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労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている! 実際に「ワーキングプア」に陥って生活苦にあえいでいる人たちへのインタビューやさまざまな統計データとともに、「ワーキングプア」の平均像を浮き彫りにする。
「ワーキング・プア」は昨今のキーワード「格差社会」と密接な関連性を持っている言葉だと思う。この「ワーキング・プア」という言葉を初めて耳にしたのは昨年(2006年)の7月だった。NHKの特集を機に一気に認知された言葉だと思う。
朝日新聞やAERAではどちらかというと煽るような記事が多いが、この本は冷静に書いていると思う。
本書において、「ワーキング・プア」とは「働いているのに年収200万円に満たない人」と定義している。
年収200万を単純に12ヶ月で割って、月々の収入を計算すると約16万6千円。ここから、家賃、光熱費等を支払っていくと生活するのにやっとだ。年金なんて払えたものではないと思う。
本書を読むと分かるのだが、誰もがワーキング・プアになる可能性があるんだ。それは自分も例外ではない。
気になった記述。
突然のリストラによって再就職先等での低賃金所得になっても、生活水準を簡単に落とせない。これを履歴効果と言う。
→履歴効果ってわかる。すぐに生活水準を落とすのって難しいよ。もし、そうなったらどうしようかと考えてみた。まずは車を売ることからはじめるんだろうな。
副業の考え
→大企業でも一夜にして倒産するということを考えると、収入の対象は複数あって良い。最近は企業も副業を認めるような傾向にある。
星4つ。
今就職活動している人達はぜひ。また、俺ら世代も読んだ方がいいと思う。