生を全力が走り抜けた美丘。彼女が生きたことの証として最期を見届ける太一。奇跡のラストシーンに向かって魂を燃焼しつくした恋人たちを描く、号泣の物語。
久しぶりに読んだ恋愛もの。
ちょっと、出来すぎなんじゃない?なんて思いながらも、ドンドンとハマっていった作品。
ベタなんだけど、こういうの意外と好きみたい。新しい自分の発見かも。
ただ、ストーリー展開は、「世界の中心で、愛をさけぶ 」に似ていると感じた。 難病で死んでしまった彼女である美丘のことを主人公の男が過去を振り返りながら語っていくといった展開だから。
この本を読みながら 「何のために生きるか」って考えたりした。20歳前後の若さでこの世を去ることを悟った美丘の心情とか、それで感じたことなんかを、もっとえぐって書いて欲しかった。
星4つ。
著者の臭くて気障な文体に好き嫌いは分かれると思うけど、セカチューを気に入っていたら読んでみて。
そういえば、「世界の中心で、愛をさけぶ」は読んでて泣きそうになったんだっけ。。。
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