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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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熱は下がったものの、体がだるく食欲もあまり出ないため家でのんびりしていた。
読み終わったのは、「ビジョナリー・カンパニー」

企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。

本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)

ビジネスマンなら読むべき本だと思う。
先見性のある企業(ビジョナリー・カンパニー)には共通してどのような特徴があるかというのを書いてある本。

出版が1995年と古いので出てくる企業は今となっては「?」のつく企業もいることは確かだけど、なぜその「?」の企業がビジョナリー・カンパニーでなくなっていったのかを自分なりに類推していくのも楽しい。

本書には企業家の含蓄ある言葉も多く載っていて、それらを読むのもまた楽しい。
下は自分にとってピンっときた言葉。

ヘンリー・フォード
『自動車業界で莫大な利益をあげるべきだとは思わない。適度な利益が望ましく、過度の利益は望ましくない。利益は適度に抑えて、販売台数を多くする方が良いと、私は考えている。・・・なぜなら、車を買って、車にのるこをと楽しめる人が増え、そして、十分な賃金で雇用できる人数が増えるからだ。この2つの目標を達成することに、わたしは人生を賭けている。』

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