読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。
著者の作品を読んだのは「僕たちの戦争」「明日の記憶」に次いで3作目になる。
久しぶりに読んだ小説だ。
俺はこういう青春ものが大好きなんだなー。ど真ん中だもん。爽快感がたまらない。嫌なことは忘れさせてくれるよ。
クロマニヨン人がお父さんという不条理な設定ながら、「自分って、いったい何者なんだ?」と少年時代に感じていたものをうまく表現してくれていると思う。
自分は世界からみると、たった64億分の1。しかし、自分は一人しかいない。そして、自分はミッシングリンクなんかではなくて、密接に繋がっているんだ。誰かからのバトンを受け継いでいるのだということを教えてくれたような気がする。
星5つ。
オススメ。
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