読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!
短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
短編集なんだけど、各編が見事につながっている。
主人公の陣内という男がとてもいいキャラクタとなっている。
強引なレトリックと説得力が素晴らしい。
こんな、特殊なキャラクターを描かせたら右に出るものはいないね。
著者独特の世界観が十分に堪能できると思う。
この作品は、殺人とか放火とかというのもないし、後読感がとてもいい。
本の表紙もかわいいでしょ?
星5つです。
下はチルドレンのポップ。
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