読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ニート問題から財政赤字、平成不況まで、いかにももっともらしい議論がメディアを飛び交っている。じつは国民的「常識」の中にも、根拠のない“ダメ議論”が紛れ込んでいる。そうした、人をその気にさせる怪しい議論を、どのようにして見抜くか。そのための五つのチェックポイントを紹介し、実例も交えながら、ダメな議論の見抜き方を伝授する。論理思考を上手に用い、真に有用な情報を手にするための知的技法の書である。
議論が雰囲気で決まってしまうというダメな議論に陥らないようにしようという趣旨の本。
巻末におさめられている「おわりに」を読んで、4章と5章を読めばいいかな。
本書の趣旨は、雰囲気や言説に流されず本質を見ようというものだった。
自分はちょっと逆の見方をしたかもしれない。いかに雰囲気を作れば議論を自分の思い通りにコントロールできるかということ。
仕事をしていく中で、論理だけでは仕事は進まない。だから、いかに良い雰囲気、有無を言わせない雰囲気をつくることが大事だと感じているから。
本書に挙がっている例題を参考にして、ダメな議論をどのように展開していけば良いかというのが理解できた雰囲気になった。
星3つ。
この本は逆の目線から読んだ方が良いと思う。
PR
この記事にコメントする