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読書の記録がメイン。後は、つぶやき的な記録。
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振り返ると、2005年は読む本の傾向が変化していった年だった。
今まではビジネス書的な仕事に関係のあるような本をメインでチョイスしていたけど、小説のようなストーリーがあるものを好んで読むようになった。

前年よりたくさん読んだのは多分通勤が関係しているんだろう。
豊洲になってからは乗り換えがなくなって、しかも通勤に1時間ぐらいかかるので電車の中で本を読むのに適しているのだと思う。

また、Webで図書館の本を予約できるということもあって、気になる本はお金を気にせず読めるようになったのも大きい。
新刊とかビジネス書は図書館に蔵書されるのが少ないけど、発売されてちょっとたった小説は予約しておけばだいたい読めるから。

今年、心に残った本のベスト5を挙げてみる。
まだ手元に読みかけの本はあるけど、現時点でのベストということで。

ゴーリキが今年読んだ本という観点で選んでいるので、新刊で発売されたのは2005年以前だったりします。

1.サウス・バウンド/奥田英朗
41ed1e2c.jpg


文句なしで2005年のベスト。
初めて読んだ奥田英朗の作品であり、ほんとにドキドキワクワク、涙を流しそうになって読んだ本。
この本で奥田英朗の世界にハマり、以降彼の作品を読み漁ることになる。
著者の他の作品「真夜中のマーチ」「空中ブランコ」「インザプール」「東京物語」も楽しめた。

2.陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎
陽気な


発想とか、着眼点とか、ストーリーの中での会話の面白さは群を抜いていた。
映像が目に浮かぶほどの出来。伏線の貼り方、まとめ方、いいっすよ。
彼の他の著書、「魔王」「グラスホッパー」「ラッシュライフ」「i love you」「チルドレン」「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」も今年読んだ。
この人の本はどれも面白くて、多少の面白さでは納得いかなくなっている。

3.さまよう刃/東野圭吾
さまよう刃.jpg
娘を強姦の末に殺された父の復讐劇。
表現はグロテスクな部分もあるけど、考えさせられる作品。
他には「殺人の門」「ある閉ざされた雪の山荘で」「手紙」「片想い」など。
相変わらずのレベルの高さ。ミステリを書かせたら天下一品。
今年の新刊「容疑者Xの献身」が未読なのが心残り。

4.会社はだれのものか/岩井克人
会社は誰のものか.jpg
ホリエモンの球団買収騒動に端を発した会社は誰のものか、今年の日本放送の株取得でさらに考えさせられた。
会社という組織に属している人は必読なんじゃないかな。
旅行へ行く時の飛行機の中で読んだので、なぜかこの本は機内食のイメージがある。

5.28年目のハーフタイム/金子 達仁
28年目
再読の作品。今読んでも面白い。
アトランタオリンピックの話で、川口と中田(英)の話に深くえぐりこんでいるのがいい。
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