読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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「一億総中流」時代が終わり、格差が広がりつつある日本。人も会社も横並びが崩れ、「勝ち組」と「負け組」にはっきり分かれていく今、私たちが生きているのは「縦並び社会」ではないか―。取材班は、格差の現場を歩き、読者とともに紙面を作り、日本の目指すべき針路を探った。
どこかで読んだことがあると思ったら、毎日新聞に連載されているものだった。
働きたくても働く機械の無い若者、働けても安い時給でしか働けない者。ここで挙げられているルポや記事について、間違ってはいないのだと思うが、極端な例が多すぎるように思う。
特に顕著だと思うのは、「ネット株に熱中する主婦達」。この記事では旦那と子供を送り出し、PCを起動し株をやるというある主婦の日常が書かれている。パート代は月に1万円にしかない、そんな主婦の話。一見公平に見える株式市場だけど、勝ち組の村上ファンド等を筆頭に資金を持つ人たちは優遇されているとか。
うーん。そもそも、株なんて公に認められたギャンブルなんだから。それに手を出すということ自体が、すでに考え方を間違えているのではないかと思った。
とはいいながらも、格差が進んでいっているのは事実だと思うのだが。
星3つ。
ちょっと刺激が足りないと思う人にお勧め。
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