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カリフォルニア州サンノゼ発--Apple Computerは米国時間12日、長らく噂にのぼっていたビデオiPodと新しいiMacを発表した。また、音楽ビデオやテレビ番組、映画の購入が可能なiTunesのアップデート版もこれにあわせて公開された。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20088770,00.htm
最近のアップルの動きはとても活発だ。
ちょっと前にiPod nanoをリリースしたかと思いきや、今回はこのビデオiPodを発表した。
画面サイズが2.5インチであり、このような画面サイズで映像を観るのはツライと思うのは正直な感想。
自分なら躊躇して購入しない。画面が小さすぎるって。
ちゃんとした映像が観たいなら、俺は迷わずPSP(プレイステーションポータブル)をお勧めするし、自分もPSPを購入するだろう。
それはアップルのCEOのスティーブ・ジョブスも十分理解していると考える。
アップルの狙いは3つあると思う。
iPodで音楽と映像を携帯する環境の下地を作ること。
ポッドキャスティングをさらに普及させ、映像版のポッドキャスティングを浸透させること。
そして、iTuneで音楽コンテンツの購入に慣れた人たちに対して、映像コンテンツの購入にも対価を払うということに不快感を与えないようにする下地を作ること。
そのためのビデオiPod投入だと俺は考える。
映像コンテンツが良いものでなければ、誰もビデオiPodを購入しないだろう。
記事で気になるのは、映像コンテンツの提供にDisneyの文字があること。
Disneyを味方につけたのは強い。
さらにはPIXERの映像コンテンツも提供するということなので、こちらも力強いと思う。
くしくも、今日は楽天がTBSの筆頭株主になったというニュースがあったばかり。(参照)
いわゆるネットと放送の融合が進むことで、強力な映像コンテンツの提供により、まさしくアップルの思惑通りに行くんだろう。
(う〜ん。関係ないけど、TBSの株を買っとけばよかった。。。)
センセーショナルな製品をコンシューマ市場に投入し続けるアップル。
かたや、最近は「ん?まだいたの?」と存在感の薄いマイクロソフト。
1995年に、Windows95がコンシューマ向けに投入されて、OSの覇者はマイクロソフトで、勝ち組の名を欲しいままにしていた。
WindowsとIntelを掛け合わせて、「ウィンテル」という造語もあったくらい。
その頃、アップルはもう立ち直れないだろうなんて言われていた。
それがいまやコンシューマ市場において立場は逆転している。
もちろん、マイクロソフトは企業向けの製品群に注力しているので、コンシューマは手抜きになっているかもしれない。
一方アップルはiPodを武器に、これほどまでにコンシューマに浸透し支持されている。
もうアップルは負け組みなんて言われないだろう。
1995年から10年経っていないのにこの変化。
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