読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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青年実業家気取りのパーティー屋ヨコケン。むっつりすけべの一流商社マン、ミタゾウ。高飛車で強がりのモデル、クロチェ。ひょんなことから10億円強奪の計画に乗ることになった3人だが……。今クールは気に入ったドラマが無いので、いつもはドラマを見ているような時間を読書にあてている。
昨日の夜から読み始めたら、本を閉じることができなかった。
奥田英朗、恐るべし。
良質のアクション映画を観ているような感覚。
映画の原作になりそう。
この人の書く人物はキャラクターがしっかりしている。
昨日読んだ、「イン・ザ・プール」の主人公伊良部もそうだったし、今回出てくる3人のヨコケン、ミタゾウ、クロチェもキャラクターがしっかり描かれている。
だから、感情移入がしやすいんだろう。
ストーリーもよく練られていて、ラストのどんでん返しはとても気持ちがよかった。
AMAZONのレビュー見ると、そんなに評価は高くないみたい。「最悪」や「邪魔」から読み始めた人は傾向が違うと敬遠するんだろう。
自分は「サウス・バウンド」から入ったので、こういう作風の方が好きだね。
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